fc2ブログ
おはようございます。
 29日のNY株。
 ダウは239.98ドル高の3万4060.36ドル、ナスダックも31.52ポイント高の1万4082.55ポイントと反発。
 注目の1~3月期実質GDP速報値は前期比年率+6.4%と、10~12月期の+4.3%を大きく上回り3期連続の改善となりました。GDPのおよそ7割を占める個人消費がプラス10.7%と大幅に伸びたほか、住宅投資も10.8%、設備投資が9.9%それぞれ伸びました。4~6月期も高成長が予想され、ダウは買い先行で始まり、ハイテク株の利食い売りでマイナス圏に沈む場面もありましたが、値を戻し終盤は堅調な展開となりました。
 新規失業保険申請件数は55.3万件と、前回の54.7万件を上回りましたが、新型コロナウイルス感染拡大以降では低水準を維持しています。
 3月米仮契約住宅販売指数は前月比+1.9%と、予想+4.4%は下回りましたが、2月の-10.6%は大きく上回りました。
 また、デブラシオNY市長がこの日、経済活動を7月1日に全面再開する目標を発表した事も好感されました。
 個別銘柄では、純利益が94%増となったフェイスブックが7.3%高となった一方、売上高と1株利益がともに市場予想を大幅に上回ったアップルは0.1%安と、決算に対する市場の反応はマチマチの結果でした。
 日本株。
 本日の東京市場は、連休中の材料を織り込む日です。連休中にリスクを感じている投資家の回避行動は今日しかできません。また下記のように経済指標や決算発表の予定がどっさりです。材料びっしりでかなり重い1日ですね。こんな時は変化するのですが。
 本日の日経平均予想レンジ 2万8900円~2万9200円
 予定
3月と2020年度有効求人倍率・完全失業率 8:30
4月都区部CPI 8:30
3月鉱工業生産指数速報値 8:50
対外・対内証券売買契約 8:50
3月自動車輸出実績 13:00
3月と20年度の住宅着工件数 14:00
決算 コマツ、HOYA、三井物産、東京エレク、商船三井、ANAHD、JT、メルカリ
4月中国製造業・非製造業PMI 10:00
4月財新中国製造業PMI 10:45
1~3月期仏GDP速報値 
1~3月期独GDP速報値
1~3月期ユーロ圏GDP速報値 18:00
3月米個人所得・個人消費支出 21:30
1~3月期米雇用コスト指数 21:30
4月シカゴPMI 22:45
4月ミシガン大学消費者態度指数確報値 23:00
決算 BNPパリバ、エクソンモービル、シェブロン
おはようございます。
 28日のNY株。
 ダウは164.55ドル安の3万3820.38ドルと反落、ナスダックも39.19ポイント安の1万4051.03ポイントと続落。
 個別株の動きが影響しました。決算減収のアムジェン7.2%安、予想を上回る増収増益のマイクロソフトも材料出尽くしで3%安、赤字幅が予想以上だったボーイングも3%安。この3銘柄でダウを210ドルあまり押し下げました。
 AMDも買い先行後に利益確定売りに押され、半導体関連株に売りがでましたが、予想を上回る増収増益決算のアルファベットが大幅高で指数を支えました。
