おはようございます。
 皆様、連休はどこかへお出かけですか?それともご自宅でゆっくりですか?お墓参りはなさいますか?

 私は先日、親戚の法事のついでにお墓に行きましたので今回は行きません。この連休は仕事三昧です。実は、NISA本第3弾を、和島さん、鈴木一之さんと共著で、11月末に出す予定です。分担の「日本経済と相場の動向」について今月末が原稿締切なので。

 さて、安保法案が成立しました。日本の進む方向の大きな追分であったかもしれないこの重要な法案成立に、連休が影響していたと言ったら不謹慎でしょうか。国会議員の皆様も、連休前に成立させて、遊びに行ったり、地元に帰って仕事をしたかったのではないでしょうか。法案反対の参議院議員の方も、意外に最後はあっさりで、戦いの場は次の選挙に方針変更しました。理由の一つに、この5連休があったとしたら、大きな意味の5連休だったかもしれませんね。
さあ、仕事だ、仕事だ。

おはようございます。
 週末18日のNY株。
 ダウは290.16ドル安の1万6384.58ドル、ナスダックは66.72ポイント安の4827.23ポイント。NYSE出来高は25億7956万株ですが、この日は第3金曜日のSQの為です。ご存じの通り、連邦公開市場委員会(FOMC)は17日、世界の経済減速を理由に金利据え置きを決定しましたが、市場は、世界経済の不透明感を悪材料と評価し、18日のアジアと欧州の株式市場が、ドイツDAXの3%安を始め軒並み下落しました。NY市場も、この流れを受け、連続安となりました。FOMCはこれまで、利上げ判断は国内経済次第と言ってきましたが、今回の利上げ見送りの理由が外部要因にあると、利上げの論理を変えたため、混乱してしまったようです。

 日本株。
 世界は不透明の度を増していますが、日本国内においては、昨夜、安保法案が成立し、補正等を含め、本格的に政策が動き出します。来年夏の参議院選挙、秋の消費税増税を目標に、減税や大規模な補正予算(5兆円説あり)を組む景気刺激策が出て来ます。当然、日銀の追加緩和策も。資金配分に困っている世界の投資家が日本の良さを見直す日は近いと思います。
連休明けの来週は、立会日は2日間しかありませんが、25日(金)は権利付最終日です。「今回のバーゲンセールは、良い品物(高配当銘柄等)が揃っています」と新聞チラシを入れたいくらいです。
 ところで、番組でも紹介しましたが、この5連休は6年ぶりで、次の5連休は11年間ありません。「ハッピーマンデー制度」「祝日法」そして「天文学的偶然」が重なった為です。「ハッピーマンデー制度」で、9月15日の敬老の日が21日までずれ、天文学的偶然とは秋分の日の日取りです。秋分の日とは昼夜の長さが等しい日で、天文計算では、22、23、24日のどこかで起きますが、今回23日になった事で、真ん中の22日が祝日法により国民の休日となって、5連休が完成となりました。日本株の説明より長い説明になりました。ごめんなさい。貴重な連休を楽しみましょう。

 来週の日経平均予想レンジ 1万7750円―1万8250円。

おはようございます。
 注目のFOMCでは、金利据え置きが決定されました。声明内容を一言で言うと、「家計支出と企業の設備投資は緩やかに増加し、住宅セクターは一段と改善、雇用の伸びも堅調で、労働市場も改善が続き、経済活動は緩やかなペースで拡大しているが、輸出が軟調で、世界の経済・金融情勢は国内経済活動をやや抑制する可能性があり、短期的にはインフレに下向き圧力をかける可能性が高い。経済活動と労働市場の見通しに対するリスクはほぼ均衡と判断し、金利誘導目標について引き続き現行政策が適切だとの認識を再確認した。」となります。
 更に、イエレン議長の会見内容も、「海外情勢の見通しは最近一段と不透明性を増しており、7月会合以降、全般的な金融情勢が幾分引き締まった。これは一時的なものだと予想しているが、要因が完全に払しょくされるのに時間がかかる」として、特に、10月利上げの可能性を高める発言はありませんでした。
 つまり、「利上げ見送り・イエレン議長のハト派発言」と言う、マーケットに対して事前に予想された条件の中では最善のものが出ました。予想通りダウは一時200ドルほどの急騰となりましたが、その後の動きも、残念ながら昨日のブログに書いた筆者の予想通り、利益確定の売りが出て、神経質な動きに逆戻りです。結果、17日のNY株の引け値は、ダウが65.21ドル安の1万6674.74ドル、ナスダックは4.71ポイント高の4893.95ポイントとなりました。為替も、利上げ無しで119円台のドル安円高となりましたが、今は120円前半に戻っています。
 この様な海外要因と、シルバーウィーク前日という事でオーバーナイトも難しく、本日のマーケットは弱含み揉みあいとなると思います。暫く株を忘れて、連休を楽しみましょうか。

