おはようございます。
 怒涛のビッグイベント第一弾、G7サミットが終わりました。予想通りの結果なのでサプライズは無いですが、今までのサミットに比べると最低のサミットになりました。12日の米朝会談を控え気もそぞろなトランプ大統領は、G7サミットに対して「気が散る」とまで述べ、実際途中でシンガポールに向けて飛び立ちました。かなり影の薄いサミットになってしまいました。
 しかし筆者は今回のサミットは今までの中でも最上位の重要性を持ったサミットではなかったかと思います。この先進国サミットは元々世界秩序を維持する為、先進国の結束を通して、新興国への配慮や東側諸国への対応を進化させる為に出来たものだと思います。
 今新興国や南欧にリスクが生じています。筆者は今のカネ余りが続けば大混乱は起きないと楽観していますが、それでも非常に重要な時だと思います。今回のサミットでは1対6の貿易問題の紛糾だけで、トルコ、メキシコ、スペイン等への経済支援の話は無かったようです。また、同時に中露中心のG8サミットがこれ見よがしに中国チンタオ(青島)で開かれた事もまったく無視です。G7がバラバラになるリスクを月曜日の株式市場はどう評価するか、若干心配しています。
 週後半の予定
 14日(木)
対内・対外証券契約状況 8:50
日銀金融政策決定会合(~15日)
5月首都圏・近畿圏マンション市場動向 13:00
4月鉱工業生産確報 13:30
5月中国工業生産・小売売上高 11:00
1~5月中国固定資産投資・不動産開発投資 11:00
ECB理事会結果発表 20:45
ドラギ総裁会見 21:30
5月米小売売上高 21:30
米新規失業保険申請件数 21:30
4月米企業在庫 23:00
FOMC結果発表・パウエル議長会見
 15日(金)
日銀金融政策決定会合結果発表
黒田総裁会見 15:30
5月中国70都市新築住宅価格動向 10:30
6月NY連銀景況指数 21:30
5月米鉱工業生産指数・設備稼働率 22:15
6月ミシガン大学消費者態度指数速報 23:00
4月対米証券投資 16日5:00
5月欧州新車販売
おはようございます。
 取材においては、当該企業の精査も勿論重要ですが、その取材の中に出て来る他の関連企業や関連業種の興味ある情報を聞く事も大切なことです。最近ある機械商社の取材をしたのですが、海外からの受注は順調でも、日本から輸出する精密機械や工作機械が品不足で困っていると言う話でした。機械メーカー側もフル生産で対応しているのですが、部品不足の傾向があって、十分な供給が出来ないようです。この秋から生産体制を大幅アップしてフル生産で要求に応えようとしているようですが、まだ多くのメーカーが大型設備投資に躊躇しています。工場や生産ラインを増やしたところで受注がストップしたら、経営責任になるので、慎重にならざるを得ないのは当然です。
 しかし、世界(特に中国)のニーズは継続しており、日本工作機械工業会の調べでは、2017年度の工作機械受注は統計開始以来の最高水準です。いずれ各社とも積極的に動かざるを得なくなると思います。とにかく日本の基幹産業の1つである工作機械業界はこれからますます活況になってくると思います。
 ところで、2,3年前ですから覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、日本企業に対して数十ページにわたるネガティブレポートを書いて株価を下げさせていたシトロン・リサーチの記事が昨日の日経新聞夕刊に乗っていました。ターゲットになった商社等の個別企業は、「でたらめだ、フェイクだ」と反論したら訴訟問題になるので、「見解の違い」としか言えませんでした。それがシトロン・リサーチの見解の信ぴょう性を高め、大きな被害を受けた日本の投資家が多かったと思います。無知な日本の投資家相手では大きな利益を上げたかもしれませんが、世界を相手のネット企業の空売りではうまくいかなかったようで、記事は「あげた白旗」になっていました。不安心理を蹴散らす第4次産業革命のパワーを感じます。
