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おはようございます。
 週明け5日のNY株。
 ダウは199.90ドル安の3万3562.86ドル、ナスダックも11.34ポイント安の1万3229.43ポイントと小幅反落。 
 5月サービス業PMI改定値は54.9と、速報値55.1を下回り、総合PMI改定値も54.3と、速報値54.5を下回りました。
 5月ISM非製造業景況感指数は50.3と、4月の51.9を下回りました。
 4月の製造業受注は前月比+0.4%と、3月の+0.6%を下回りました。
 中国5月財新非製造業PMI57.1と4月の56.4から上昇し、好不況の分かれ目である50を上回りました。香港ハンセン指数は158.56(0.84%)高。
 日本株。
 昨日の日経平均は、窓を開けて寄ったあと、じり高となり693円の高値引け。予想以上に強い動きでした。空売り筋の買戻しでしょう。今までの利益が吹き飛んだと思います。
 では買い方投資家はどうしたら良いか。勿論先は長いので慌てる事はありませんが、じっと我慢していた投資家は手持ち株の上昇でキャッシュ比率が下がったと思いますので、ここは若干比率を戻して置くところだと思います。メジャーSQを前にして投資の基本「リバランス」です。ただし、相場に乗れなかった方でキャッシュばかり溜まって売るものが無いからと言って、空売りはよしましょう。
 本日の日経平均予想レンジ 3万2000円~3万2200円
 本日の予定
4月家計調査 8:30
4月毎月勤労統計調査 8:30
5月の車名別新車販売 11:00
マクドナルド5月既存店売上高 15:30
4月ユーロ圏小売売上高
おはようございます。
 今日は、日経平均の3万2000円乗せと、先週金曜日に4%高となった香港ハンセン指数の「底入れ」が注目されます。特に香港ハンセン指数は前日木曜日に年初来安値となっていただけに、今日の動きは重要です。
 勿論、日経平均急伸の背景の一つに、アジア株投資の中心が中国から日本に移った事がありますが、日本にとって中国経済の象徴である株価が下げ止まる事は悪い事ではありません。
 そして国内では日足で久々に4%を超える上昇となった4751サイバーエージェントの動きにも注目しています。当社は2年前までマーケットのスター銘柄として個人投資家の人気を集めていましたが、この2年間は壊滅的な下げとなっていました。復活相場がスタートしたら塩漬け個人投資家の気持ちを明るくして、マーケット全体にも好影響を与えます。特に個人投資家の間では、日経平均が急伸する割には手持ち株が上がらずストレスが溜まっていました。ダメ銘柄の筆頭が復活したら、今の大相場をようやく実感することでしょう。
 米雇用統計を受けてのダウ700ドル高でしたが、週末休みの間に投資家の興奮は若干冷めています。色々な意味で今日の動きは重要です。
 本日の日経平均予想レンジ 3万1800円~3万2000円
 本日の予定
5月財新非製造業PMI 10:45
米5月ISM非製造業景況感指数 23:00 予想は52.5(4月51.9)
米4月の製造業受注 23:00
米5月JPモルガン・コンポジットPMI
クリーブランド連銀メスター総裁挨拶 6日2:30
おはようございます。
 日経平均は5月17日に3万円を超えたと思ったら、明日は3万2000円を付けるかもしれないと言う勢いです。この間下げたのは5月23、24日、と31日の3日間です。「下げたら買い」方針の投資家の方のどれだけが買えたでしょうか。逆にこの下げに慄き、買えなかっただけではなく持ち株を減らしてしまったのではないかと心配しています。
 総合乖離が週末28.45%と最近では最高値です。日経平均の移動平均乖離率は+7%を越えたら危険と言われます。総合乖離は25・75・200日の合計乖離率ですから、3つを足した+21%が危険ラインと言う事になります。20年3月のコロナショックの時は-70%台になり、戻る過程で+40%台となった事もありますが、長期間の観測では確かに参考とすべきテクニカル指標です。
 ただ、この種の逆張り投資のテクニカル指標には大きな欠点があります。トレンドが発生した場合、リスクシグナルを発生したまま相場が上昇(又は下降)する事です。騰落レシオでも80%以下が買い場で120%以上が売り場と言われますが、140%を付けても上がり続けることもあります。
 逆張り投資家から「今までの儲けをこの上げ(下げ)で全部吐き出したよ」と言う話をよく聞きます。決して逆張り投資法が悪いとは言いませんが、今回はベテラン投資家にとっては、人生最後の相場になるかも知れません。悔いのない投資をして欲しいと強く思います。今回の相場はまだ2年位残っていると思います。但し一定のキャッシュポジションを維持することはリスク管理の基本ですので、そこはしっかり守りましょう。
 週後半の予定
 8日(木)
1~3月期GDP2次速報値 8:50
4月国際収支 8:50
対外・対内証券売買契約 8:50
5月都心オフィス空室率 11:00
