2015.01.31 来週の相場。
おはようございます。
 週末30日のNY株。ダウは251.90ドル安の1万7164.95ドル、ナスダックは48.17ポイント安の4635.24ポイントと大幅下落。前日は大幅反発と書いたばかりで、高安を繰り返す、日本流に言う「鯨幕」(くじらまく)相場に陥りそうな気配です。決算発表もドル高の影響がまだらに出ていて、日によって良かったり悪かったりです。来週末は雇用統計ですが、それまで続きそうです。
 日本株。裁定買い残等需給関係は良好で、決算発表もアメリカより平均的に落ち着いています。しかし、日銀やGPIFは高値を買い上がってはくれません。やはり、アメリカ次第、外国人次第の相場展開が続くでしょう。
 ただし、売りよりは買いが勝つと思っています。需給の良さもさることながら、円安や原油安に支えられて、今期来期ともに増益予想で、継続的に下げるとは思えません。
 アベノミクスの成長戦略と並行して財政規律も正していかなければなりませんので、世の中はこれからどんどん厳しくなりますが、日本の産業動向指数で下向きのものはありません。産業動向指数は、言い換えると大企業指数です。我々は大企業イコール上場企業を売買します。いずれ、人口減少・国力衰退が大企業にも影響してくると思いますので、超長期的には筆者は弱気ですが、まだ数年は、日本の産業動向指数は横ばいか若干の上昇をすると思います。
 「下がったところは買う」姿勢は続けた方が良いと思います。(上がったところは買わないと同じ事です)
あっと言う間に1月が終わりましたが、今年1年このスタンスです。面白くありませんから、個別銘柄でうっぷんを晴らしてください。
 来週の予想レンジ 25日移動平均(17370円)のマイナス1%の17200円が下値めど、プラス3%の17800円が上値めどになると思います。
おはようございます。
 29日のNY株。ダウは225.48ドル高の1万7416.85ドル、ナスダックは45.42ポイント高の4683.41ポイントと大幅反発。NYSE出来高も8億6230万株とまずまず。フォード・モーター等の決算が好調だったことと、原油先物が反発したことが材料です。
 本日の日本株も、NY株高と共に、為替も118円台になって、昨日の下げを取り戻す以上の上げが期待できます。企業業績もほぼ予想通りの好調な数字が出て、良好な需給関係を考えると、特に日本発の下げ要因は見当たりません。
 しかし、ダウと日経平均の関係アノマリーは、1時的にはブレイクされていますが、外国人投資家、特にアメリカの投資家が、自国株を売って日本株を買うという事も考えにくい事です。やはり、アメリカ次第の関係は続きます。
 次の日のNY株がどうなるか分からないのでは、ディーラーさんのオーバーナイトのリスクは高まります。まさにデイトレーダーばかりのマーケットになってしまいます。
 日本株の事情は悪くありませんから、良い個人投資家はじっくり構え、「安い日ににっこり笑って買う」姿勢を貫くべきだと思います。
 本日の予想レンジ 17750円-17900円。

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おはようございます。
 28日のNY。ダウは195.84ドル安の17191.37ドル、ナスダックは43.50ポイント安の4637.99ポイント。アップル好決算で買い先行となりましたが、原油先物が44ドル台と2009年3月以来の安値となって、引けにかけて下落しました。注目のFOMCは、(予想通り)何も出ませんでした。反応もニュートラルでした。

 日本株。これで2日間日経平均はダウを上回りました。アノマリーのブレイクか?1日が2日になっただけなのか?(2013年5月22日、2014年12月8日は共に1日だけ)
 ダウの急騰か日経平均の急落が無ければしばらく日経平均上位が続くことになりますが・・。
 原油価格の下落は、石油元売り企業や商社に特損を与えていますが、日本全体としてはプラスです。昨日も電力、ガス関連の動きは堅調でした。
 8061西華産業の火力発電ガスタービンは競争力強いです。当然業績も。
 4875メディシノバは、講演会でも「夢を買うので、目先あまり入れ込まないで下さい」と言っても、投資家の反応は抜群です。早く夢が実現するといいですね。
本日の予想レンジ 17500円-17650円。