 我々解説者の間でも、極端な弱気論者が注目されていた時期がありました。信念のある弱気論ならともかく、人々の不安をあおるような言い回しはどうかと思っていました。今は強気弱気が拮抗していますが、それぞれ理があり、正常な状態だと思っています。弱気論が多いうちは筆者の強気は変わりません。「弱気を言うやつはアホだ」となったら考えますが。
 週後半の予定
 31日(木)
対外・対内証券売買契約 8:50
4月鉱工業生産速報 8:50
4月建機出荷額 12:00
G7財務相・中央銀行総裁会議(~6/2 カナダ)ア4月自動車生産・輸出実績 13:00
4月住宅着工戸数 14:00
上場 ラクスル
5月中国製造業・非製造業PMI 10:00
5月ユーロ圏CPI速報 18:00
4月米個人所得・個人消費 21:30
5月シカゴ購買部協会景気指数 22:45
4月米仮契約住宅販売指数 23:00
G7財務相・中央銀行総裁会議(~6/2 カナダ)
 1日(金)
1-3月法人企業統計 8:50
5月新車販売 14:00
5月財新中国製造業PMI
5月米雇用統計 21:30
5月ISM製造業景況感指数 23:00
4月米建設支出 23:00
5月米新車販売台数
日米欧通商担当者会議(パリ)
おはようございます。
 週明け14日のNY株。
 ダウは68.24ドル高の2万4899.41ドル、ナスダックも8.44ポイント高の7411.32ポイントと続伸。ダウはこれで8連騰です。NYSE出来高は7億4472万株。
 今週中ワシントンで再開される貿易協議での好転に期待が高まり、株式市場は買い先行でスタートしました。ダウは一時160ドル高となりました。トランプ大統領がツイッターで、スマートフォン事業の停止に追い込まれた中興通訊(ZTE)について「習近平国家主席と協議している」と述べ制裁緩和を示唆し、また中国当局の承認が長引いているクアルコムのNXPセミコンダクターズの買収について、独禁法審査が再開されると報じられたことが原因です。
 ただ、メーシーズやウォルマートなど小売り大手の決算が警戒され、ダウは2万5000ドルで跳ね返されています。1月16日の史上最高値2万6616ドルにはまだ距離があります。
 日本株。
 日経平均は3日続伸、3か月ぶり高値となって来ました。外国人投資家のエネルギーが現れると言われる裁定買い残も11億株に乗せて来ました。6月のメジャーSQまで積み上がって行く感じです。
 しかし、注目の中小型成長株が誤算で、頭の痛いところです。7771日本精密の決算も厳しい数字です。体質改善が進んでいたので利益は回復して来ていると思っていましたが、遅れているようです。発注元のカシオやセイコーはそれほど悪くないのですが、売れ筋が低価格帯に移っているのが原因の様です。6月8日の決算説明会でしっかりとした説明がなされると思いますが、目先の材料では、応用課で進んでいる家電業界との接触が早期にまとまる事を期待します。中期経営計画も注目されます。今が1番苦しいところです。ただ、塩漬銘柄になってしまったのはとても残念です。会社側の奮起を期待します。
 本日の日経平均予想レンジ 2万2800円―2万3000円。
 予定
30年債入札 10:30
3月第3次産業活動指数 13:00
4月投信概況 15:00
1-3月期決算 電通 
決算 鹿島 日本紙 住友化 三井化 エーザイ リクルート 東芝 三菱UFJ みずほFG 第一生命 郵政3社
4月の中国鉱工業生産 小売売上高 固定資産投資 不動産開発投資 11:00
3月ユーロ圏鉱工業生産 18:00
1-3月ユーロ圏GDP改定値 18:00
5月独ZEW(欧州経済研究センター)景気予測指数 18:00
4月米小売売上高 21:30
5月NY連銀製造業景況指数 21:30
5月NAHB(全米住宅建設業協会)住宅市場指数 23:00
3月対米証券投資
おはようございます。