 FOMCの結果は、政策金利の維持と資産購入額の据え置き。声明では景気認識を引き上げつつも物価上昇は一時的だと指摘し、パウエルFRB議長は記者会見で資産購入の縮小について「いまは議論する時ではない」と述べました。全くの予想通りで、ECB理事会、日銀金融政策決定会合の結果と共に、世界の金融当局の姿勢は「大規模緩和維持」で全く変わっていません。
 日本株。
 寄り付き直後の178円安から前引け110円高とプラスに浮上した日経平均は、さあ後場もう1段高と思いきや、前引けを挟んでの揉み合いでした。じらせますね。
 3月の百貨店・スーパー売上高は1兆6712億円(2.9%増)で、百貨店は4519億円(19.3%増)、スーパーは1兆2193億円(2.1%減)でした。
 自社株買い付きの好決算のソニーG、今期予想がコンセンサスを下回った村田製作所、3年振りの最高益で先行き強気な富士通、期待はあるが今期の微妙な数字の信越化学等、主要ハイテク企業の決算に対する市場の反応は?大型連休の唯一の立会日で、この間のすべてが凝縮される30日(金)がどうなるか。ワクワクします。
 今日の予定
昭和の日で東京市場休場
4月独CPI
1~3月期米実質GDP速報値 21:30
新規失業保険申請件数 21:30
3月米仮契約住宅販売指数 23:00
クォールズFRB副議長が討論会に参加 30日3:00
決算 アマゾン・ドット・コム、ツイッター、キャタピラー、メルク、マクドナルド、ギリアドサイエンシズ 
おはようございます。
 27日のNY株。
 ダウは3.36ドル高の3万3984.93ドル、ナスダックは48.56ポイント安の1万4090.22ポイントとマチマチで小動きでした。
 FOMCを前にして10年債が1.625%と上昇した為、金融株が買われハイテク株が売られました。前日の決算で収益見通しを出さなかったテスラは大幅安でした。
 2月S&Pケース・シラー住宅価格指数は前年比11.94%上昇と、予想11.80%、1月の11.12%を上回りました。
 また、2月FHFA住宅価格指数も前年同月比12.2%上昇と、1月の12.1%を上回りました。
 4月消費者信頼感指数・現況指数は139.6と、3月の109.0を上回り、昨年3月以来の高水準で、パンデミック前の水準を回復しまいた。期待指数も109.8と3月の108.3を上回り、2019年7月以降ほぼ2年ぶりの高水準となりました。ワクチン接種の加速で経済活動の再開が進んでいる事を表しています。
 1~3月期中国工業企業利益は、前年同月比92.3%増の7111億8000万元(11兆8500億円)。
 日本株。
 日銀は金融政策決定会合で、今の大規模な金融緩和策を維持することを決め、必要があればちゅうちょなく追加の金融緩和に踏み切るとしました。
 「展望レポート」では、物価見通しを、今年度の生鮮食品を除いた消費者物価指数が政策委員の見通しの中央値でプラス0.1%とし、前回1月時点のプラス0.5%から引き下げました。また、今年度の実質GDP伸び率を政策委員の見通しの中央値でプラス4.0%とし、前回のプラス3.9%から引き上げました。しかし、日経平均は終日じり安で、134円の安値引けでした。
 筆者としては今にも動きそうな気がしているのですが、今日も駄目かも知れません。やはり新型コロナウィルス、今度はインド型の変異種が怖いのでしょうか。信越化学の決算に期待!
