おはようございます。
 20日のNY株.
 ダウは36.02ドル高の1万8595.03ドル(7日連続史上最高値更新)、ナスダックは53.56ポイント高の5089.93ポイント。NYSE出来高は7億4973万株と低調ですが、先高観で、逆に売り物が出ない状態です。カネ余りで、資金の再投資先が無く、株式市場から資金が、出るに出られない状態を表しているようです。
 マイクロソフトが、4~6月期決算のクラウドサービス好調をはやして5.3%高と買われ、全体相場を牽引しました。一時ダウは1万8600ドル台に乗せました。

 日本株。
 日経平均すべて3ケタの上げで6連騰、1600円の上昇後の利益確定の下げとしては、昨日わずか41円安と、逆に相場の強さを見せつけていますが、本日、こちらも予想を超える円安で、107円台になって来ました。
 経済の堅調をバックにドルが強含みにならざるを得ない事、世界的株高で投資家のリスク許容度が増し、円に退避していた資金が円から離れ始めた事、来週の日銀政策決定会合でスキームの大きい政策が出るのではないかという事で、かなり抵抗のあった106円台を突破したものと見られます。
 日経平均も、正念場である16500円の抵抗帯を、どうやら突破した感じです。ここは価格帯もそうですが、11月決算の多い海外ファンドが、第3Qを終わり、決算をそろそろまとめなければならないタイミングでした。その点8月も要注意ですが、海外株高に見られますように、リスク分散でマイナス金利の債券や金(ゴールド)をこれ以上買うわけにもいかず、株を売っても次に買う投資物件がありません。11月までこのキャッシュを抱えているわけにもいきません。可能性としては、「下値不安の無い中小型成長企業」へ資金を移すと言う選択肢が一番大きいと思います。
 4304Eストアーが昨日引け後、株主優待を発表しています。わずかな事ですが、株主に向き合う気持ちを評価したいと思います。勿論ビットコインを導入したチャレンジ精神も。

 本日の日経平均予想レンジ 16750円―16950円。
おはようございます。
 19日のNY株。
 ダウは25.96ドル高の1万8559.01ドル、ナスダックは19.41ポイント安の5036.37ポイントとマチマチの動きでしたが、ダウは8連騰で6連続史上最高値を更新しています。ダウの8連騰は3年4カ月ぶりです。NYSE出来高は7億5495万株と低調。
 6月の住宅着工件数が、118万9000戸(前月比4.8%増)、先行指標の住宅着工許可件数も115万3000戸(同1.5%増)と好調で、買い材料となりましたが、IMFの世界経済見通しで、16、17年の世界全体の成長率が下方修正され、連騰後という事もあって上値は重い展開でした。決算は、個別で明暗分かれ、まちまちの結果でした。

 日本株。
 日経平均はすべて3ケタの上げで6連騰、計1616円の上昇となっています。先週金曜日に個別銘柄の売買代金で過去最高を記録した任天堂の昨日のそれは、なんと1.5倍近い7036億円で記録更新。全体相場は明らかに、戻り売りから押し目買いに変わりました。
 ところで安倍首相のアベノミクスは、米レーガン大統領のレーガノミクスに擬(なぞら)えた言葉です。経済年表を見るとレーガノミクスのスタートは大統領就任の1981年になっています。しかし、筆者の記憶では、当初その名前はなかったように思います。それどころか双子の赤字を拡大させる悪政として強い批判を浴びていた印象が強いです。レーガノミクスの称号を与えられたのは、1985年のプラザ合意後のドル安で、株価が急騰し、経済も大活況になって、レーガン大統領の政策は正しかったと言う賞賛の中で、後から付けられた称号だと記憶しています。つまりこの政策が成功するまで4年間タイムラグがありました。しかもそのきっかけはドル安でした。アベノミクスがレーガノミクスの道を歩むなら、これからが正念場です。そして成功のカギを握るのが円安だと言えます。
 さて、本日の日本株ですが、さすがに一服でしょう。しかし、任天堂に飲み込まれて、戻りの鈍い中小型成長株にとってはその方が良いかも知れません。
今日の日本証券新聞の筆者のコラムで、平野銘柄11銘柄の一口コメントを載せました。方針は不変です。

