おはようございます。
 週明け19日のNY株。
 ダウは39.65ドル高の1万9883.06ドル、ナスダックは20.28ポイント高の5457.44ポイントと反発。年末を控えて債券の売り持ちを解消する動きで債券が買われ金利が低下していますが、逆に高配当銘柄が買われるなど、トランプラリーはクリスマスの週に入っても堅調です。NYSE出来高は7億9468万株と低調ですが。
 注目のイエレンFRB議長の講演ですが、労働市場の力強さを強調し、景気先行きへの安心感を与える一般的なものでサプライズはありませんでした。

 日本株。
 昨日の日経平均は10日目にしてようやく前日比マイナスとなりましたが、日銀ETF買いに支えられて1桁の下げに終わっています。この様な年末に来ての日経平均の強さは、主力株を保有している個人投資家に思わぬ利益を与えています。結果、マイナスになっている非主力株を売って節税の損出しが見られます。安くなっている銘柄なのでクロスをして保有の持続をすればよいのですが、この際だから嫌な銘柄とはさよならしたいとなるのも心情で、動きの弱い銘柄はこの節税売りで更に弱くなる傾向です。なかなか出遅れ中小型株に資金がシフトしてきません。
 ただ、税金は受け渡しベースで計算されますので、売りが出るのは来週27日(火)までと言うことになります。実質今週まででしょう。年明けは、NY株で控えていた減税売りが出る事が心配されていますが、日本の中小型株は逆に需給が良くなりそうです。 個別株投資家はもう少しの辛抱です。
 日銀金融政策決定会合の結果が発表されます。政策変更は無く材料としては限定的ですが、逆に変なサプライズがあると株価は荒れますので要注意です。

 本日の日経平均予想レンジ 19300円ー19450円。
 予定
日銀政策委・金融政策決定会合最終日 黒田日銀総裁会見(午後3時半)
11月の粗鋼生産(午後2時、鉄連)
11月の主要コンビニ売上高(午後4時、フランチャイズチェーン協)
上場=リネットジャパングループ<3556>がマザーズ
科学衛星「ERG」(エルグ)を搭載したイプシロンロケット2号機打ち上げ(鹿児島県・内之浦宇宙空間観測所)
米レッドブック週間小売売上高(午後10時55分)
API週間原油在庫(21日午前6時半)

おはようございます。
 今週は4日立会であり、事実上の年末週です。欧米投資家にとってはクリスマスが年末の様なものですから日本よりその感があるようです。特にロンドン市場では、23日(金)クリスマス前の半日立会、26日(月)、27日(火)クリスマスボクシングデー及び振替休場、30日(金)年度末半日立会と、今年の日並びは絶妙です。
 日本では、今日明日は日銀政策決定会合がありますが、無駄だと言われたイールドカーブコントロールがほぼうまく機能し予想外の円安になっているので、今は何もしないのが良策でしょう。テーパリング(緩和縮小)的発言がある可能性が無きにしも非ずですが、筆者が黒田総裁だったら「現状維持」だけを発言し、誤解されそうな事は一切言いません。

 本日の日経平均予想レンジ 19250円―19350円。 利益確定売りをこなしながらの揉み合いを予想します。

 予定は、
日銀政策委・金融政策決定会合(20日まで)
11月の貿易統計(午前8時50分、財務省)
実質輸出入動向(午後2時、日銀)
11月の半導体製造装置BBレシオ(午後4時、SEAJ)
上場=船場<6540>が東証2部、日本モーゲージサービス<7192>がジャスダック
11月の中国70都市住宅価格(午前10時半、国家統計局)
12月の独IFO景況感(午後6時)

