おはようございます。
 週明け29日のNY株。
ダウは350.33ドル安の1万7596.35ドルと約5カ月ぶりの安値となりました。下げ幅は、2013年6月20日以来の大幅なものとなりました。ナスダックも122.04ポイント安の4958.47ポイント。NYSE出来高は8億7425万株。
 ギリシャ危機は既に日本が3%近い下げを演じて、その後開かれた欧州市場もドイツ、フランスが3%後半、イタリアは5%を超す下げで、これを受けてNYも全面安で始まりました。取引時間中に、ギリシャ当局者が期限を迎えるIMF融資の返済に応じないと表明したことで、更に一段安となりました。
 7月5日の国民投票でユーロ圏離脱が現実となる可能性もあり、先が見えない状態です。アメリカとしては、今週末には雇用統計を控えて、もし堅調な内容であれば、利上げ懸念も重なるという事で、かなりナーバスになっています。
 しかし、それでも欧州に対して半分ほどの下げ率で、世界を一回りしたこの材料は、7月5日までひとまず小康状態となると思います。

 それにしても、アメリカの経済はしっかりしてきました。中古住宅販売件数が5カ月連続上昇の112.6で、2006年12月以来の高水準を記録しました。住宅市場が本格的に動き出した感じです。

 日本株。
 昨日の日経平均は、2.88%の下げで、25日移動平均線とのかい離は、マイナス1.55%となりました。これ以上は離れて欲しくないところです。
 国内の好環境で支えられると思っています。落ち着いて見れば、世界で1番安定している日本の市場環境を、見直すことになると思います。
 昨日の日経新聞電子版で、ギリシャで下げたら、アイ・ライク・ジャパンだと海外投資家が言っていると、豊島逸夫氏が書いています。
 まずは、ギリシャ問題は逆張り材料として、今までこの相場について行けず買えなかった投資家は、第1段の買いを入れるところではないでしょうか。

 本日の日経平均予想レンジ 2万円―2万200円。

おはようございます。
 欧州中央銀行(ECB)は28日、緊急理事会を開き、ギリシャに対する資金供給を増やさない方針を示しました。これを受けて、ギリシャは週明け29日の銀行業務を停止します。アテネ証券取引所も休場を決定しました。
デフォルトの可能性が極めて高くなり、ギリシャ問題は一気にピークを迎えました。
 仏オランド大統領は、29日午前に緊急関係閣僚会議を、独メルケル首相も午後、各政党と連邦議会の各会派の長と協議する事を決定しました。

 この緊張感を受けて、歴史に刻まれるかもしれない2015年6月29日の世界が、日本から始まります。当然、東京株式市場や為替市場の反応が世界の参考になりますから、世界の投資家は市場の始まるのを固唾を飲んで見守ってると思われます。

 そんな重要な時に、下手な予想は出せない雰囲気ですが、先般来言っています、投機筋のスケジュールが筆者の見方です。
連合離脱、コミュニティ離脱は先の事なので省きます(過去記事参照)。
 投機筋は、デフォルト確率100%で行動してきました。混乱の下げも貪欲に取ろうとしていますが、基本は、デフォルト後は「株価上昇」「ユーロ上昇」です。
「下げたら買い」が基本です。

 日銀短観、米雇用統計の2大イベントの週で、波乱の上海市場の趨勢(中国PMI注意)や、6月の米ISM製造業景況指数も侮れず、ノー天気に構える気はありませんが、下げたら買いが基本なら、意外に下げ幅は小さいかもしれません。

環太平洋経済連携協定(TPP)の締結に向けての動き、日本の2015年分の路線価の発表等、上向きの材料もある週です。

本日の日経平均予想レンジ 20450円―20700円。

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2015.06.27 来週の相場。
おはようございます。
 週末26日のNY株。
 ダウは56.66ドル高の1万7947.02ドル、ナスダックは逆に31.68ポイント安の5080.51ポイントとちぐはぐな動きでした。これは、ダウ銘柄のナイキが業績好調で4.27%高、ナスダック銘柄のマイクロン・テクノロジーが逆に弱い決算で18.15%も急落した影響です。NYSE出来高は18億4976万株とSQでもないのに大出来高になっているのは、この日の引け後に小型株中心に構成される株価指数「ラッセル2000」などの年に1回の銘柄入れ替えが行われる為、玉移動があったと思われます。