 本日の日経平均予想レンジ 16550円―16750円。
おはようございます。
 週明け18日のNY株。
 ダウは16.50ドル高の1万8533.05ドル、ナスダックは26.19ポイント高の5055.78と7連騰。ダウは5日連続で史上最高値更新ですが、NYSE出来高は7億4077万株と低調です。
 好調な景気指標や、2016年4~6月期の企業業績が4.5%減益見通しですが、年後半からの増益期待で、NY市場は良好な環境の中にいます。特に金融株の決算が予想外の好調で、投資家のリスクオンのセンチメントを高めています。

 日本株。
 3連休明けですが、ドル円が106円台、CME日経平均先物が16600円台で帰って来ていますので、買い先行で始まると思います。トルコのクーデター未遂事件も、トルコ株7%安以外は、週明けの欧州株は落ち着いた動きになっています。
 先週までの動きを見ますと、年初20億株あった裁定買い残高は、7月8日にリーマンショック時の最低水準並みの3億8000万株台に低下しました。間断なく出る先物売りで、恒常的に先物価格が現物指数より低かった為、自動的に裁定解消売りが進んだ為です。しかし、7月8日3億8000万株の裁定買い残は、13日現在4億9800万株と大きく反転しています。先高観台頭で、先物が現物を上回り始めた為です。また、日経平均先週1週間の上げ幅1390円は、ITバブル直前の1997年以来19年ぶりの事です。更に、任天堂の先週末の4760億円の売買代金は、個別銘柄では過去最高の売買代金です。ファーストリテイリングのストップ高の動きも、直前の決算数字と野村証券の格上げだけでは理解できない動きでした。これらは下げ相場に咲いた一時的なあだ花なのか、大きな変化のシグナルなのか。これから答えが出ます。

本日の日経平均予想レンジ 16500円―16750円。

おはようございます。
 アベノミクス成功のためには、
① 日銀が、マネタリーベースを今の400兆円台から更に供給しつづけると、銀行はどこかで、通貨のレートダウン(インフレ)がくると考えるようになり、貸し出しや運用を活発化させます。
② 銀行が起こした経済の活性化や株高を見て、一般投資家も滞留していた資金を、動かし始めます。
③ 投資家に運用益が入り、企業の収益が改善しはじめ、国民の景況感が良くなります。
④ 収益が改善した企業は、設備投資を増やします。これは、取引先企業や下請け企業を潤し、景況感がさらに改善します。
⑤ 業績の回復した企業は従業員のボーナスを増額し、基本給をアップします。企業活動が活発になる過程で、新卒採用数も増え、雇用環境が良くなります。
⑥ 給料が増え、雇用情勢も良くなれば、多くの人が消費活動を活発化させます。この過程で、予測インフレ率が上昇し、実際のインフレ率もさらに上昇して、日本はデフレから脱却します。
⑦ デフレから脱却し、本格的な景気回復に入れば、更に銀行はリスクをとって、企業への貸出を拡大させます。好循環の始まりです。

 という事ですが、現在はまず①でつまずいています。中々銀行の貸出が増えません。(前年比2%は増えていますが)量的緩和と銀行の投資意欲が整合していないことが原因です。このままマネタリーベースが増え続けると、将来の通貨のレートダウンが来ると考えていないのでしょうか。日銀は当然考えていますから、出口を早く見つけたいと思っています。②に進めるかどうかのチキンレースですね。

