2015.03.21 来週の相場。
おはようございます。
 週末20日のNY株。ダウは168.62ドル高の1万8127.65ドル、ナスダックは34.04ポイント高の5026.42ポイント。ナスダックは2000年のITバブル時に記録した史上最高値5048.62ポイントに迫る15年ぶりの高値更新。NYSE出来高は、SQでしたので22億5333万株。
 FOMC声明を受けての反応が続いています。
ダウは、3月2日の史上最高値以来、利上げに神経質になり、調整が続いていましたが、利上げ時期・その後の推移にハト派的観測が広がり、再び高値を取る勢いです。来週、高値抜けからの好調な動きになれるかどうかは、どうやらドルの推移にかかっているようです。

 日本株。騰落レシオ11日連続120%超え、4日連続25日移動平均かい離率4%以上と、過熱指標を連発しながら上昇してきました。来週も公的ファンドの買いが継続するかにかかります。
 株価材料は、国内では、話題として統一地方選の告示がありますが、関係するイベントはありません。
海外では、24日(火)3月のHSBC中国、ユーロ圏PMI、米CPI、25日(水)3月ドイツIFO景況感、2月米耐久財受注、27日(金)10-12月米企業収益・GDP確報値等重要な指標の発表がりますので海外次第の動きになりそうです。
 また、公的ファンドの今会計年度の買いは、期末を前にして、昨日までで一巡したとの説もあり、ドル安(円高)がNY株上昇の条件と言う矛盾した環境で、一気に2万円に行けるか注目されます。行ったとしても目標達成感はかなり高まると思います。
 その後の趨勢は、再来週の日銀短観(日)、雇用統計(米)次第だと思われます。
来週の予想レンジ 19100円―19900円。
おはようございます。
 19日のNY株。ダウは117.16ドル安の1万7959.03ドル、ナスダックは9.55ポイント高の4992.38ポイント。NYSE出来高は7億3777万株と低調。
 ダウは、前日の220ドル上昇に対する利益確定の売り、FOMCのハト派な内容で下落していたドルが上昇した事、原油価格が再び45ドルを割り込んで来たことでマイナスとなった。新規にダウ構成銘柄に加わったアップルが0.76%安となった事も影響しているか。

 日本株。それにしても下がりませんね。昨日で3日続けて、25日移動平均かい離率が4%を上回っています。騰落レシオも10日連続120%越え。売りシグナルを出しながら上がる水準訂正の典型的な形ですね。
投資部門別売買動向が昨日発表になっていますが、売り越しを続けている個人投資家がこの相場に乗り切れていないのは分かりますが、買っている外国人投資家も、インデックスに勝てなくて、金主からかなりプレッシャーがかかっているそうです。
 昨日、筆者銘柄しかやらないと言っているある投資家から連絡があったので、相場に勝てなくて申し訳ないねと言ったら、「そんなことないよ。十分儲けているよ」との事。イントランスで大きく獲って、西華産業は270円台から買い上がっているそうです。メディシノバも最近の動きにかなり期待している様子。230円台の日本精密を今全力で仕込中との事。タイミング次第で、当たり屋にも曲がり屋にもなるんですね。
 ウォール街の格言「熊(売り方)も牛(買い方)もいつかは儲かるが、豚(しっぽを常にプラプラして方針の定まらない)は儲からない。
本日の予想レンジ 19400円―19550円。
おはようございます。
 18日のNY株。ダウは227.11ドル高の1万8076.19ドル、ナスダックは45.40ポイント高の4982.83ポイント。NYSE出来高は8億8233万株。
 FOMC声明は、予想通り各連銀タカ派に配慮して「忍耐強く」の文言を削除しました。しかし、イエレン議長が、会見でわざわざ文言削除は利上げ時期を示すものではないと語った為、利上げが遅れるとして、マーケットは「買い」の反応になりました。また、利上げ後のペースも緩やかになるという安心感も広がりました。
 ただ、声明発表前には、警戒感で150ドル安となっていたことが示す通り、今後も利上げ関連で一喜一憂する相場が続きそうです。