 本日の日経平均予想レンジ 1万8200円―1万8350円。 

おはようございます。
 16日のNY株。
 ダウは140.10ドル高の1万6739.95ドル、ナスダックは28.72ポイント高の4889.24ポイント。NYSE出来高は8億8475万株。
 8月の消費者物価指数が予想に反して0.1%の低下だった為、利上げ見送りとの見方で、買いが入りました。上海市場の大幅高、原油先物上昇も買い材料でした。

 日本株。
 いよいよ今晩FOMCです。NY株の動きに見られるように、これだけ織り込まれてきた材料なのに、株価は利上げされたら下がり、見送られたら上がるようです。つまり、ファンド筋は利上げしたら売ります、見送りだったら買いますという事のようですが、では、次の段階、利上げして下がったらどうするのでしょうか?延期して上がったらどうするのでしょうか?その時売るのでしょうか?買うのでしょうか?考えて見ましょう。
 今回最も可能性の高い「見送りで株高」のケースでは、利上げタイミングが、10月か12月かの議論に移りますので、上がったところは売りが出て、また神経質な揉みあいが続きそうです。
 「利上げで株安」では、利上げは米景気崩壊への一里塚では無く、景気の強さの証明だとして、押し目買いが入るでしょう。その後は、今後の利上げペース次第という事で、景気指標を見ながらの展開になるとおもいます。この場合も、指標が強いと2回目の利上げ、弱いとしばらく利上げ無しなどと言った展開が当然予想されます。神経質な展開と言っても良いでしょう。
 何のことは無い、今の相場が続くという事になります。そこで我々の取るべき道は、株価が大きく動いた時に「順張り」か「逆張り」かの判断だけになります。その判断は、お金の量が減るか増えるかで考えるべきだと思います。つまるところ、株価は、お金の量と株式の量とのバランスです。一昨年のバーナンキショックからずっと続いている事です。そう考えるとすっきり相場が見えて来ます。世界のお金の量が、今後の利上げ政策でどれだけ減るかです。ECBや日銀との見合いで算数してみましょう。楽しみましょう。

 本日の日経平均予想レンジ 1万8250円―1万8500円。

おはようございます。
 15日のNY株。
 ダウは228.89ドル高の1万6599.85ドル、ナスダックは54.76ポイント高の4860.52ポイント。NYSE出来高は7億7800万株と低調。FOMCを控えて様子見の中、薄商いながらも値ごろ感の買いでジリジリ水準を上げて、ほぼ全面高で引けました。
明確な数字ではありませんでしたが、8月の小売売上高が前月比0.2%増で、市場予想を若干下回り、9月のNY州製造業景況指数や8月の鉱工業生産が低調だったので、「利上げ遠のく」と言う空気が次第に相場を押し上げたようです。NY株も煮詰まってきた感じがします。

 日本株。
 昨日は買い先行となり、よく分からない内に日経平均は朝方300円以上も値上がりしました。簡単に1万8000円を割れた前日の下げもよく分からなかったですが、日銀政策決定会合を前に買い戻しが入ったと理由づけましたが、この上げもよく分かりませんでした。事実、一部に期待されていたサプライズが不発に終わっても、それほど大きく売られる感じはありませんでした。
 今回の調整で、日経平均予想PERは14倍台前半、個別でも、増益銘柄が信じられないほどの低PER・低PBRになって、「絶対的株価水準」と考えられる銘柄も増えています。さすがに、先行していた空売りファンドは、この1万8000円どころで、利益確定に動いているようです。ただ、高水準の空売り比率は衰えず、引き続き攻撃するファンドも多数ある事と、株価への寄与率を高めるレバETFの、組成側(野村証券)のヘッジ売買で、ボラティリティーの高いマーケットはもう少し続きそうです。
 レバETF人気は個人投資家にも広まって、少ないエネルギーを更に偏ったものにし、個別株人気がなかなか戻りません。こういう時は焦らず、「絶対的株価水準」と思われる銘柄をコツコツ仕込む時と思います。利益をしっかり上げている企業のPBRが1倍を大きく割れているのは異常です。いずれ1倍を回復すると思います。なぜなら、日本は安倍政権3年間のデフレ脱却の本当の戦いに入ったからです。筆者は「後3年の役(戦い)」と名付けました。そしてこの戦いは、安倍、黒田の両大将に流れ弾でも当たらない限り、勝利の可能性は極めて高いと思います。但し、「絶対的株価水準」銘柄を信用でやるのはどうかと思います。「信用取引実践編」で検索して、「第1回信用取引と「時」、を読んでからにして下さい。平易な文章の面白い読み物でもあります。