 ところが、昭和恐慌の例を見ると。昭和恐慌も現在の日本の不況と同じく、物価の下落と成長率の低迷が同時に生じるデフレ型不況でした。1931年12月、政府・日銀は、大規模な量的緩和策を発動しました。その結果、株価の反発と円安が起こり、輸出企業の生産活動が活発化しました。当然、銀行貸出も増加しましたが、それは株価上昇から3年後の事でした。
つまり、アベノミクス成功のスタートは①では無く、③から始まると言う事も言えます。
官制相場と言われようとも、まず株価を上げる事がすべてのスタートだと、安倍さん!自覚して下さい。(十分そう思っているでしょうが)
2016.07.17 今週の予定。
おはようございます。
 今週は、下記予定表のとおり、米国の経済指標はもちろん重要ですが、18日(月)6月の中国70都市住宅価格、21日(木)ECB定例理事会、ドラギ総裁会見、週末のG20財務相・中央銀行総裁会議が株価決定要因になるでしょうが、やはり連騰後の売り物をこなす週と考えるべきでしょう。
 トルコの突然のクーデターには驚きましたが、政権の安定がいかに貴重な事か、日本の価値を世界の投資家が見直す事になるかも知れません。政策内容を予想する各種報道が相場を支える1週間になりそうです。

 今週の日経平均予想レンジ 16000円―17000円とイージーな予想ですが、波乱があって予想を超えた動きがあっても、15000円は織り込みましたが、18000円はまだ織り込んでいませんね。

今週の予定 内外
【18日(月)】
6月の中国70都市住宅価格(午前10時半)
米共和党大会(オハイオ州クリーブランド、21日まで)
【19日(火)】
7月の独ZEW景気期待指数(午後6時)
トルコ中銀が金融政策発表(午後8時)
6月の米住宅着工(午後9時半、商務省)
米レッドブック週間小売売上高(午後9時55分)
API週間原油在庫(20日午前5時半)
ブラジル中銀金融政策委(20日まで)
【20日(水)】
6月の粗鋼生産(午後2時)
6月の訪日外国人数(午後4時)
6月の主要コンビニ売上高(午後4時)
6月の半導体製造装置BBレシオ(午後4時)
【21日(木)】
5月の全産業活動指数(午後1時半)
6月の工作機械受注確報(午後3時)
6月の白物家電国内出荷
上場=デュアルタップ<3469>がジャスダック▽インソース<6200>がマザーズ
ECB定例理事会(金融政策発表は午後8時45分)、ドラギ総裁会見
米失業保険申請件数(午後9時半)
7月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数(午後9時半)
6月の米景気先行指数(午後11時)
6月の米中古住宅販売(午後11時)
6月の北米半導体製造装置メーカーBBレシオ(22日午前7時)
決算=ダイムラー
【22日(金)】
20日現在の日銀営業毎旬報告(午前10時)、20日現在の日銀保有国債銘柄別残高、国庫短期証券銘柄別買い入れ額(午後5時)
経団連夏季フォーラム(長野・軽井沢プリンスホテル)、榊原経団連会長会見(午後5時半)
7月のユーロ圏PMI(午後5時)
【23日(土)】
G20財務相・中央銀行総裁会議(24日まで、中国四川省成都)
おはようございます。
 週末15日のNY株。
 ダウは10.14ドル高の1万8516.55ドル、ナスダックは4.47ポイント安の5029.59ポイントとマチマチの動きでしたが、ダウは連日の高値更新です。NYSE出来高は8億7418万株。
 この日発表された6月の小売売上高、鉱工業生産指数、消費者物価指数は市場にとってほぼポジティブな数字でした。しかし、7月のミシガン大消費者景況感指数が市場予想を下回り、連続高への警戒感から上値を押さえられ、結果的にダウは、前日終値を挟んでの動きとなりました。前日は好材料となった金融株の決算では、ウェルズ・ファーゴが減益決算で2.5%安となるなど、この日は悪材料となりました。決算はまだ開けて見ないと分からないと言う感じです。