 本日の日経平均予想レンジ 2万8900円~2万9100円
 予定
3月の小売売上高 8:50
3月の百貨店・スーパー売上高 8:50
2年債入札 10:30
3月の建機出荷額 13:00
決算 信越化学、OLC、TOTO、ガイシ、日立、三菱電、富士通、ソニーG、TDK、キーエンス、村田製作所、日通、ヤマトHD、ルネサス、その他。
FOMC結果発表 29日3:00
パウエルFRB議長会見 29日3:30
バイデン大統領が上下両院合同会議で演説
決算 アップル、フェイスブック、ボーイング、クアルコム、イーベイ
おはようございます。
 週明け26日のNY株。
 ダウは61.92ドル安の3万3981.57ドルと反落しましたが、ナスダックはハイテク株への決算期待で121.97ポイント高の1万4138.78ポイントと、史上最高値を更新しました。S&P500指数は7.45ポイント高の4187.62ポイント。
 ダウが下げたのはP&G、コカ・コーラ、ウォルマートの消費関連が下げた為です。消費関連が下げたのは、銅やトウモロコシ等が年初来高値を更新し収益の重荷になるとの見方です。
 4月ダラス連銀製造業活動指数は37.3と、予想30.0、3月の28.9を大きく上回りました。
 3月耐久財受注速報値は前月比+0.5%と、予想の+2.0%を下回りましたが、2月の-1.2%からは回復しています。輸送用機を除く速報値は前月比+1.6%と、予想に一致(2月は-0.9%)。
 日本株。
 昨日の日経平均株価は105円60銭(0.36%)高の2万9126円23銭で終えましたが、朝方124円安まであり、後場13時に220円高になると言う日中のうねりを見せました。そろそろ動き出してもよいころですが・・・。
 決算発表が本格化するなか、好決算でも売られる銘柄が目立つっています。この日もエムスリーが大きく売られました。筆者としては「この動きは間違っている」と思い、早晩正常化すると思っています。今日のアドバンテスト、ファナック、京セラの反応が見ものです。
 そして目の前では日銀金融政策決定会合の結果待ちです。今回は3ヶ月ごとの展望リポートが出ます。実質GDPについては、2021年度の政策委員の見通し中央値が前回の前年度比プラス3.9%から上方修正される可能性が高いと思います。
 本日の日経平均予想レンジ 2万9100円~2万9300円
 予定
日銀金融政策決定会合結果発表 
4月展望リポート
黒田総裁会見
決算 野村不HD、アステラス、第一三共、日立建機、オムロン、アンリツ、アドバンテスト、ファナック、京セラ、その他。
東証1部上場 テスホールディングス
1~3月期中国工業企業利益 10:30
2月S&Pケース・シラー住宅価格指数 22:00
4月米消費者信頼感指数 23:00
決算 マイクロソフト、アルファベット、AMD、スターバックス、3M、GE、TI、アムジェン
おはようございます。
 今日と明日は日銀金融政策決定会合です。先週22日のECB定例理事会では、景気の下支えの為の大規模な量的緩和の維持を決定しました。金利も予想通り現行水準に据え置かれ、ラガルド総裁はパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の段階的な縮小について「時期尚早」とし、議論もしていないと表明しました。PEPPの規模は1兆8500億ユーロ(240兆円)のままで、期間は2022年3月末まで継続します。しかもラガルド総裁は記者会見で「ワクチン接種の進展と今後予想される感染拡大抑制策の段階的な緩和で、2021年を通して経済活動は力強く回復するとの見通しが裏付けられている」と述べています。ロイターの取材では、 タカ派メンバーからも買い入れの縮小を求める声が上がらなかったことが、関係者3人の話で分かったそうです。ECB理事会が、これから続く日銀金融政策決定会合、FOMCの内容を先に表していると思われます。
  日経平均は2月16日の高値以来、方向感の無いもみ合いを続けて来ましたが、引け値ベースの下値は3月8日の2万8743円、3月24日の2万8405円、上値も3月18日の3万216円、4月5日3万89円と切り下がっている形のよくない揉み合いでした。しかし、4月21日の下値は2万8508円と、3月24日の安値を僅かですが上回りました。ここで反転すれば(すると思っていますが)、流れが変わると思います。そして4月5日の3万89円を抜けば揉み合い脱出となるのですが、その兆候を本日見せるか、注目です。