おはようございます。
 今週22日(木)は欧州系日本株投資ファンドにとって、いやそのファンドの若手ファンドマネージャーにとってとても嫌な日です。
 23日(金)が天皇誕生日で休場、クリスマスを挟んで翌26日(月)がNY、ロンドン休場、27日(火)ロンドン休場と22日は5連休前の立会日となります。ご存じの通り今週、彼らは皆クリスマス休暇入りますが、急騰後の波乱がいつ起きてもおかしくないこんな重要な時に、全員でファンドをほったらかして休暇とはいきません。どこの国でも一緒ですが、こう言う時後を任されるのは若手ファンドマネージャーです。彼らの不満の声が聞こえますが、彼らとしては留守番は仕方ないとしても、この間の変動リスクの責任を取らされてはたまりません。
 22日(木)のオーバーナイトリスクを嫌ってポジションを減らす事が考えられます。勿論休暇中の上司に進言するでしょうが、負い目のある上司はそれを了承するでしょう。若干笑い話的相場観ですが、売り買いのバランスが崩れる(気くずれ)危険が生じないでしょうか。次々と危険ラインを突破している日経平均ですが今年最後のリスクと考えられませんでしょうか。
 22日が現場の笑い話で終わるかも知れませんが、売り方が期待する下げのタイミングはこれからどんどん来ます。節税対策で年末売りを我慢した米投資家の売りが出る年明け、トランプ就任後の政策矛盾点の顕在化、金利上昇速度が分かるFOMC結果発表日(2月1日、3月15日、5月3日)等、来年前半だけでも注意点はいくつもあります。しかも市場占有率が50%を超えていると言われるアルゴリズム取引を考えると第2のブラックマンデーはいつ起きてもおかしくありません。
 筆者は今回のトランプラリーを、共和党が盤石な政治的地盤を固める2年後の中間選挙までと見ていますが、果実は腐る前が一番おいしいと言います。急落をも楽しむ余裕でこれからの相場を対処してもらいたいと思っています。急落があった場合の下値目途は25日移動平均のプラス1%、今週は18600円前後です。

今週後半の予定
【21日(水)】
10月の全産業活動指数(午後1時半、経産省)
11月の訪日外国人数(午後4時、政府観光局)
上場=グレイステクノロジー<6541>、イノベーション<3970>がマザーズ、ゼグエグループ<3968>がジャスダック
11月の米中古住宅販売(22日午前0時、NAR)
EIA週間原油在庫(22日午前0時半)
【22日(木)】
実質輸出入動向詳細(午後2時、日銀)
20日現在の日銀保有国債銘柄別残高▽国庫短期証券銘柄別買い入れ額(午後5時)
上場=フォーライフ<3477>、エイトレッド<3969>がマザーズ
米軍北部訓練場の返還(20日を軸に那覇市で返還式)
7~9月期の米GDP確定値(午後10時半、商務省)
7~9月期の米企業利益確定値(午後10時半、商務省)
11月の米耐久財受注(午後10時半、商務省)
米週間新規失業保険申請件数(午後10時半、労働省)
11月の米個人所得・消費(23日午前0時、商務省)
11月の米景気先行指数(23日午前0時、コンファレンス・ボード)
【23日(金)】
天皇陛下誕生日(83歳)
7~9月期の英GDP確定値(午後6時半、国民統計局)
11月の米新築住宅販売(24日午前0時、商務省)
12月の米ミシガン大消費者景況感(24日午前0時)

おはようございます。
 週末16日のNY株。
 ダウは8.83ドル安の1万9843.41ドル、ナスダックは19.69ポイント安の5437.16ポイントと小反落。NYSE出来高は22億2408万株と多いですがこれは米国メジャーSQの為。
 特に材料の無いこの日は、欧州株高を受け、原油先物もしっかりでダウは小高く推移していましたが、午後に入ると、中国海軍が南シナ海の国際水域で米海軍の潜水無人機(ドローン)を接収したとの報道を受け、地政学的な懸念が高まったとして売り先行となりました。トランプ次期大統領の「一つの中国にとらわれない」発言に対する報復と見られ米中の緊張が高まる可能性があります。 ただ、一旦売られた後は小幅安のままで、新たな売りは出ませんでした。