 本日の日経平均予想レンジ 1万8000円―1万8300円。

おはようございます。
 週明け14日のNY株。
 ダウは62.13ドル安の1万6370.96ドル、ナスダックは16.58ポイント安の4805.76ポイント。NYSE出来高は7億8236万株と低調。
13日(日)に発表された8月の中国主要経済統計が、予想通りの減速感を示した為、エネルギーや素材関連株を中心に売りが出ました。米国内に経済指標等の発表がない上、FOMCを控え、売られた後は小幅もみあいとなりました。
 FOMCで利上げが決定されるかどうかは、直前の情勢から、意見が分かれている上、金融当局者が政策に言及することを禁止する「ブラックアウト」期間に入り、増々ポジションを傾けにくい状態です。今晩発表される小売売上高や鉱工業生産の数字を見ながら、神経質な動きになりそうです。

 日本株。
 昨日は、中国株が下がるタイミングで、日経平均は簡単に1万8000円を切るなど、まだ落ち着きません。欧州(FT100マイナス0.54%)もアメリカも弱く、CME日経平均先物が1万7855円で帰って来て、中国関連が売られているので当然ですが、銅の先物も1.7%程の下げになっています。今日も弱含みの展開が予想されますが、1万8000円以下では、お昼に出る日銀政策決定会合の結果、引け後の黒田総裁の会見の内容次第で買いが入るタイミングでもあります。
 ただ、弱い市場の中でも、アップルが買われて(1%高)、フィラデルフィア半導体指数も僅かですが(0.3%高)しっかりです。特に日本株は、中国不安、アメリカ不透明で、業績の良い勝ち組企業まで大きく売られています。超割安株が続出しています。PBR0.4倍でしか上場できない郵政関連株も安い感じです。昨日スタジオに入ったら、会社情報秋号が机の上に置いてありました。投資家の皆様も四季報を手にするタイミングです。割安株が見直されるタイミングでもあります。
郵政3社の上場で、メガバンク中心に大型株に売り圧力がかかる事もあるかも知れませんが、それを避けて中小型株に資金が集まる感じがします。新しい四季報が来る時が一番楽しいと、あるベテラン投資家が言っていました。楽しみましょう。

 本日の日経平均予想レンジ 1万7750円―1万8000円。

おはようございます。
 いよいよ今日から日銀政策決定会合です。明日15日(火)の結果発表と黒田総裁の会見が注目されます。その翌日からアメリカでFOMCが始まり、やはり17日(木)の結果発表とイエレンFRB議長のコメントが注目です。日米の重要な金融政策が、この波乱相場を救うのか、それとも・・。
 週末の日経平均先物の夜間取引では1万8000円を割れているように、まだまだ不安感はぬぐえていないようです。しかし、18日(金)から、郵政3社の個人投資家向け説明会が始まります。ご存じのように、投資家別の株式保有分布を見ると、外国人の保有比率は32%程に上昇している反面、個人投資家のそれは17%すれすれまで低下しています。今回の国内向け上場玉の9割は個人投資家に割り当てられます。公開価格設定が、PBR等を考えると1-2割低く抑えられているように感じられます。この機会に個人投資家層を増やし、構造的に強いマーケットを作ろうと言う当局の意図が感じられます。カネ対株のバランスを考えると、短期的には株の量が増えるので、他の株価にとってはマイナスですが、これは成功させなければならないイベントです。全体株価が低迷しているわけにはいきません。
 先週から動きが良くなった中小型株が、水準を保てるかどうかが、個人投資家のやる気を左右しますので気になります。