 東商新聞は都内8万会員宛てに毎月10日と20日に発行されている東京商工会議所の機関紙です。ちょうど10年前、株の相場格言が会議所の会員の為に何か役に立たないかと言うコンセプトで、10回、半年に渡って掲載された私のコラムが、先週の投資道場の「相場格言を読み解く」でした。必ずしも株式投資家だけを対象にした解説では無かったので、最近読み返してみると、自分が書いたものですが、面白いタッチなので、逆に投資道場のテーマとして新鮮ではないかと考えて、取り上げて見ました。
 最初に選んだのは、「朝の来ない夜は無い」です。この格言が載ったのは東商新聞2009年1月20号です。前年の9月16日のリーマン・ブラザーズ破たんからのショックは、株価だけでは無く、日本経済をそして東京商工会議所の会員をもどん底に引きずり込んでいた時でした。
 人生でも商売でもそうですが、勝負をかけた時、成功より失敗の方がおおいものです。特に投資は後悔の連続です。どうして利益が出ていたあの高いところで売らなかったのか、大きく動きそうな気配を感じたのになぜ買い注文を出せなかったのか等、後悔する事が多いと思います。
 あの日経平均7000円に迫っていた時、がんばれ日本!がんばれ東京商工会議所!と言う気持ちを込めた「朝の来ない夜は無い」を懐かしく思い出します。
 人口減少で大きな流れは不透明ですが、デフレ脱却に向けてまい進している現況は、日経平均2万2500円に迫り、EPSは1719円と史上最高になっています。リーマンショックから立ち上がった日本企業の稼ぐ力をもっと評価すべきではないでしょうか。
 週後半の予定
 3日(木)
ムニューシン財務長官・ライトハイザーUSTR代表が訪中
中国環境博
3月米貿易収支(21:30)
1-3月米労働生産性速報値(21:30)
3月米製造業受注(23:00)
4月ISM非製造業景況感指数(23:00)
4月ユーロ圏消費者物価
海外1-3月期決算:ダウ・デュポン
 4日(金)
4月財新非製造業PMI(10:45)
4月雇用統計

2018.04.22 改めて感謝。
おはようございます。
 継続は力なりと言いますが、今日は東洋経済オンラインで隔週続けさせていただいている筆者の相場見通しの100回目の原稿締切日です。毎週1回の日本証券新聞「平野憲一の相場 表街道/裏街道」は4/18で118回となりました。現役時代からの月刊投資手帖の「株都(かぶと)の風」はこの5月号で114回、114か月を数えます。このブログも2014年7月の独立以来毎日更新させて頂いています。これもひとえに皆様のおかげと、心から思っております。皆様への感謝の心を忘れず、テレビ・ラジオの出演、執筆・取材と、体力と脳みそのキャパが許す限り頑張ってまいります。これからもなにとぞよろしくお願いいたします。
 週後半の予定
 26日(木)
ECB理事会
日銀金融政策決定会合(⊸27日)
対外・対内証券売買契約(8:50)
3月建設機械出荷額(12:00)
3月期決算 キッコーマン、イビデン、積水化、アステラス、OLC、新日鉄住金、JFE、シャープ、アドテスト、キーエンス、ファナック、ローム、任天堂
3月米耐久財受注額(21:30)
米新規失業保険申請件数(21:30)
海外1-3月期決算 アマゾン、インテル、マイクロソフト、GM
 27日(金)
北京モーターショー(-5/4)
米独首脳会談
南北首脳会談
金融政策決定会合結果発表
黒田総裁会見(15:30)
3月と17年度完全失業率・有効求人倍率(8:30)
4月都区部消費者物価(8:30)
3月鉱工業生産指数速報(8:50)
3月と17年度の住宅着工戸数(14:00)
4月日銀展望レポート
上場 エヌリンクス(ジャスダック)
1-3月期決算 ヒューリック
3月期決算 信越化学、第一三共、ヤフー、TOTO、日立、富士通、TDK、村田、マツダ、ホンダ、証券各社
1-3月中国工業企業利益(10:30)
1-3月英GDP速報値(17:30)
1-3月米GDP速報値(21:30)
4月ミシガン大消費者態度指数確報値(23:00)
海外1-3月期決算 エクソン、シェブロン