 日本株。
 前週の米雇用統計や日本の参院選を受けての結果とは言え、今週の月曜日から金曜日まですべてが高い5連騰は、筆者としては納得の結果ですが、作られた相場でその内下がると言う弱気筋が多かった市場としては、意外感のある上げだったかもしれません。当初買戻しだけと思われた買いも、値動きが進むにつれて当然の事ながら新規買いも入って来ました。特にボリュームから見て、メガバンクの流れは変わったと思われます。情報の集計でも外国人買いが入ったと判断できます。ともあれ、結果として到達した16500円は、強気弱気の攻防戦の本丸です。
 25日移動平均を抜いて反転の兆候を見せた日経平均は、75日移動平均の抵抗にあっていましたが、14日にようやくそれを抜き、15日にはかい離1%を越えました。そしてその25日、75日に200日移動平均足した「総合かい離」が33営業日ぶりにプラスに転じました。これはテクニカル的には相場陽転のシグナルですが、今年に入り2度の出現ですが、2度ともダマシ(売り場)となっています。2度ある事は3度あるのか、3度目の正直になるのか。
 注目の攻防ラインですが、今年の1度目が4月21日-4月27日の17500円、2度目が5月30日、31日の17200円、今回が16500円ですから、流れはまだ陽転とは言えません。移動平均のグランビルの法則では、ここを突破しないと、下げ傾向の1時的反転で絶好の売り場となります。任天堂の昨日の4760億円の過去最高の売買代金や、ファストリのストップ高の動きは下げ相場に咲いた一時的なあだ花なのか、変化のシグナルなのか、3連休明けが楽しみです。

おはようございます。
 14日のNY株。
 ダウは134.29ドル高の1万8506.41ドルと、3日連続で過去最高値を更新し、ナスダックも28.33ポイント高の5034.06ポイントと反発。NYSE出来高は8億3810万株。
 始まっている4~6月期決算、特に前半の金融株の決算が注目されていましたが、トップを切って発表されたJPモルガン・チェースのそれは、史上予想を上回るものだったので、金融株全般に買いが入りました。
 もう一つ注目のイングランド銀行の政策内容は、予想に反して「据え置き」でした。
そしてある意味、投資家にとって最も注目だったLINEの上場ですが、予想より若干高い人気で、初値は売り出し価格(32.84ドル)を約28%上回る42ドルを付けたあと40ドル台を維持しています。

 日本株。
 イングランド銀行の追加緩和政策で、一気の円高が心配されていましたが、直近の株価の戻りで政策は据え置きとなりました。事前に漏れていた感じで、円ドルは既に昨日の日本時間で105円台の円安になっていました。
 さあ本日ラインの日本上場ですが、大型上場なので4000円越えは難しいと言われていましたが、ポケモンブームの任天堂人気でNY市場40ドル台ですから、日本も4000円台で始まりそうです。
 日経平均は、6連騰、4連続安、4連騰(今日で5連騰)と交互にきれいな波を描くように反転体制に入って来ました。先日の本欄で書いた様に、皆が弱気になり、その中でも超弱気の予想が出た時が底入れの時です。今回典型的な形が出たと思います。この上げは当然当初は買戻しだけでしたが、任天堂の貢献が大きいとは言え、このボリュームは明らかにニューマネーも入っています。16500円を超えてくると持たざるリスクが高まります。
 多くの投資家は、この4連騰を強気で買っていません。見ているだけか、やれやれの売りをした方が圧倒的だと思います。でもそれをこなして相場は上がりました。相場とはこういうものです。
 NYの株高は、景気実態を見極めたFRBの「利上げを急がない」政策が、功を奏しました。転覆しそうになった英国も、9月になると言われていた首班指名がアッと言う間にメイ首相にまとまり、離脱派、残留派の対立なく挙国一致内閣がスタートしました。政権・政策の安定は、株価や為替を安定させます。世界一安定した政権の日本ですから、株価が上がらないはずはありません。後は政策です。政策よろしきを得れば18,000円(PER15倍)など簡単ですし、とぼけた政策ですと、また15000円(同12.5倍)割れに逆戻りです。
 どちらにしろ、売られ過ぎ主力バリュー株のリバウンドの後は、中小型成長株の出番です。反撃です。