 ギリシャ問題も翌日の会合を控え、マーケットに影を落としていました。
ただ、最終的には何らかの合意に至ると言うのが投資家の大勢意見です。

 日本株。
 今週の上げ下げは3勝2敗でしたが、下げない相場は続き、結局日経平均は週間トータルで532円高でした。
来週の相場ですが、直近の日経平均予想EPS(1株当たり利益)は1257円97銭と連日で過去最高を記録し、需給関係も良好のままで、強い展開が予想されます。
 しかし、調整を予想する意見も多く、投資家の値ごろに対するさい疑心は払しょくされていません。

 相場は懐疑の中で育つと言われますが、その場所は低いレベルでの低迷相場で、今回のように2012年末の8000円から2.6倍に育った相場で言われる言葉ではありません。
 甘利大臣や黒田総裁は、今はバブルではないと言っています。まさにその通りだと思います。日経平均予想PERはまだ16倍台半ばで、平成バブルの瞬間300倍に比べればバブルっ気はまだありません。しかし、懐疑の中で相場が育つのは悠久の真実です。この懐疑な2万円相場が、次の相場の苗床だとしたら、次の相場は、いったい何万円になるのでしょうか?
 筆者は、異次元バブルの結末は6万円と東洋経済オンラインに書いて物議を醸しましたが、ただの妄想かも知れません。しかし、行ってみましょうよ。この先はだれも分かりません。分からないなら見に行きましょう。
来週は、日銀短観、米雇用統計と面白い展開が予想されます。

 来週の日経平均予想レンジ 20700円―21200円。

2352エイジアが昨日ストップ高。社長に会うのは来週木曜日なのに。困るよ!

おはようございます。
 25日のNY株。ダウは75.71ドル安の1万7890.36ドル、ナスダックは10.22ポイント安の5112.19ポイント。NYSE出来高は7億7240万株。
 朝方発表された5月の個人消費支出は前月比0.9%増と、市場予想(0.7%増)を上回る伸び率に対して「正」の反応で、買い先行で始まりました。連邦最高裁が医療保険制度改革(オバマケア)の政府補助金について、合法との判断を下したことから、ヘルスケア関連株が買われた事も支援材料となりました。しかし、1日伸ばされたギリシャ交渉が進展なく、更に伸びて27日に改めて会合を開く予定になって、次第に市場は沈滞ムードで、結局終盤は売りが加速して、マイナスとなってしまいました。

 日本株。
 ギリシャ問題で昨日の欧米株は意低調でしたが、アメリカの景気指標は良く、その数字に対する反応もはっきり順張りになってきているので、基本は安定期に入っていると思います。
 ギリシャ問題は、世界の投機家が、ウクライナ問題等他の材料に動きがないため、貴重なボラ材料として玩んでいますが、こちらは冷静に見ていれば良いと思います。
 日本のファンダメンタルズや需給関係を考えると、下げトレンドになる事は考えにくく、上昇する25日移動平均に絡まってジリ高を予想するのが順当です。
 ところが、マーケットセンチメントを表すブルベアレシオはマイナスで、先物も9月限が日経平均とほとんどイーブンです。8月決算のファストリの権利落ちを考えるとかろうじて順ざやの様ですが、少なくとも先物から見ても先高観はありません。
 一生懸命考えて個別株を買ってもETFにかなわない状態が続いていますが、ここは我慢の所です。第2の井筒屋やさが美を探すのも良いですが、地道に有望株を仕込むところです。
 超割安株も仕込んでおいても良いのでは。7703川澄化学(PBR0.56倍)、7292村上開明(PER7.3倍、PBR0.65倍、ROE11.6%)等々探せば面白いものありますよ。平野銘柄は将来性を中心に選んでいますが、割安株も含まれています。頑張りましょう。