日本株。昨日、先取り気味に上げていましたので、NY株からの反応は限定的と思われますが、それにしても下げませんね。
 各メディアは日経平均2万円乗せで特番の準備をしているようですが、今週到達までは予想していなかったので、焦って準備を急いでいるようです。
 投資家の皆様は、日経平均の強さ程お手持ち株が上がっていなくて、うれしさも半分と言うところだと思いますが、焦らずに、出遅れ循環物色で対応しましょう。現在上場企業の7割が日経平均のパフォーマンスに負けています。
 ここで、牛を馬に乗り替えようなどと思わない方が良いと思います。馬が突然豚に変身するのが相場です。ここは我慢のところです。
本日の予想レンジ 19450円―19600円。
おはようございます。
 17日のNY株。ダウは128.34ドル安の1万7849.08ドル、ナスダックは7.92ポイント高の4937.43ポイント。NYSE出来高は7億1572万株と低調で、FOMCを控え、模様眺めの中、前日高の利益確定の売りに押されました。 2月の米住宅着工件数が前月比17.0%減と市場予想を大きく下りましたが、例によって、強い売り材料にはなりませんでした。
 市場の注目点は利上げタイミング一点です。FOMC声明で、「忍耐強く」の文言が削除されるかがどうかです。
しかし、この1連の弱い景気指標では、簡単に利上げに踏み切れない感じですし、利上げに入ったとしても、強い利上げトレンド出る感じもしません。
 相場サイクルのところでお話ししましたが、中間反落相場は、金利・業績・株価がレンジ内の揉みあいとなる特徴があります。
ただ、日欧が量的緩和の最中なのでアメリカだけが調整するとも考えにくい環境です。

 日本株。昨日の25日移動平均とのかい離率4.56% 騰落レシオ134.32%は5日連続130%以上。タイミング的には一服しても良いところですが、1ミリも下がらない感じなのは、公的ファンドの買いが続いているからだと思われます。
 多くの投資家が、今年の高値と予想した19000円台を、1-3月のところで抜くとはだれが予想したでしょうか。株価が騰がると景気まで良くなった錯覚を起こします。新聞記事も強気ばかりが目立ちます。これが相場の面白いところです。
 何度も申し上げますが、こういう時はへたに逆らわない事です。売った銘柄が買えなかったら、相対的出遅れと納得できるものを買えば良いだけです。いずれ買いついてしまったと反省するところが来ると思いますが、その時は修正すれば良いだけです。15年ぶりの相場です。楽しみましょう。
本日の予想レンジ 19,400円―19,500円。
おはようございます。
 週明け16日のNY株。ダウは228.11ドル高の17977.42ドル、ナスダックは57.75ポイント高の4929.51ポイントと反発。イタリアの2015年の成長率予想が上方修正されるなどユーロ圏景気回復の気配で、欧州株が全面高となり、ドル高も一服し、FOMCは穏健な結果になるのではないかと言う観測が広がった為です。
 筆者が、講演会等を通じて、「言われるほどアメリカ景気は良くなく、逆に欧州は悪くない」と言い続けて来ましたが、次第にその姿がはっきりしてきた感じです。
 また、利上げタイミングで株価が大きく上下する環境では、FOMCで「忍耐強く」の文言が削除されようとも、簡単にはイエレン議長は利上げを決断できないと考えます。

 日本株。急騰後の一服感は出ていますが、公的ファンドの3月中の買い継続が予想され、1ミリも下げない感じもあります。相場は、警戒感があるうちは下げないものです。
 だからと言って、売った銘柄を窓を開けて更に高いところは買えませんね。必然的に出遅れ循環物色となります。自然体で付いていきましょう。どこかで、「しまった!」となるかも知れませんが、そうなるまで。
本日の予想レンジ 19250円-19350円。
おはようございます。
 これからの動きを投資主体別売買動向で考えて見ますと、先行した外国人先物筋は、さすがに2兆8000億円買い越した後、1291億円の売り越しとなって一休みです。出遅れたミューチャルファンド等は、持たざるリスクを解消中で、買い越しを続けています。
 個人投資家は引き続き売り越し。注目のGPIF等国内公的資金筋も8週連続買い越しの後、34億円の売り越しとこちらも買い一服。
 総合的に考えると、全体も一服となります。
 しかし、大きく下げる気配がないとしたら、投資家は買いを続行するわけですが、目先一服する銘柄を買う人はいませんね。当然今買って上がるだろうと思われる銘柄を、出遅れ株の中から探すことになると思います。
 筆者が秋の講演会、新春講演会等でご紹介して来た銘柄で言えば、6268ナブテスコ、9857英和等喜んで頂いた銘柄もありますが、今回の上げ相場に乗れていないものもあります。それらが最近動き出して来たのは当然と思います。
 1413桧家HD、1429日本アクアの親子。2362夢真HD、9678カナモト達です。
 筆者は、銘柄を当てに行っているわけではありません。割安株を紹介しているだけです。評価されるタイミングが合えば、当たった!合わないと外れた!という事になりますが、そのタイミングを生かすのは投資家の皆様です。筆者の「割安株」が間違っていなければ、そのタイミングを取る事で良い結果が出ると信じています。
 7771日本精密も休養十分のタイミングになった気がします。