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おはようございます。
 27日のNY株。ダウは291.49ドル安の1万7387.21ドル、ナスダックは90.26ポイント安の4681.50ポイントと大幅下落しましたが、NYSE出来高は7億ほどで閑散。売りが売りを呼ぶと言う感じの下げではありません。心理的に大雪の影響を受けているようです。マンハッタンのあるファンドマネジャーの、「窓の外は吹雪です」で始まるコメントが、いつになく暗いもので驚きました。下げの主な原因は、決算発表の内容が悪い事と、12月の耐久財受注が3.4%減となった事だと思いますが・・。
 新築住宅販売は6年半ぶりの高水準で、1月の消費者信頼感指数も市場予想を大きく上回りましたが、影響は限定的でした。講演会要旨にも書きましたが、マクロ指標から見るアメリカは独り勝ちの姿はありませんが、消費関連指標だけは別格に良いです。これがどれだけ下値を支えられるかです。
 決算発表はまだ続きます。これまでの出方を見ると、雲行きがあまり良くありません。NY株、ちょっと微妙な感じです。

 そんな時の日本株。日経平均とダウの関係アノマリーでは、目先高値!です。ご覧の通り昨日の日経平均17768円はダウの17387ドルを抜いています。2013年5月22日、2014年12月8日に次ぐ3回目の出来事です。前2回は短期調整の目先高値となっています。2013年の時は、16営業日後に20.4%、2014年は6営業日後に6.6%安を付ける調整でしたが、今回はどうでしょうか?
マーケットの条件が近い12月8日を参考にしますと、1、2週間の調整で5%程の調整でしょうか。裁定買い残が超カラカラで条件はかなり良いですので。
5%安とすると下値は16880円ですが、24日(土)のブログに書いた1週間の予想レンジの下値17100円以内に収まると思っています。その前にはしっかり上向いた25日移動平均17300円台があります。
本日の予想レンジ 17550円-17700円。
おはようございます。
 26日のNY株。ダウは6.10ドル高の17678.70高、ナスダックは13.88ポイント高の4771.76。FOMCを前にして動きが取れない状態です。ギリシャ総選挙の結果はおおむね織り込み済みの評価です。筆者としては前回の欧州金融危機の時に、ユーロ離脱まで織り込んだのではないか、何を今更と思っていましたので納得です。
大雪予想ですが、今のところNYSEは通常取引の見通しです。

 日本株。ユーロ反発で円安。CME日経平均先物は200円以上水準を上げています。日経平均EPSも計算方法の変更で前日の1095円85銭から1137円27銭になりました。めずらしくNYのムードと違う買い先行で始まりそうです。
 ところで、自分で言ったことや書いたことで、自分自身が「なるほどそうか!」と思う時があります。昨日の東京MXテレビのいつもの出演番組で、「日経平均は今年に入り、500円安があったと思うと、300円高が2回もあって激しい動きですが、株価レベルはまったく動いていませんね。今年の相場を象徴するようです」と言ってから、そうだ!1月の相場はその年の相場と言われていたなと思いだしました。
 今日は1月決算権利付き最終日です。受け渡しベースでは今日で1月が終わります。取引はまだ4日ありますが、1月の相場がどんな相場だったのかしっかり分析して、2月以降の本格的2015年相場に備えましょう。
 本日の予想レンジ 17600円-17750円。
2015.01.26 講演会要旨。
おはようございます。
 昨日の水戸証券本店営業部主催新春講演会も盛況でした。このブログを読んでくださっている方々も、お見えになって、感謝・感謝です。
 まだ、水戸証券のこの催しは続きますが、私の分担は終わりましたので、講演の中身を結論だけご報告します。
 まず、世界経済は?日本は?
86のマクロ指標を使っていっしょに考えました。
 結論
 日本はまだまだ厳しく、政策の手は一時たりとも休めない。
しかし、日本産業に絞った19の産業動向指数では、下向きは無し。産業動向指数は、大企業指数・上場企業指数なので、日経平均は下向きにはならない。
 米国は、世界の一人勝ちと言われるが、マクロ指数を見る限り、その姿は無い。
今年中の引き締めは無いのではないか。
 中国は、根幹部分が非常に厳しい。政策で踏みとどまるも、浮上は無い。
欧州は総合PMIが安定的に50を維持しており、それほど悪くは無い。
ECBのQEは、FRBや日銀の2番煎じで驚くことは無い。どうなるかは日米の通り。ギリシャ問題は無視。

