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2019.03.26 この下げは、
おはようございます。
 週明け25日のNY株。
 ダウは14.51ドル高の2万5516.83ドル、ナスダックは5.13ポイント安の7637.54ポイントとひとまず下げ止まった感じでした。NYSE出来高は8億7905万株。
 今年最大ダウ460ドル安の後、この日も引き続き景気の減速懸念が重しとなり、NY市場は軟調なスタートでした。しかし、急落による値頃感からの買いと、トランプ大統領選のロシア疑惑が確認されなかったことを好感し、ダウはプラス圏で終えました。ボーイング(2.3%高)とキャタピラー(1.2%高)の中国関連がダウを支えました。
 2月シカゴ連銀全米活動指数は-0.29と予想の-0.38より若干良く、その前に発表されたドイツの3月IFO企業景況感指数が横ばい予想に反して上昇したことも好感されました。
 日本株。
 足元楽観ムードが続いていた反動でしょうか、2万1000円割れは想定以上の下げでした。日経平均は25日、75日移動平均を一気に割れましたが、今日は75日移動平均をまず取り返すことになると思います。
 さてそれからどうなるかですが、金利と株価の関係を確認したいと思います。相場の初期は、低金利は景気を良くし株価に好材料です(金融相場)。中盤は景気が良くなり金利も上がりますが、企業業績も良くなるので、金利高・株高となります(業績相場)。しかし、景気がピークを付けて金利が下がり出すと、業績不振から株価も下がりますので、低金利・株安となります(逆業績相場)。  基本は、低金利は株にとって好材料ですが、今は逆に短期的ですが金利の上昇が株高のシグナルになります。つまり「業績相場」に戻れるかどうかです。
 景気や株価がピークを打って、下落相場=逆業績相場に入ったと言う意見が増えて来ました。確かに形は低金利・株安ですから下落相場です。これから更に金利が低下し、株価も下がり続ける「逆金融相場」に陥るのか。投資家が判断するのは1つしかありません。景気・企業業績がピークを打ったのかどうかです。
 世界がバラバラに機能していた時代は、この大きなサイクルのエネルギーに抵抗する事は出来ませんでした。しかし、今はサプライチェーンが繋がり世界は一つになっています。政策総動員でここを乗り切れると思っています。景気も企業業績も下落トレンドに入る前に手は打てると思います。勿論絶対はありませんので、今の下げは政策総動員が成功するかどうかに対する不安感の下げです。
 本日の日経平均予想レンジ 2万0900円~2万1200円。
 予定
3月末配当権利付き最終日
日銀金融政策決定会合における主な意見(3月14・15日分)
企業向けサービス価格指数
上場 パレモ・ホールディングス(名証2部)
米2月の住宅着工件数
1月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数
米3月の消費者信頼感指数

おはようございます。
 今日早朝アップされている東洋経済オンラインのマーケット欄の筆者のコラムは、「日経平均は1年で最も重要な週を迎えている」です。
 今週末は3月末でもありますが、前にも書いた通り、もし日経平均が3月もプラスになれば、1月、2月、3月と3か月連続プラスになり、この条件の出た過去15回の年間騰落は何と14勝1敗(大和レポート)」です。しかもその1敗はITバブル崩壊の特殊な年。今回3月1日の始値は2万1490円(2月末比104円高)で先週末は2万1627円(予想配当落ち172円を引くと2万1455円)と極めて微妙です。
 しかも、来週の今日発表される日銀の短観と新元号銘を控える週でもあります。短観予想は、大企業製造業でプラス10から16ポイントと、民間シンクタンクの予想はプラス19ポイントだった前回をすべて下回っています。今月の月例経済報告でも3年ぶりに景気判断を下方修正しています。
 新元号発表には日本人のDNAが騒ぎますね。とにかくすごいタイミングに差し掛かりました。株式相場の大変な歴史の1頁を、皆様と一緒にしっかり見たいと思います。
 今日は売り物をどこでキャッチできるか。筆者としては押しは浅いと思っていますが。