 本日の日経平均予想レンジ 2万9100円~2万9300円
 予定
3月の企業向けサービス価格指数 8:50
2月景気動向指数確報値 14:00
3月の外食売上高 14:00
日銀金融政策決定会合 ~27日
決算 日立金、日東電工、キャノン
4月独Ifo企業景況感指数 
3月米耐久財受注 21:30
決算 テスラ
2021.04.25 6G実用化へ。
おはようございます。
 今日から東京、大阪、京都、兵庫の緊急事態宣言期間が始まりました。そんな中、昨日と今日の2日間ですが、市のプールもある複合福祉施設の会議室を借りて、我々趣味の会が、エビネ展を開催しました。先日の東京ドームで「世界らん展」が強行されましたが、クラスターが起きた気配はありませんでした。我々は会員10名足らずの小さな会で、展示会の来場者も2日間を通して200人もいませんが、さすがに去年は中止にしました。検温、消毒、手洗い、来場者の住所・電話番号の管理(万一クラスターが起きた時素早い連絡の為)、スタッフはマスクの2枚重ねを厳守しています。コロナと付き合うのは大変ですが、何か楽しいです。
 さて、今日の日経新聞7面の右下に「6G実用化へ提携拡大」として、NTTと富士通の「光電融合技術」の話が載っています。ご存知の通り5Gで日本は完全に出遅れ、もう取り戻す事は出来ません。そこで国運をかけて6Gでリードすることを目論んでいます。6Gの世界は電気(電力)が光化(電波化)します。半導体の消費電力が限りなくゼロに近づきます。この技術が進むと太陽光発電は、発電効率の良い宇宙でして、地球に送電ロスゼロで送電できます。
 これから、6G関連銘柄が市場をにぎやかにすると思います。
 週後半の予定
 29日(木)
昭和の日で東京市場休場
4月独CPI
1~3月期米実質GDP速報値 21:30
新規失業保険申請件数 21:30
3月米仮契約住宅販売指数 23:00
クォールズFRB副議長が討論会に参加 30日3:00
決算 アマゾン・ドット・コム、ツイッター、キャタピラー、メルク、マクドナルド、ギリアドサイエンシズ 
 30日(金)
3月と2020年度有効求人倍率・完全失業率 8:30
4月都区部CPI 8:30
3月鉱工業生産指数速報値 8:50
対外・対内証券売買契約 8:50
3月自動車輸出実績 13:00
3月と20年度の住宅着工件数 14:00
決算 コマツ、HOYA、三井物産、東京エレク、商船三井、ANAHD、JT、メルカリ
4月中国製造業・非製造業PMI 10:00
4月財新中国製造業PMI 10:45
1~3月期仏GDP速報値 
1~3月期独GDP速報値
1~3月期ユーロ圏GDP速報値 18:00
3月米個人所得・個人消費支出 21:30
1~3月期米雇用コスト指数 21:30
4月シカゴPMI 22:45
4月ミシガン大学消費者態度指数確報値 23:00
決算 BNPパリバ、エクソンモービル、シェブロン
おはようございます。
 週末23日のNY株。
 ダウは227.59ドル高の3万4043.49ドル、ナスダックも198.40ポイント高の1万4016.81ポイントと反発。
 マークイット4月の製造業PMI速報値は60.6と、3月の59.1を上回り2007年の調査開始以降の最高を記録しました。サービス業PMI速報値も63.1と、予想61.5、3月の60.4を上回り、総合PMI速報値も62.2と、3月の59.7を上回りました。
 3月の新築住宅販売件数も前月比20.7%増の102.1万戸と、予想88.5万戸、2月の77.5万戸を大きく上回りました。
 前日の悪材料だった富裕層へのキャピタルゲイン増税問題は、この日は共和党が反対する見込みで民主党も一部が反対するとみられ、実現は難しいとの見方が出ていました。ダウはほぼ終日堅調に推移しました。
 業種別では金融が堅調でしたが、この日決算を発表したハネウェルやアメックスは売られ、前日に減収減益決算を明らかにしたインテルは5.3%安でした。
 3月英小売売上高は前月比5.4%増と、予想の1.5%増、2月の2.2%増を大きく上回りました。