 本日の日記絵平均予想レンジ 20650円―20800円。

おはようございます。
 24日のNY株。ダウは178.00ドル安の1万7966.07ドルと、この日の安値で引け、1万8000ドルを割り込みました。ナスダックは37.68ポイント安の5122.41ポイント。NYSE出来高は7億4002万株。
 ギリシャ問題に進展が見られないとして利益確定の売りが出ました。
 いつも申し上げていますが、ギリシャはどう考えても借金返せませんから、「ギリシャ問題解決=デフォルト」です。ECBやIMFがデフオルトに応じれば良いだけです。最終的にはそうなると思いますが、それまで押したり引いたりの交渉が続くわけですから、欧米の投機ファンド筋としてみたら、この材料はトレーディングの「お宝」です。
 昨日結論出ず、25日(今晩)に先延ばしされたユーロ圏財務相会合、そして、30日のIMFへの15億ユーロの返済期限へと茶番劇が続くわけです。
 NY株は、昨日下げましたが、業績相場に移行した安定期に入ったと見ております。
 1~3月期の実質GDP確定値は前期比0.2%減と、予想通りで市場の反応はありませんでしたが、今月は良好な経済指標が予想され、市場は利上げを織り込んだ「正」の反応をするとみております。

 日本株。
 さすがに、4連続高で1時1000円近くの上げとなると、買い切れませんね。ダウが安値引けだったので、売り先行で始まるでしょうが、どこまで下るでしょうか?と言うよりどこで国内投資家は買う気が起きるでしょうか?
 日経平均予想EPSは、昨日1257円87銭で過去最高です。これは今年度最初に出た、超保守的と言われている企業側の予想数字を基にしています。当然これままだ上がって来ます。
 国内需給も良好のままです。更に、政府はJT株を売却しないと発表しました。その理由は分かり易いものでした。「売るより持っていた方が有利」という事で、政府が株の保有の有利さを宣伝したものです。高配当銘柄は更に売りが細るでしょうね。
 とすれば、しばらく25日移動平均線(本日推定20420円台)は割れない感じです。1%上の20600円台ではすかさず買いが入るような気がします。

 本日の日経平均予想レンジ 20700円―20850円。

おはようございます。
 23日のNY株。ダウは24.29ドル高の1万8144.07ドル、ナスダックは6.12ポイント高の5160.09ポイント。ナスダックは、最高値を2日連続で更新です。NYSE出来高は6億8910万株と低調でしたが。
 この日発表された5月の新築住宅販売が約7年ぶりの高水準となった事に対して、マーケットは「買い」とし、69ドル高までありました。
 FRBのパウエル理事から、今年2回の利上げの可能性を指摘されると伸び悩んだあたりは、まだ完全ではありませんが、業績相場に入った事は間違いないと思います。
 
 業績相場とは、相場循環の過程で、金融政策によって景気(業績)が良くなり、株価が上昇する場面を言います。この時当然金融政策は終わっていますから、株価の上昇と金利の上昇が並列して現れます。

 日本株。
 3日連騰で818円高。予想した人は少なかったと思います。これだけ高くなっているのに、マーケットはまだ、懐疑の中に居ます。空売り比率も30%を上回ったままです。
 今日、ITバブルの2000年高値20833円を超えるでしょう。ますます買えなくなるかも知れません。強気派%―弱気派%の所謂ブルベアレシオは、個人投資家に限るとマイナスだそうです。
 
 日本の相場環境が益々よくなり、アメリカ株が安定期に入った現在、下げる要因(トレンド的に)はありません。ギリシャ問題は投機筋の宝(良くも悪くも反応が生きている)だから離しませんが、しょせんは逆張り材料です。
 今日高いと4連騰、しかも合計1000円高などとなったら、今日の高いところを買うのはアホですね。
でも、行ってみましょう。ITバブル相場を超えた先に何があるか?ワクワクしませんか?