 本日の日経平均予想レンジ 16400円―16600円。75日線を越えた軍勢はいよいよ本丸突入です。
おはようございます。
 13日のNY株。
 ダウは24.45ドル高の1万8372.12ドルと小幅ですが、2日連続で史上最高値更新です。

 日本株。
 さすがに昨日は、急激な上げに対する警戒感から上値は重くなりましたが、それでもプラス圏は維持し3連騰となりました。その後も、NY株の堅調さもありますが、大証夜間・SGX夜間とも高値近辺の値は保っています。東証1部売買代金で見ても12,13両日で5兆6600億円と、ここでの売り物を着実にこなしています。
 この強さの理由の一つが政策期待です。特にここへ来てヘリコプターマネーの期待が高まっています。ヘリコプターマネ―とは国債の日銀直接引き受けの事ですが、その仕組みの解説で、バランスシートを使って分かり易く説明されていますが、それでもまだよく分からないという事を聞きますので、面白い例えで説明して見たいと思います。
 昔、「奥様は魔女」と言う超人気テレビ番組がありました。ダーリンと魔女の奥様の夫婦の話ですが、ある時ダーリンは高級ゴルフクラブを買いたくなったのですがお金がありません。そこで、奥様に借金をします。奥様は魔女ですから、おカネを刷る能力を持っています。刷ったお金をダーリン渡し、夫婦間と言えど借金は借金ですからダーリンから借金証文を貰います。するとこのダーリン家には、おカネと借金証文が存在する事になります。でも、魔女の奥様は、家庭内の事ですし、ダーリンを愛していますから、借金証文は持っていてもダーリンが死ぬまでお金を返してくれとは言いません。つまりこの家庭にはおカネだけが天(ヘリコプター)から降ってきたようになります。勿論、魔女が日銀でダーリンが政府です。
 でも、考えて見たら既に魔女は、ダーリンが他にこわいお兄さん(市中金融機関)から借りた借金の証文を大量に取り返しています。夫婦が幸せ(CPI2%)になるまでその証文は持ち続けます。事実上のヘリコプターマネーは実施されているのです。もし、魔女が「私はダーリンを愛しているので、今持っている証文は永久に持ち続けるし、もちろん返済の請求も永久にしません」とまで言わなくても、そんな雰囲気を匂わすだけで、世の中変わりませんか。先進国で突出した借金大国だと思っていたら、意外に安定した金持ち国だったと。リスクオフになると円が買われる理由が少し分かりませんか。借金大国だと思っているのは日本人だけかも。
 今晩のイングランド銀行の政策が注目です。あっちの魔女がバリバリお金を刷ったら、また円高になるので、こちらの魔女ももっとおカネを刷らないと。

 本日の日経平均予想レンジ 16250円―16400円。
おはようございます。
 12日のNY株。
 ダウは120.74ドル高の1万8347.67ドルで引け、2015年5月19日の史上最高値(1万8312.39ドル)をとうとう更新しました。ナスダックも34.18ポイント高の5022。82と5000ポイントを回復しました。NYSE出来高は9億8046万株。 日欧の株高を受けてダウは一時、145.02ドル高の1万8371.95ドルまで上昇して、取引時間中の最高値も更新しました。
 次は4~6月期決算ですが、既に5%程の減益は織り込み、年後半からの回復に期待感が出ています。