本日の日経平均予想レンジ 19050円-19250円。
 金融相場、業績相場。
この相場用語は今では一般的に使われていますが、故浦上邦雄先生が発案した相場サイクルの名称で、金利、業績、株価の関係を表したものです。
 金融相場―業績相場―逆金融相場―逆業績相場の順になって、また金融相場に戻るので、「相場の四季」とも言われますが、実は金融相場と業績相場の間に中間反落相場が挟まっていて、逆金融相場の後の中間反騰相場と合わせて、四季ではなく六季なのです。
 今の位置付けは、日欧が金融相場真っ最中、アメリカが金融相場から業績相場への過渡期(中間反落期)と考えられます。元気のないダウの理由も、このサイクルで考えると納得です。
 日本は金融相場真っ最中とは言え、アベノミクスと一体となった金融政策で、一部の企業ですが、賃金ベースアップが行われるほど、業績の回復が見えてきました。業績相場に若干近い金融相場(中間反落にも近い)と言えるかも知れません。
 今日の東洋経済オンラインで、イエレンFRB議長ははたして利上げに踏み切れるのだろうかと書いて見ました。
 連銀総裁の多くは、早くこのような異常な金融政策から抜け出したいと思っていますので、所謂タカ派発言が目立ちます。しかし、先日の雇用統計の数字が強かったら350ドル安になるようなマーケットを前にして、相当利上げ実施にプレッシャーがかかっているのではないかと推測できます。金利高やドル高を乗り越えて業績が上向き、業績相場に移って行けるしっかりとした見通しが立つのかなと疑問に思っています。
 中間反落期の特徴は、金利・業績・株価横ばいです。もし、利上げに踏み切れず、金融相場に戻る事になると、金利・業績下向きでも株価上昇です。
 アメリカ離れの日本株ですが、外国人買いの帰趨を握るアメリカ株の動きは無視できません。イエレン議長の悩みは続くと思われます。
2015.03.14 来週の相場。
おはようございます。
 週末13日のNY株。ダウは145.91ドル安の1万7749.31ドル、ナスダックは21.53ポイント安の4871.76ポイント。NYSE出来高8億0552万株。
 引き続きFOMCを控えて神経質な動きです。3月の米ミシガン大学消費者景況感指数が予想を下回って、早期利上げ懸念が和らいだのですが、原油安で相殺されました。ドル高も嫌気され始めています。
 FOMCでは、「忍耐強く」と言う文言が削除されると予想されていますが、筆者としては、他の連銀総裁に配慮して削除する可能性が高いと思いますが、雇用統計以外で弱い指標が続いている為、市場の反応は限定的と思います。

 日本株。今週の予想レンジは、先週末のブログに書いた通り、25日移動平均に対して0-4%かい離の18400円-19200円と予想しましたので、19254円の今週末引け値は大きな外れではなかったのですが、木、金の動きは予想に反した感じになりました。裁定買い残が3兆2千億円台で、少し前の2兆6000億円から若干増えていて、空売り比率も久々に35%台となって、売り方の巻き返しもあるかなとも思っていたのですが、ここ6週間の怒涛の先物買い越しで、ロールオーバーが進んていて、売り物が意外に出なかった事と、公的ファンドの3月の買い姿勢で、1ミリも下がらないと言う感じの相場になりました。予想外の強さでした。
 さて問題はこれからですが、外国人の買いは、現物筋は持たざるリスクを感じ、買い越しが続いていますが、先物筋はもう買い終わったと思われます。6週連続買い越しの後、3月第1周は1291億円の売り越しに転じています。
 ひとまず水準訂正は終わったと思います。ただ、思ったほど買えなかった公的ファンドのノルマ買いは続きますので、3月中は下げにくい感じで推移すると思います。16-17日の日銀政策決定会合、黒田総裁会見がありますが、こんな相場になった上は、材料性は低下しています。
 先行したファストリやファナックに比べれば、買える銘柄はたくさんあります。引き続き循環物色の先取り戦法で。