 日本株。
 昨日の引けで、日経平均は過熱危険水域と言われる25日移動平均かい離率5%を6日連続上回り、あたかも危険ラインをサポートラインにしているかのようです。
 報道されていますように、グローバル投資家の日本株への資金配分が前月の5%アンダーウエートから過去最大の変化幅で一気に21%オーバーウエートに転じました。更に、債券から株への資金の流れが大きくなっていますが、35年続いた債券強気相場が終わったと、そのグローバル投資家の代表である米ブラックロックも見ているようです。
 こうなってくると多くのファンドはこの流れ乗らざるを得ず、その量は膨大であるので、対処行動は簡単には終わりません。今まで弱気をぶっていたストラテジストも、手のひらを返した様に強気に転じています。
 確かに大きな流れは変わらないと思いますが、日銀と出遅れファンドのETF買いで、押し目すらないと言う感じですがそんなことはありません。バブル大相場の出発点になった1987年10月19日のブラックマンデーでは日経平均3,836.48円安が突然来ています。後講釈で事前にその兆候があったなどと言うブラックマンデー本もたくさん出ていますが、筆者はあの日の朝の事を鮮明に覚えていますが、そんなことはなく、正に突然来ました。
 理由は「気くずれ」です。気くずれとは、特に理由が無いのに、売り買いのバランスが崩れて突然起きる急落現象を言います。その危険性がすぐそばに迫っているような気がしますが、それは明日書きます。

 来週前半の予定は
【19日(月)】
日銀政策委・金融政策決定会合(20日まで)
11月の貿易統計(午前8時50分、財務省)
実質輸出入動向(午後2時、日銀)
11月の半導体製造装置BBレシオ(午後4時、SEAJ)
上場=船場<6540>が東証2部、日本モーゲージサービス<7192>がジャスダック
11月の中国70都市住宅価格(午前10時半、国家統計局)
12月の独IFO景況感(午後6時)
【20日(火)】
日銀政策委・金融政策決定会合最終日  黒田日銀総裁会見(午後3時半)
11月の粗鋼生産(午後2時、鉄連)
11月の主要コンビニ売上高(午後4時、フランチャイズチェーン協)
上場=リネットジャパングループ<3556>がマザーズ
科学衛星「ERG」(エルグ)を搭載したイプシロンロケット2号機打ち上げ(鹿児島県・内之浦宇宙空間観測所)
米レッドブック週間小売売上高(午後10時55分)
API週間原油在庫(21日午前6時半)

おはようございます。
 15日のNY株。
 ダウは59.71ドル高の1万9852.24ドル、ナスダックは20.18ポイント高の5456.85ポイントと反発。来年の利上げペースを加速させる可能性を示めした前日のFOMCの結果を受けて利益確定の売りに押されていた市場は、金融株中心にはやくも反発しました。また、昨日から金利上昇を受けての一段のドル高は継続し、118円台に入っています。

 日本株。
 昨日は117円の円安に刺激され、日経平均は買い先行から一時3ケタの上昇となりましたが、高値警戒感から上値を押さえられ、20円高で終わりました。しかし、今日の為替は更に円安の118円台、再び買い先行で始まりそうです。
 CME日経平均先物が19400円台で帰って来ていますので、高値更新もありそうですが、もし昨日のザラバ高値19436.9円を抜けないと、週末でもありますので、昨日と同じような展開も考えられます。
 円安は歓迎ですが、あまりに急激な円安ドル高はアメリカの反発を招きます。いつ出てもおかしくないネガティブコメントですが、アメリカ経済がドル高に見合う強さになっているのも事実で、「少なくとも115円では無いようだ」と10日のブログに書きましたが、もし、118円台でも大丈夫としたら、日本株の上値は更に上がる事になります。
 日ロ首脳会談は今日もあります。経済界との会合もありますが、期待値がかなり下がっているので、少しの進展でも好材料になります。
 日銀や出遅れファンドのETF買いが中心なのでなかなか個人投資家好みの展開になりませんが、いずれ資金移動は起こります。頑張りましょう。

 本日の日経平均予想レンジ 19300円ー19500円。

 予定は
上場=シンシア<7782>がマザーズ、投資法人みらい<3476>が東証REIT
日ロ首脳と経済界との会合(都内)
ロシア中銀が金融政策発表(午後7時半)
11月の米住宅着工(午後10時半)
EU首脳会議最終日(ブリュッセル)