アノマリー ダウを日経平均が抜く時高値
 一昨年5月22日 日経15627円、ダウ15307ドル 5月23日 日経平均1143円安。昨年12月8日 日経17935円、ダウ17852ドル 現在までのところこの日が高値。
蓋然性が無いからアノマリーだが、ダウのPERを日経平均のPERが抜けないのは、理論的蓋然性がある。

初日の相場が1年の相場。
 大発会はまったくつかみどころのない一日だった。これこそが今年の相場かも知れないが。
 受け渡しベース初日は、建設・不動産・電力(改革)・機械(ロボット)の動きが明確だった。この4本柱中心の相場を想定する。

銘柄
 建設関連から 1926ライト工、1429日本アクア、1413桧家HD、5933アルインコ、6364北越工業、9678カナモト、2362夢真HD。
 不動産関連で 3237イントランス、1413桧家HD(建設とダブリ)。
 電力関連で 6298ワイエイシイ、8061西華産業。
 機械関連で 6268ナブテスコ、7779CYBERDYNE、9857英和、7771日本精密。
欄外で 4875メディシノバ。

以上を90分話しました。もちろんまだ面白い話もしましたが、それはご来場者しかわかりませんし、強弱の部分はこれでは感じられないと思いますが、これからのこのブログで、少しずつ解説して行きたいと思っています。
 また、今年の出世株とも、いくつか接触しています。タイミングを見てご紹介します。
 今までの感謝をこめて、これからもこのブログを綴ってまいります。
改めて、よろしくお願いいたします。
 
2015.01.24 来週の相場。
おはようございます。
 週末23日のNY株。ダウは141.38ドル安の1万7672.60ドルと5営業日ぶりに反落、ナスダックは7.48ポイント高の4757.88ポイント。NYSE出来高は7億9000万株。
 前日はECBが本格的な量的緩和に動いたことを評価しましたが、早くも利益確定のマーケット。ギリシャ総選挙をリスクと捉える向きもあり、 FOMCも控え、利確もやむなしでしょうか。
 当面のアメリカは、来週のFOMC、再来週の雇用統計と言う流れの中で、企業業績を踏まえ、高PERから来る利益確定売りをこなしていく展開となります。
 ECBのQE政策突入は、センセーショナルではありましたが、FRBや日銀の2番煎じです。600億ユーロ*18か月で1兆800億ユーロ(132円で、142兆5600億円)は多いように見えますが、貸出支援と国債買い入れで複雑な欧州をどうコントロールできるでしょうか?まだまだこれからです。
 日本では、異次元緩和のスタート時に銀行貸し出しは2%ほど増えましたが、それからは横ばいで、このままではもうすぐ前年同月比伸び率がゼロに近づきます。日銀も必死で、先日の貸出優遇策延長を決めました。
 日欧は所謂成熟経済圏です。資本の蓄積もたっぷりです。よほど大きな成長産業が見つからなければ、企業はお金を借りてまでリスクを取りません。今後の欧州がどう変化するか?緩和資金が、金対物のバランスを少しだけ良くしただけで終わるのか?(ECBは金対物のバランスが変わり、CPIが改善する、それこそが今回の目的だと言うかも知れませんが。)
 企業が、お金を借りてまで投資をする成長産業を創設するのがアベノミクスです。農業改革は絶望的ですが、ロボット革命や電力改革等突破口はあります。
 年初想定したアベノミクス正念場相場は、建設、不動産、電力、機械(ロボット)を中心に展開すると思います。突き進みましょう!
 不動産のビーロットが人気化しました。不動産相場の道筋を暗示しています。もう不動産価格で勝負するバブルは来ません。不動産を機能化するリノベーションの世界で大勝負が始まっています。
 ビーロットと同じ不動産金融アドバイザーの子会社を作った1413桧家HDは、その認識をしっかり持っています。自分より時価総額が大きい子供(1429日本アクア)を持ち、名古屋2部にこっそり隠れている当社、昨年には丸の内1丁目に本社を移転しました。中央で活躍する日は近いと見ています。
 また、3237イントランスは、ビーロットとほぼ同じ業態で、経営指標のほとんどがビーロットを上回っています。
 来週の日本株は、いつもの通りアメリカ次第です。前述のようなアメリカのスケジュールでは、単独に動く事は出来ません。引き続き個別株です。
 来週の予想レンジ 25日移動平均(約17300円)をめぐる展開で、下はマイナス1%の17100円、上はプラス3%の17800円と予想します。