 本日の日経平均予想レンジ 2万1200円~2万1400円。
 予定
日銀営業毎旬報告 10:00
1月の全産業活動指数 13:30
独IFO3月企業景況感指数 18:00
シカゴ連銀2月の全米活動指数 12:30
シカゴ連銀総裁、フィラデルフィア連銀総裁が講演

おはようございます。
 世界経済の減速懸念を受けて、ECBはマイナス金利を年内継続し、FRBは資産縮小を9月で止めて金利は年内上げず、日銀も異次元緩和マイナス金利を継続しています。中国も景気減速に対抗する再度の金融緩和に舵を切りました。
 世界的に金利低下の同時進行が始まってきました。昨年11月8日に3.24%まで上がった米国10年債利回りも、先週22日には昨年来となる2.41%台まで低下し、財務省証券(TB)3カ月物の2.46%を下回りました。10年債と3か月債という極端な長短金利の逆転が11年ぶりに起こり、NY株も金融株中心に大きく売られています。
 しかし、11年ぶりと言うのはリーマンショック以来と言う事ですが、当時とは全く環境が違います。景気減速が景気後退に陥らない様に先手を打つ世界の低金利政策で、長短金利の逆転は、今回に限り景気後退へのシグナルでは無く「好転反応」だと筆者は考えます。好転反応とは、病によって鈍っていた細胞が、正常化に向けて起こる体の変化で、漢方で言う「瞑眩現象」です。長短金利の逆転は新しい「適温相場」入りのシグナルと考えます。
 明日日経平均は下がるかも知れませんが、瞑眩(めんげん)現象の様に、一時的に下落しても,再び上値トライの体勢に戻ると思っています。世界同時株安は、世界同時政策発動に繋がり、世界景気もゆっくり快方に向かうと思っています。
 中国の経済も透明性を確保するための瞑眩(めんげん)現象が起きています。習近平主席の粛清政策で、わいろ等の不正行為で捕まった政治家や役人は数万人に及びます。その後は企業への不正摘発を強めており、今日の日経新聞にあるように、日本企業も不正会計に巻き込まれています。
 中国の景気減速で表面化したかの様ですが、こんな事はずっと以前から行われていたと、中国でナスダック上場企業のやとわれ董事長(社長)をやっていた友人が言っていました。その企業は1週間に渡り、ナスダックの査察を受けた事がありますが、通訳付きの査察官では何もできず、アメリカに帰って行ったそうです。それはそのはず、社長ですら真の売上高が分からなかったと言っていますから。友人はもうリタイアして日本にいますが、その企業はその後中国当局に摘発され、オーナー経営者は財産を没収されています。
 日本企業が、不正の常態化している国に進出する場合、現地雇用の幹部の不正は中々見抜けません。言葉が分かり、眼を見て判断しなければ、不正で作られた数字では分からないからです。これはずっと以前、住友銀行の海外現地法人の不正が頻発した時、5か国語を操れる査察官として世界を回った親友から聞いた話です。
 とにかく筆者としては、世界、特に中国は底打ち反転して行くと信じています。あるいは既に底打ちしていると思っています。
 今週の日経平均予想レンジ 2万0800円~2万1700円。

おはようございます。
 週末22日のNY株。
 ダウは460.19ドル安の2万5502.32ドル、ナスダックも196.29ポイント安の7642.67ポイントと大幅反落。軒並み予想を下回った3月のPMI速報値を見て、世界経済の減速懸念が強まりました。まずドイツPMIは44.7と、好不況の分かれ目となる50を3カ月連続で下回り、2012年8月以来の低水準となりました。次にフランスのPMIですが、48.7と前月の50.4から低下し50を割れました。ユーロ圏全体では、製造業が47.6(予想49.5、2月49.3)、サービス業が52.7(予想52.7、2月52.8)、総合が51.3(予想52.0、2月51.9)と言った具合です。
 そして米国ですが、製造業は52.5(予想53.4、2月53.0)、サービス業54.8(予想55.5、2月56.0)、総合54.3(2月55.5)と続きました。正にPMIショックです。ただ、3月までの不調は予想された事で今更と思うのですが、4月の数字がどうなるかが問題です。