おはようございます。
 14日のNY株。
 ダウは118.68ドル安の1万9792.53ドル、ナスダックは27.16ポイント安の5436.67ポイントと反落。ダウは8営業日ぶりにようやく反落しました。
 注目のFOMC定例会合では、予想通り政策金利を0.25(25ベーシス)ポイント引き上げて0.5〜0.75%のレンジとしました。問題は来年の利上げ回数ですが、13日のブログに書いた通り、アメリカ株安定的上昇の条件は、「25ベーシスずつ年2回」と言うのが株式市場のコンセンサスです。しかし、FOMC参加者の予測中央値によると、来年は25ベーシスずつ3回になっていました。これを嫌気しての118ドル安です。

 日本株。
 12月短観は、前回調査比で大企業製造業が4ポイント改善、同非製造業が横ばいという結果で、ほぼ予想通りでした。下げのきっかけになる材料をまた一つ通過しました。
 さて次のきっかけがFOMCでしたが、売り方の期待に添えない様で、上記のごとく、利上げペースに若干の警戒感が出ていますが、米金利上昇が117円台の円安に繋がり、相殺の形で今日も日本株は買い先行で始まりそうです。しかし、日経平均総合かい離は過熱ラインの30%を越しており、サクサク高値を取って行くと言うわけにはいきません。それが逆に空売り比率が9月6日以来の34%台に低下していると言えども、空売り残高を積み上げる結果になっています。
 日露首脳会談が始まりますが、プーチンの強腰で前評判はかなり悪くなりました。楽天的な筆者としては「バーがかなり低くなった。しめしめ。」ですが。
 下げは待っていても来ませんが、来る時は予期せぬ時に突然来ます。今警戒している投資家を説得しようとは毛頭思っていません。ただ、せっかくの相場なので、個別材料株で楽しんでほしいとは思っています。2352エイジア、7771日本精密。そろそろいいんじゃないでしょうか。カジノ解禁法案が可決しました。本当に進む感じですね。3237イントランスも楽しめる感じです。
 本日の日経平均予想レンジ  19200円ー19400円。

予定
12月の日銀短観「企業物価見通し」(午前8時50分)
10月の工作機械受注確報(午後3時)
日ロ首脳会談(山口県長門市)
上場=MS―Japan<6539>がマザーズ
英中銀金融政策委の結果(金融政策)、議事要旨発表(午後9時)
米週間新規失業保険申請件数(午後10時半)
11月の米消費者物価(午後10時半)
12月のNY州製造業景況指数(午後10時半)
12月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数(午後10時半)
EIA週間天然ガス在庫(16日午前0時半)
11月の北米半導体製造装置メーカーBBレシオ(16日午前8時)
韓国中銀が金融政策発表
ECB拡大理事会(フランクフルト)
EU首脳会議(16日まで、ブリュッセル)

2016.12.14 贅沢な悩み。
おはようございます。
 13日のNY株。
 ダウは114.78ドル高の1万9911.21ドル、ナスダックは51.29ポイント高の5463.83ポイントと反発。ダウは史上最高値を7営業日連続で更新し、節目の2万ドルに迫っています。ナスダックも2営業日ぶり最高値更新です。FOMCを翌日に控えているにもかかわらず、トランプラリーは衰えを見せません。
 トランプ次期大統領は、エクソンモービルのティラーソンCEOを国務長官に指名すると発表しました。日経CNBCで一緒に仕事をしているマーク・ミラーさん(米公認会計士)は、「日本のマスコミは可能性有りの報道だが、プーチンと極めて親しいティラーソンは地元の世論では絶対ありえない」とおっしゃっていましたが、本当にトランプ人事は何かをやりそうで面白いですね。
 エネルギー長官には地球温暖化に懐疑的な前テキサス州知事を起用するとも報じられていますが、ハチャメチャ人事でわくわくします。