おはようございます。
 22日のNY株。ダウは259.70ドル高の1万7813.98ドルと、4日連続高で、史上最高値まで240ドル。ナスダックも82.98ポイント高の4750.40ポイントと大幅高。NYSE出来高の方は8億9000万株ほどで微妙な水準。発表されたECBの量的金融緩和策への反応です。
 ほぼ予想通りの内容でしたが、国債買い入れ額がコンセンサスの「500億ユーロ1年限定」から、「600億ユーロ1年半」になって、その分更に評価されたのでしょうか。しかし、どこの国の国債をどれだけの比率で買うかはまだ分からず、欧州株の上昇率も、買われないイギリスの1%はともかく、ドイツ、フランスの1%台半ばに対して、イタリア、ポルトガルの2%台半ばは期待感の違いでしょうか。ロシアの4.48%の上昇は面白いですね。
 さて日本株。3日連続25日移動平均線を維持出来たため、これが(22日現在17262円)当面下値のサポートラインとして機能すると思います。裁定買い残カラカラで、需給関係は良く、本日は買い先行で一気に高値まで行った後、週末の利益確定売りをこなす展開を予想します。
予想レンジは 17400円-17600円。
おはようございます。
 21日のNY株。ダウは39.05ドル高の17554.28ドル、ナスダックは12.58ポイント高の4667.42ポイント。ECBが月500億ユーロのユーロ圏国債購入を最低1年間継続するという具体的政策予想報道と、国内では、12月住宅着工件数が市場予想を上回った事、企業決算おおむね好調等で、引けにかけて締った動きとなりました。とにかく目先はECB次第ですが、かなり織り込んだと思いますが・・。
 日本株、昨日は、前日の踏み上げ気配を受けて一気の上値トライも期待されましたが、そう単純ではなかったですね。しかし、上値抵抗線と見られた25日移動平均線17260円を維持しました。今日もこの25日線の攻防になるでしょう。ECB理事会の結果が、材料出尽くしになるか?改めて買われるか?さて。
 どちらにしても、日本株が単独で下がる要素はありません。
 政府は労働力不足を補うロボット革命に、1000億円の出資を決定するようです。7779サイバダイン中心のロボット関連がやはり柱の一つになりそうですね。そして、アベノミクスの1丁目1番地の建設、不動産、目玉の電力革命。アベノミクスもなんとなく姿が見えてきましたね。
本日の予想レンジ 17250円-17400円。
おはようございます。
 連休明け20日のNY株。ダウは3.66ドル高の17515.23ドル、ナスダックは20.46ポイント高の4654.85ポイントでした。原油価格の下落で終日弱含みの展開でしたが、ハイテク株への決算期待で引けにかけて買い戻されました。
 日本株ですが、昨日は驚きの上げで、筆者の日経平均予想レンジを200円以上オーバーで完敗です。裁定買い残が3兆円割れのカラカラ状態で、需給の影響が大きく出た感じです。総合かい離1桁もいつものように2日だけ、当面25日移動平均(17260円台)に頭を押さえられると思っていたら、一気に抜けてしまいました。踏み上げ期待で、強気派が元気になった事でしょう。ただし、そう簡単にいかないのが相場。本日の日銀政策決定会合の結果と黒田総裁の会見次第、また明日のECB理事会の結果次第で波乱もあります。
 日銀の方は、国債格下げの中で、財政政策だけでなく、金融政策の自由度も狭められていますので、黒田総裁がどんな知恵を出すかです。銀行貸出促進策が期待されていますが、現在の貸出平残は前年同月では2%台の増加となっていますが、前月比ではずっと横ばいです。もうすぐ前年同月比伸び率ゼロとなります。異次元緩和をして伸び率ゼロでは、こりゃマズイです。
 昨日は、指数ベースの上げで、主力株に押され個別材料株が目立ちませんでしたが、また元に戻ると思います。
本日の予想レンジ 17250円-17500円。