 本日の日経平均予想レンジ 20750円―21000円。


おはようございます。
22日のNY株。
 ダウは103.83ドル高の18119.78ドル、ナスダックは36.97ポイント高の5153.97ポイント。
昨日既に日本でも材料になっていた、ギリシャの新たな財政改革案を材料に、買いが先行しました。5月中古住宅販売件数が2009年11月以来の高水準となった事も好感されました。材料に対して順張りの反応と、ナスダックも史上最高値を更新した事で、アメリカ株は業績相場に入ったと言って良いでしょう。

日本株。
 昨日の日経平均予想EPSは、1256円35銭で過去最高を更新しました。需給関係も良好のままです。
下げる理由が見当たりません。しかし、プットコールレシオ等マーケットセンチメントを表す指標は低いままです。株価が騰がると強気が増えるマーケットの習性とは逆行しているのが、今回の相場の特徴です。
 このブログを見ている皆さまでも、「20500円を買いますか?」と聞いたら、買うと答える方より、売るまたは見送ると答える方が多いと思います。
 その消極的な心理状態の中でも、買わなければいけないのではないかと感じた場合、皆様の取るべき行動は、割安個別株(日経平均は買えないけど、この銘柄は買える)に行く事は理の当然です。
 幸い、怖々買っていた個別株に、骨太なテーマ株の循環性が見えて来ました。これで行きましょう。昔の「平成バブル」を毎日曜日書いているのは、今、「異次元バブル」が始まろうとしているのですよと言う筆者の思いです。どうなるか分かりませんが、行ってみましょう。

 本日の日経平均予想レンジ 20350円―20600円。


おはようございます。
 20日のブログに書いたように、フォルクスワーゲンよりも小さい生産力しかない国が、今の株式市場の最大の材料になっています。茶番であり、トレーディングのおもちゃです。
 我々は、欧米の小鬼(投機筋)たちに振り回される事なく、冷静に対処していくところです。
 日経平均予想EPSは1255円40銭と過去最高で、今来期も増益基調は変わらず、ファンダメンタルズ良く、需給関係も変わらず良いとしたら、何も弱気になる事はありません。
 テーマ銘柄も、インバウンドからマイナンバーまで役者が揃っています。賢島サミット関連も面白いですね。昔、伊勢参りの時泊まった事があります。橋1本管理すれば、警備はばっちりですからね。
 ただ、テーマ株はあくまで循環物色と考え、逆張りで。明日買われるテーマは何か?推理を楽しみましょう。

 やはり、長期的には出世株です。出世株は、業績が出世する株です。
 休み中の広告で、カシオとセイコーの高級時計がやたら目立ちました。7771日本精密のお伊勢参りは、まだ、島田宿あたりで遊んでいるところです。

 本日の日経平均予想レンジ 20100円―20250円。


おはようございます。
 1989年末のバブルのピークに向かって駆け上がっている株価チャートを見ていると、不自然に山が崩れて穴が開いたようになっている部分があります。1987年10月19日のブラックマンデイです。
 ダウは1日で、率にしてなんと22.6%も下げたのです。翌20日に日経平均も3836円の下げ、率はアメリカほどではなく15%でしたが、ただただ呆然とするだけでした。朝のミーティングで、「この歴史的事件に遭遇した事を幸運と考え、後(のち)に生かせるように、しっかり眼に刻む1日にしよう」とスピーチした事を覚えています。しかし、覚えているのはそのスピーチだけで、あの日1日の事はまったく記憶にありません。翌日半分以上を戻し、その後も順調に上昇して行ったので、体に感じる痛みが意外に少なかったからかもしれません。
 ブラックマンデイの原因については、初動要因となった経済現象はいくつかありますが、大きな原因は、当時流行りはじめた金融工学を使った自動売買だったと思います。この、売りが売りを呼ぶ(逆もあり)自動売買システムはその後改良は加えられているようですが、今でも市場の波乱要因です。
 ブラックマンデーは金融工学と言うデジタル技術が起こした事件すが、平成バブルと言う極めてアナログ的な現象でカバーされ、記憶の実感からだんだん忘れ去られています。しかし、その瞬間に追証で、財産をゼロにした投資家がたくさん居たはずです。
 当時と今、何が変わっているでしょうか?
 本質はまったく変わっていません。コーポレートガバナンスで防げるものでもありません。逆に、リーマンショックの原因の、サブプライムローンを使った複雑な金融工学のように、その危険度は近年増しています。

 マーケットは何が起きるか分かりません。欲を出さず、余裕を持った投資が必要だと、ブラックマンデイは教えています。