 日本株。
 主力株一辺倒の上げで、嬉しさも半分だった個別株狙いの投資家も、ようやく手持ち株が上がって来てほっとしていると思います。昨日書いたように、マザーズ指数が復活してきました。そしてその中心が7779サイバーダインです。
 今晩、トランプ次期大統領は、フェイスブック、アルファベットやアップル、アマゾン・ドット・コムなど、対立しているIT業界の経営者と会談します。関係が修復されますと、日本のIT、ハイテク株に更なる支援材料になります。
 日本の多くの投資家は、エントリーする為の下げを待っています。今日の予定表にもあるように、そのきっかけはあります。しかし、昨日もほんの一呼吸の下げですかさず日銀ETF買いが入りました。おそらく日銀だけでなく、出遅れファンドのETF買いも混じっていると思います。どうしても下げてくれません(贅沢な悩み!)。
 そうは言っても昨日の日経平均のかい離率は、25日移動に対して6.15%、総合かい離は32.21%と過熱ラインを突破しています。この相場について行けない方は、出遅れ個別株でと申し上げて来ましたが、その実感がこれから出て来ると思います。

 本日の日経平均予想レンジ 19200円ー19350円。
 予定は
12月の日銀短観(午前8時50分)
11月の首都圏マンション販売(午後1時)
10月の鉱工業生産・出荷・在庫確報値(午後1時半)
上場=キャリアインデックス<6538>がマザーズ
◆FOMC最終日(声明発表は15日午前4時)◇イエレンFRB議長会見(15日午前4時半)
ECB定例理事会(金融政策発表・記者会見なし)
10月のユーロ圏鉱工業生産(午後7時)
11月の米小売売上高(午後10時半)
11月の米鉱工業生産・設備稼働率(午後11時15分)
EIA週間原油在庫(15日午前0時半)

おはようございます。
 週明け12日のNY株。
 ダウは39.58ドル高の1万9796.43ドル、ナスダックは逆に31.96ポイント安の5412.54ポイントとマチマチの動きでしたが、ダウは6営業日連続で史上最高値を更新しています。NYSE出来高は9億8321万株。
 OPEC加盟国と非加盟国による15年ぶりの協調減産合意で、WTI原油先物が大幅上昇、エネルギー関連株が下値を支えましたが、利益確定売りが出て、大手金融株は軟調な動きでした。
 14日に予定されるトランプ氏とIT企業経営者との会議に注目が集まっています。両者の関係が良好になれば、ナスダック中心に株式は更に買われる局面も予想されます。
 さて、今晩からFOMCが始まります。利上げの趨勢が今後の相場を決めると思われますが、今回の利上げは織り込み済みとして、景気回復に沿って来年何回の利上げが順当と市場が考えているかは、筆者なりに想像できます。今回の利上げのように、利上げの間隔が1年も空くようでは健全な景気回復とは言えません。しかし、次の利上げが3か月後では、FRBが景気過熱に強い警戒感を持ち始めた証拠になり、今からそれでは「過熱経済・引き締め」のアメリカ株天井の条件が早まる事になって好ましくありません。年2回、半年ごと25ベーシスの利上げが、アメリカ株が長持ちする条件だと思っています。

 日本株。
 10月以降買い越しに転じた外国人投資家ですが、米国年金や投信等グローバルな大型ファンドは、まだ日本株をアンダーウエイトのままで、持たざるリスクに直面しています。日本株を巡る需給環境は様変わりになっています。しかも、個人投資家はトランプ勝利以降の4週間で、現物・信用合計1兆6000億円も売り越して、警戒感を緩めていません。こういう時は中々下げないものです。(昨日の総合かい離で述べた様にちょっと一休みしそうですが)
 さて、売った資金の流れるところと、先物やETF中心に買った外国人投資家が次に狙うのはどこでしょうか。それは、出遅れ中小型株です。代表的マザーズ指数は、昨日から反転体勢に入ったと思います。今度相場をリードするのは7779サイバーダインや3237イントランスではないかと思っています。イントランスが8月に部分買収した和歌山の人工島「和歌山マリーナシティ」がカジノ関連で注目されています。タイミングが良すぎて風評もありますが、麻生社長の正真正銘の卓越した経営センスです。