 2月米中古住宅販売件数が551万戸(予想510万戸)と好調でしたが、PMIに押され材料にはなりませんでした。
 日本株。
 SOX指数の上昇を受け、半導体関連が買われました。ただ、米金利の上昇が無くなり、為替動向に不透明感が広がり上値を押さえました。
 来週はまず、週末の下げをどう織り込むかで始まります。ショック的な下げですが、3月まで低調な景気指標が出る事は予想されていましたので、流れが変わることは無いと思います。
 日経平均は2万1500円の節、週足26週移動、月足24か月移動平均の3つの重要ポイントに差し掛かっていますので、明確にはね返された事になりますと、追随売りがでます。来週はその売りに耐えられるか、マーケットの強さが試されます。
 日銀の2019―23年度の中期経営計画が発表されました。「物価の安定」、「金融システムの安定」という日銀の使命達成に向け、組織の力を結集して取り組むなとして、情報技術(IT)を強化するとしています。
物価の安定については、前中期経営計画と同様に、物価安定目標2%を明記しています。また、ITの進歩を取り込むことを打ち出し、決済サービスの高度化や市場基盤の整備など、ITが日銀の業務や金融機関に及ぼす影響を考慮しつつ、課題に取り組むとしています。企業としては当たり前ですが。
 来週の主な予定
25日(月)ドイツ3月Ifo景況感指数 18:00
26日(火)権利付最終日
     米2月住宅着工件数 21:30
27日(水)米1月貿易収支 21:30
28日(木)米10-12月期GDP確報値 21:30
29日(金)2月鉱工業生産 8:50
     米2月新築住宅販売件数 23:00

おはようございます。
 21日のNY株。
ダウは216.84ドル高の2万5962.51ドル、ナスダックも109.99ポイント高の7838.96ポイントと大幅反発。NYSE出来高は9億4953万株。
 前日のFOMCのハト派的な内容に対する見直し買いとなりました。特に、月間500億ドルのペースで行っている資産圧縮を9月に終了するとした事が評価されました。資産圧縮終了時点でFRBの保有資産は3兆5000億ドルとなる見通しで、2007─09年の金融危機以前の約8000億ドルと比べると4倍以上に高止まりします。現時点の保有資産は3兆8000億ドルですので、まだ3000億ドル縮小しますが。
 更に、投資判断引き上げのアップルや、好決算発表のマイクロン・テクノロジー9.6%高などハイテク株が相場を引き揚げました。ただ前日、FOMCのハト派的内容に対してダウの上値を押さえていた金融株は、この日も軟調でした。
 この日発表された経済指標では、コンファレンスボード2月の景気先行指数が前月比+0.2%で、1月0.0%から拡大し、予想の+0.1%も上回り9月来で最大となりました。
 3月のフィラデルフィア連銀景況指数は13.7とこちらも予想を上回り、2月の-4.1から大きく改善しました。
 新規失業保険申請件数は前週比9000件減の22.1万件と、予想の22.5万件を小幅に下回り、失業保険継続受給者数は175.0万人と、前回の177.7万人から予想以上に減少し、ほぼ1カ月ぶりの低水準となりました。これら好調な指標も上げ要因でした。
 日本株。
 昨日立会いがあれば、為替の動きからおそらく若干下げていたと思われます。今日はほぼすべてが戻っていますので、2万1500円の根固めとなりそうです。
 権利落ち後の、権利埋め期間が人気のバロメーターとして相場を決定しそうです。上海総合指数の堅調さが表している様に、中国の景気底打ち期待が下値を支えると思っています。もう少しの辛抱です。CRB指数(景気・物価の先行指数)に注目しています。昨年12月24日の底値からの上昇率が10%を越えて来ました。
 本日の日経平均予想レンジ 2万1500円~2万1700円。
 予定
2月CPI 8:30
対外・対内証券売買契約 8:50
2月全国スーパー売上高 14:00
2月全国百貨店売上高 14:30
3月仏PMI 17:15
3月独PMI 17:30
3月ユーロ圏PMI 18:00
3月米PMI 22:45
1月米卸売在庫・売上高 23:00
2月米中古住宅販売件数 23:00
2月米財政収支 23日3:00