 日本株。
 日欧の緩和策で、世界の投資マネーがあふれ出しました。今週木曜日のイングランド銀行の追加緩和次第では、それに拍車がかかりそうです。日本株だけが出遅れていましたが、ようやく修正に動きそうです。政権の安定は株価の安定。株価の安定は為替の安定。100円突破は時間の問題と言われていたドル円もあっという間に104円台後半に戻っています。終わった4-6月期決算に関係なくとも通期決算予想では重要な条件ですから、更に円安が進めば決算不安も後退します。また、外国人投資家の再エントリーの条件も円安です。
 任天堂の動きがすごいです。日本株のこの戻りは任天堂に主導された部分も多く、バリュー系の主力株のリバウンドになっていますので、中小型成長株の戻りはイマイチですが、すぐに追いついてくると思います。ところで任天堂の1,2位の株主はJPモルガン・チェースとステート・ストリートですが、その大部分はアメリカの投資会社キャピタルリサーチのものです。心労で社長まで倒れ、この先どうなるのかと思われた昨年株価1万円の時大量買いしたものです。株式投資の神髄を教わったような気がします。
 さあ今日は日本株出遅れの象徴であった、EU離脱前の日経平均16300円台への挑戦です。大証先物の夜間取引で16520円、CMEも16495円で帰って来ていますので、通過できると思いますが、ここは、「残留」でポジションを取ったファンドや個人投資家のやれやれ売りが出るところです。売り買い交錯してボリュームも増えるところです。ここを通過できるといよいよ本物です。

 本日の日経平均予想レンジ 16350円―16550円。

今日の予定は
日産自<7201>自動運転技術発表会(午前10時半)
5月の鉱工業生産(午後1時半)
住民基本台帳に基づく人口調査結果(午後5時)
米レッドブック週間小売売上高(午後9時55分)
EU財務相理事会(ブリュッセル)
2016.07.12 今度こそ。
おはようございます。
 週明け11日のNY株。
 ダウは80.19ドル高の1万8226.93ドル、ナスダックは31.88ポイント高の4988.64ポイントと続伸。NYSE出来高は8億1090万株。
前週末の6月米雇用統計の強い数字を受けて続伸。経済の底堅さを感じながら利上げ観測は高まらないと言う、株にとって良い環境になっています。S&P500が取引時間中の史上最高値を更新し、ダウも一時最高値(1万8351.36ドル)に迫まりました。ただ、弱い原油価格が頭を押さえました。
 4-6月期決算発表が注目されます。まずの15日(金)のシティグループ(EPS予想 1.15ドル)、ウェルズ・ファーゴ(同1.01ドル)が注目です。アルコアが3.3%高。

 日本株。
 先週売り過ぎた買戻しとは言え、4日連続安を1日で取り返す上げは、久々のそう快感です。英国の混乱もメイ首相で一気にまとまりました。また著名弁護士1000人がキャメロン首相へ、EU離脱の決定を議会に委ねることを求めました。つまり、国民投票は「助言」にすぎず、最終的には議会で採決すべきだとしています。いよいよ離脱撤回に進むのでしょうか?
 日経平均は魔の25日移動平均に差し掛かりました。日経平均は25日移動平均に対して6月16日にマイナス6.83%まで離れた後、ジリジリと23日にはマイナス1%まで迫り、さあ一気に抜くかと思われたのが、英国離脱で翌24日に1286円安となった嫌な形が記憶に新しいからです。今回はどうなるでしょうか。CME日経平均先物が16100円ほどで帰って来ていますので、もし窓を開けて25日線(本日推定15790円)を抜くと強い上昇シグナルとなります。
 10兆円の赤字国債の話も出ています。日米のマネタリーベース(中央銀行による通貨供給量)が日米逆転しました。相手は日本のほぼ4倍の経済規模を持つ国です。デフレ脱却どころかインフレが心配される数字です。カラカラに枯れ切った裁定買い残も、先物が現物より高い状態(先高観)が出なければ何の意味もありません。ただ、火がつけば爆発するところがいたるところにある事は事実です。「今度こそ」と思います。(小さい声で)でも何度も裏切られたから、「今度も」我慢かという事も少し覚悟しながら。

 本日の日経平均予想レンジ 15900円―16200円。