 本日の日経平均予想レンジ 19000円ー19200円。
 今日の予定
◆FOMC(14日まで)
11月の中国鉱工業生産▽小売売上高▽1~11月の都市部固定資産投資(午前11時)
IEA石油市場月報(午後6時)
12月の独ZEW景気期待指数(午後7時)
米レッドブック週間小売売上高(午後10時55分)
API週間原油在庫(14日午前6時半)

2016.12.12 総合かい離。
おはようございます。
 CME日経平均先物先週末最終値段が19185円で、為替は115円37銭、原油先物も51ドル台を確保となると、今日の日本株、買い先行で始まるでしょう。今日も日経平均200円高だと、5連騰で920円高になります。11月16日からの7連騰でも713円高でしたから、それ以上の強い上げと言うことになり、25日移動平均かい離率は6.3%になり、総合かい離(25,75,200日移動の合計)は32%台に乗って来ます。昨年の最高が34.4%ですので、重要な加熱指標で、絶対過熱点は40%と言われています。
 売り方の踏み上げで、買いが買いを呼ぶ展開ですから、変に冷静にならない方が良いですが、さすがに今日200円高したら、目先調整のきっかけになるかも。ただ、個人投資家の売りが続いている様に、投資家は利益確定を繰り返しながらの今の水準ですから、大きな下げは考えられません。
 重要なイベントが接近しています。個別株のトレーディングで様子を見ましょう。

 本日の日経平均予想レンジ 19000円ー19250円。

 今日の予定は
10月の機械受注(午前8時50分)
11月の企業物価(午前8時50分)
10月の第3次産業活動指数(午後1時半)
10月の工作機械受注(午後3時)
「今年の漢字」発表(京都・清水寺)
日ソ共同宣言発効60年

おはようございます。
 今週の予定表を見ますと、FOMC、日銀短観、日ロ首脳会談、EU首脳会議と続く各種イベントが目につきます。意外高の連発でここまで来た年末相場の締めくくりの重要ポイントです。株を枕に年越しか、波乱の展開か、意外に静かな2016年の終了に繋がるのか。特に来週からクリスマス休暇で海外が機能停止状態になりますので、今週が実質的な年内最後の重要週となります。
 為替が115円台です。ECBの「緩和縮小」は目先的には「緩和延長」となりますので米金利が再び2.4%台に上昇した為です。続々発表される強い景気実態もドル高に拍車をかけています。週末発表の12月消費者態度指数は98.0と前月から大きく上昇し、10月卸売売上高も前月比1.4%増となりました。
 原油もしっかりです。非産油国も減産に同調する見通しで、上値はともかく、大きな下げは無いようです。
 外国人、日銀、年金・投信と買わなければならない主体が多くなりました。弱気筋がどんどん減っています。
しかし、こう言う時が一番危ない時でもあります。日経平均25日移動かい離率は5.76%になっています。トランプ逆ショックの1000円高の11月10日から21営業日が経過しましたが、この間下げたのは5日だけです。短期波乱への余裕を持って楽しみましょう。
 週後半の予定
【15日(木)】
12月の日銀短観「企業物価見通し」(午前8時50分)
10月の工作機械受注確報(午後3時)
日ロ首脳会談(山口県長門市)
上場=MS―Japan<6539>がマザーズ
英中銀金融政策委の結果(金融政策)、議事要旨発表(午後9時)
米週間新規失業保険申請件数(午後10時半)
11月の米消費者物価(午後10時半)
12月のNY州製造業景況指数(午後10時半)
12月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数(午後10時半)
EIA週間天然ガス在庫(16日午前0時半)
11月の北米半導体製造装置メーカーBBレシオ(16日午前8時)
韓国中銀が金融政策発表
ECB拡大理事会(フランクフルト)  EU首脳会議(16日まで、ブリュッセル)
【16日(金)】
上場=シンシア<7782>がマザーズ、投資法人みらい<3476>が東証REIT
日ロ首脳と経済界との会合(都内)
ロシア中銀が金融政策発表(午後7時半)
11月の米住宅着工(午後10時半)
EU首脳会議最終日(ブリュッセル)