 本日の日経平均予想レンジ 1万7950円―1万8250円。

2015.09.13 バブルの話。
おはようございます。
 社会へ出て10年と言えば、若手の中心で、最も元気で最も日本経済に貢献している年齢層です。でもこの年齢層に近い若者たちは、平成資産バブルはもちろんの事、2000年のITバブルも知りません。ですから、筆者がバブルの話をすると、目を輝かせて興味を示します。
 証券界の10年選手と言えば、2007年入社組です。2007年と言えば、小泉郵政内閣からバトンタッチした安倍首相が突然お腹を壊して辞意を表明した年です。その後、福田、麻生内閣の後、政権は民主党に移ったけれど、改革が進むどころか、鳩山、菅、野田と混乱が続き、サブプライムショック、リーマンショックと、夢も希望もない毎日を証券界で送っていたと思います。再びバブルが来て、証券界が活況を呈する事など想像もできなかったと思います。甘利大臣が言う様に、PERの水準から考えて今はバブルではありません。しかし、バブルになるかも知れない。あのクレージーな活況相場が再び来るかもしれないと言う、気配を感じるからこそ、バブルの話に興味を示し始めたのでなないかと筆者は感じます。
 異次元バブル相場を唱えてきた筆者には当然の社会現象だと思います。ただ、そんな筆者でも、所謂土地バブルは最後の最後で、場合によっては起きないかもしれないと思っています。バブルはお金と物とのバランスが崩れた時に起きます。物の方が供給過剰では起きません。例えばゴルフの会員権。ゴルフ人口が減り、企業接待も激減して供給過剰です。再び億カン乱立などイメージできません。
人口減少・高齢化で、空き家が増加し、こちらも供給過剰です。平成資産バブルの再現は、有っても、最後の最後です。無いかもしれません。
 しかし、お金の量は世界的に毎日毎日増えています。片や株の量は、コーポレートガバナンスコードやスチュワードシップ・コードに縛られて供給過剰にはなりません。まずバブルは、2000年のITバブル型から始まると考えています。

おはようございます。
 週末11日のNY株。
 ダウは102.69ドル高の1万6433.09ドル、ナスダックは26.09ポイント高の4822.34ポイント。NYSE出来高は8億3239万株。特に新しい材料は無く、FOMCを控えた警戒感の中で、日欧市場の軟調な展開を受けて売り先行でスタートしましたが、売り一巡すると割安株を買う動きが出て続伸となりました。FRBによる9月利上げの可能性については、直前に来ても、市場関係者の見方は大きく割れており、結果が出るまで全く動けないと言うファンドが多い中で、一部ファンドが、ひとまず割安株を買ったようです。

 日本株。
 注目していたSQでは、寄り付きにやはり幅広く予想より多い買い物が入りました。筆者が予想した空売り筋の買戻しの一部と考えられます。ところが、寄り間際に、コア30を中心とした主力株に大量の売り物が来て、SQ値は1万8119円49銭と大きくマイナスになりました。この売り物が、隠れ裁定の単なる清算の為か、現物ファンドの解約を、流動性のあるSQに出したのか分かりませんが、気になるところです。なにか分かりましたらご報告します。

 さて今週は、今世紀最大の上げ幅の日を含むメジャーSQの週でした。
 今回の波乱は、突出した経済規模の世界1位と2位の国が、片や景気減速でアクセルを踏まなければならない時に、片や景気過熱・インフレ警戒でブレーキを踏むタイミングを探っていると言う、なんともアンバランスな不安感が原因です。日経平均においては、2013年のバーナンキショックと言う同質の調整とほぼ同額な調整となった後の、今世紀最大の上げ幅、メジャーSQと考えると、一つの山は越えたと思います。そして、中国が政策の誤りを認め、その上で的確な対策と取ると言明し、アメリカの政策も来週大きなヤマ場を迎えます。

 安倍内閣の後3年の役がスタートしました。大きな相場が作られる時は安定政権の時です。平成バブル相場も、プラザ合意の外圧が原因と言われますが、中曽根内閣の安定5年間が大きく影響していると思います。
 
 「Sell in May, and go away; don’t come back until St Leger day.」
 5月に株を売れ、セントレジャーデーまで戻るなと言われますが、正に今日がそのセントレジャーデー(9月第2土曜日)です。

 今回のFOMCで利上げ確率は直前で5分5分です。しかも、利上げ=売り、見送り=買いが一般的な相場観ですが、これだけ長い間織り込まれて来た材料ですから、蓋をあけて中をのぞいて見たら、あれ?となっているかもわかりません。

 また、前日は日銀政策決定会合です。99%追加緩和は無いと言われていますが、その1%が出たら大きな材料です。直前の景気指標の低調さや、脅かすのが好きな黒田総裁の気質から、確率は1%より大きいと思います。
とにかく、とても面白いところに差し掛かりました。楽しみましょう。

 来週の日経平均予想レンジ 17500円―19500円。

2015.09.11 お見舞い。
 この度は茨城、栃木方面に大変な水害が発生しておりますが、心配しております。
常総市での被害は想像を絶します。救出が早く進み、被害が最小限になりますようお祈りします。
 水戸証券夏の講演会で、この7月、8月にお伺いした、下館、小山、筑西市の皆様、また鹿嶋市の皆様のお顔を思い浮かべると、心配でなりません。皆様ご無事で、被害も少ない事を心から祈り申し上げます。