予想レンジは来週後半の25日移動平均推定18700円の0-4%かい離とすると、18700円-19400円となります。日銀政策決定会合とFOMCで万一方向を変えるような事になったら、その時はそれに就(つ)けば良いだけです。
おはようございます。
 12日のNY株。ダウは259.83ドル高の1万7895.22ドル、ナスダックは43.35ポイント高の4893.29ポイント。NYSE出来高は7億5000万株弱で盛り上がってはいませんが、2月の小売売上高が3カ月連続のマイナスとなったので、6月ゼロ金利解除観測が後退し、株は買いとなりました。引き続き利上げ時期で一喜一憂のNY株です。ひとまず来週のFOMCまで神経質な動きが続きそうです。

 さて日本株。強いですね。というより下げる感じがしなくなりましたね。昨日の19000円の攻防戦は激しいものがありましたが、今日は一気の19000円台、売り方完敗です。
 日経平均予想PER17倍乗せ、騰落レシオまた130%越え、スピード早いよ!と言うところで、何か割切れない気分ですね。
 でも、我々の公的なお金をこんな高いところで使うなんて、などと言う論議は後にしましょう。多くの個人投資家は買い方ですから、利益の船に乗っているという事です。喜んで出す利益も、嫌々出す利益も、利益には変わりありません。
良しとしましょう。
 本日メジャーSQです。SQ値は19000円から19200円位のところで決まりそうですが、それが今日のレンジとします。さすがにSQ後はいっぷくでしょうね。
おはようございます。
 11日のNY株。ダウは27.55ドル安の1万7635.39ドル、ナスダックは9.86ポイント安の4849.94ポイントと続落です。NYSE出来高も7億7600万株で低調。
 ダウは前日の大幅安を受けて買い戻しで始まりましたが、引き続き早期利上げとドル高懸念を払しょく出来ず、結局マイナスで終わりました。来週17-18日のFOMCまで神経質な展開が続きそうです。

 日本株。昨日はダウ今年最大の下げを受けた、メジャーSQの週の水曜日、前日には、久々の空売り比率35%超えと、売り方攻勢の予想でしたが、なんとプラスの展開。日本株の需給状態をまざまざと見せつけました。
 GPIFをはじめ公的ファンドの買いは、今月末の組み入れノルマを達成するのに必死の様です。おそらく彼らも、ど素人ではないので、ここで買いを膨らますのはまずいと思っているでしょうが、上からの命令なのでしょうがありません。
 こう言う時、一般個人投資家はどうしたら良いでしょうか?答えは太古の昔から出ています。「権力には逆らわない」事です。
 GPIFはもう組み入れが21%を超えていると言われています。3月末までの分はもういくらもないようですが、簡保をはじめとする公的ファンドが遅れて出て来ましたので、「もう」と思っていたのに「まだ」だったわけです。
 ただ、昨日の動きにはSQがらみの動きもあったようです。朝からGS中心の買い方は、18500円以上でSQを通過すべく、ファストリやファナックに大量の注文を入れ、先物も玉そろえて防御線を張りましたが、意外に売りが出ず(ロールオーバーが進んでいて)、その売りも公的ファンドに吸収され、勢い余ってプラスになってしまったと言う感じの様です。
 今日は買い方がこれ以上攻勢はかける必要はありませんが、目先下がらない態勢の中では、売り方も攻撃しないと思われます。
 一般個人投資家は、この複雑な需給関係に振り回される事なく、冷静に狙っている株の押し目を買うのが和戦両様の対応になると思います。
 本日の予想レンジ 18700円-18850円。