5月景気ウォッチャー調査 14:00
5月の景気ウォッチャー調査 14:00
決算 積水ハウス
米新規失業保険申請件数 21:30
 9日(金)
5月のマネーストック 8:50
メジャーSQ
中国5月CPI・PPI 10:30
ロシア中銀が政策金利発表
おはようございます。
 週末2日のNY株。
 ダウは701.19ドル高の3万3762.76ドルと、上げ幅は今年最大。ナスダックは139.79ポイント高の1万3240.77ポイント。
 5月の雇用統計非農業部門雇用者数は+33.9万人と、予想+18万人や4月の+25.3万人を大きく上回りました。平均時給は前年比+4.3%と、4月の+4.4%を若干下回りました。前月比でも+0.3%と4月の+0.5%を下回っています。失業率は3.5%と予想通りで4月の3.4%から若干悪化。雇用者数の予想以上の伸びで景気後退懸念が払しょくされ、平均時給の上昇率鈍化でインフレ低下の兆しが見えたとして、いいとこ取りの大幅高となりました。雇用統計の数字が投資家の要求する範疇にピタリとはまったと言えますが、私には「はめ込んだ」と言う印象です。上がりたがっていたNY市場にとって要求する数字はかなり緩いものになっていたと思います。
 日本株。
 昨日の日経平均は、週末や雇用統計を前にしても押すことなくじりじりと上昇し、376円高の3万1524.22円と33年振り高値を連続更新。25日移動平均線は3万54円に上がって来ました。CME日経平均先物は3万1960円と更に値を伸ばしています。
 5月マネタリーベース平均残高は前年比1.1%減の672兆7323億円と、昨年5月以来の高水準だった4月の675兆9281億円は下回りましたが、引き続き高水準を保っています。マネタリーベースとは市中の現金と日銀当座預金の合計で日銀の通貨供給量の事です。
 来週前半の予定
 5日(月)
5月財新非製造業PMI 10:45
米5月ISM非製造業景況感指数 23:00 予想は52.5(4月51.9)
米4月の製造業受注 23:00
米5月JPモルガン・コンポジットPMI
クリーブランド連銀メスター総裁挨拶 6日2:30
 6日(火)
4月家計調査 8:30
4月毎月勤労統計調査 8:30
5月の車名別新車販売 11:00
マクドナルド5月既存店売上高 15:30
4月ユーロ圏小売売上高
 7日(水)
5月上中旬の貿易統計 8:50
4月景気動向指数 14:00
中国5月の貿易収支 
米4月の貿易収支 21:30
米4月消費者信用残高 8日4:00
おはようございます。
 1日のNY株。
 ダウは153.30ドル高の3万3061.57ドル、ナスダックも165.69ポイント高の1万3100.98ポイント反発。
 5月ADP全米雇用リポートは+27.8万人と、予想+17.0万人大をきく上回りましたが、4月の+29.1万人は下回りました。
 先週分新規失業保険申請件数は23.2万件と、予想23.5万件、前回の23.0万件とほぼ同水準。失業保険継続受給者数は179.5万人と、前回の178.9万人を若干上回りました。
 この指標で金融政策の不透明感が広がり、ダウは売りが先行していましたが、その後5月のISM製造業景況感指数が46.9と、予想や4月の47.1を下回ると、FRBが利上げを見送るとの見方が出てプラス圏に上昇しました。ただ、翌日に雇用統計を控えて上値を追う展開とはなりませんでした。ナスダックは終値で昨年8月以来約10カ月ぶりの高値。
 中国5月の財新製造業PMIは50.9と、4月の49.5から上昇し、景況悪化と改善の分かれ目となる50を予想に反して上回りました。香港ハンセン指数、上海総合指数共に動きなし。
 日本株。
 昨日の日経平均は、寄り前発表の1~3月期法人企業統計(全産業の売上高は前年同期比5.0%増と、8四半期連続の増収。経常利益は4.3%増で、2四半期ぶりの増益。GDP改定時の基礎となるソフトウエアを除く全産業の設備投資額は前年同期比10%増と、8四半期連続のプラス)を受けて、NY株安でマイナススタート後一気にプラス圏となりました。その後、米下院で法案が可決されると材料出尽くし感で急落して再びマイナスになり、その後また買われると言う目まぐるしい動きとなりました。
 引けは予想以上の260円高で、また買いを逃した投資家は多いと思います。来週の25日移動平均は急激に上がって来ます。当然それを基準にした買い場の水準も上がって来ます。「買い難い場面が続きながら上がる」と言うのが今回の相場の特徴です。指数ばかり上がって面白くないですが、買うしかないようです。
 5月21~27日の対内証券売買契約(財務省ベース外国人)は3792億円の買い越し、投資部門別売買状況(取引所ベース外国人)も3816億円の買い越しと、外国人投資家の買いは続いています。
 本日の日経平均予想レンジ 3万1200円~3万1500円
 本日の予定
5月マネタリーベース 8:50
米5月雇用統計 21:30 予想)18.0万人増(4月25.3万人増)、失業率3.5%(3.4%)、平均時給前月比+0.3%(0.5%)