 4月仏製造業PMI速報値は59.2と、3月の59.3から小幅に低下しましたが、予想の59.0は上回りました。サービス部門PMI速報値は50.4で、予想46.5、3月の48.2を大きく上回りました。総合PMI速報値も51.7と、予想48.8、3月の50.0を上回りました。
 4月独製造業PMI速報値は66.4、サービス部門PMI速報値は 50.1。
 4月ユーロ圏総合PMI速報値は53.7、予想53.2、3月の52.5を上回りました。
 4月英PMI速報値は製造業が60.7、非製造業が60.1といずれも3月および予想を上回りました。
 日本株。
 NY株安を受けて朝方(9:06)418円安まで売られた日経平均は、11時前には153円安まで戻しましたが、その後は揉み合いでした。しかし、緊急事態宣言発令を前にした週末としては、2万9000円を維持したことで来週の強さを期待させる動きでした。
 尚、昨日の対内証券売買契約で2863億円の売り越しとなっていましたが、これは買い押しの誤字でした(ブログは訂正済)。また東証投資部門別海外投資家は30億円の売り越しとしましたが、これは東証1部だけの数字です。日経新聞は全市場の数字で311億円となっています。日経CNBCやテレ東の筆者の解説の時には東証1部だけの数字を使っています。
 週前半の予定
 26日(月)
3月の企業向けサービス価格指数 8:50
2月景気動向指数確報値 14:00
3月の外食売上高 14:00
日銀金融政策決定会合 ~27日
決算 日立金、日東電工、キャノン
4月独Ifo企業景況感指数 
3月米耐久財受注 21:30
決算 テスラ
 27日(火)
日銀金融政策決定会合結果発表 
4月展望リポート
黒田総裁会見
決算 野村不HD、アステラス、第一三共、日立建機、オムロン、アンリツ、アドバンテスト、ファナック、京セラ、その他。
東証1部上場 テスホールディングス
1~3月期中国工業企業利益 10:30
2月S&Pケース・シラー住宅価格指数 22:00
4月米消費者信頼感指数 23:00
決算 マイクロソフト、アルファベット、AMD、スターバックス、3M、GE、TI、アムジェン
 28日(水)
2年債入札 10:30
3月の建機出荷額 13:00
決算 信越化学、OLC、TOTO、ガイシ、日立、三菱電、富士通、ソニーG、TDK、キーエンス、村田製作所、日通、ヤマトHD、ルネサス、その他。
FOMC結果発表 29日3:00
パウエルFRB議長会見 29日3:30
決算 アップル、フェイスブック、ボーイング、クアルコム、イーベイ
おはようございます。
 22日のNY株。
 ダウは321.41ドル安の3万3815.90ドル、ナスダックも131.81ポイント安の1万3818.41ポイントと反落。
 バイデン政権は所得税の最高税率を現行の37%から39.6%に引き上げるのに合わせ、キャピタルゲインの税率も同じ水準にすると報道された為です。年収100万ドル(1億円)以上の富裕層が対象ですが、現行の20%から2倍になるわけで、株式評価益を大量に抱えている米投資家は税率引き上げ前に売って来る可能性があり、含み益の大きいハイテク株中心に売られました。
 新規失業保険申請件数は54.7万件と、前回の57.6万件を下回り、更に労働市場の環境は良くなっています。
 3月シカゴ連銀全米活動指数は1.71と、予想1.25、2月の-1.20を上回りました。
 3月景気先行指数総合指数は前月比+1.3%と、2月の-0.1%から改善。
 3月米中古住宅販売件数は601万戸と、2月の624万戸を下回りました。
 ECB理事会の結果は、予想通り政策金利(0.00%) 据え置きでした。
 4月ユーロ圏消費者信頼感指数は-8.1と3月の-10.8から若干改善。
 日本株。
 前日とは打って変わって日経平均は679円高と、筆者の考える重要ポイント2万8822円、2万9000円、そして75日移動平均線も上回りました。
 対内証券売買契約(4/11~4/17)は2863億円の買い越し、東証投資部門別海外投資家(4/12~4/16)は30億円の売り越しでした。
 日本電産の決算は22年3月期の営業利益見通しを過去最高の1800億円と出しました。永守会長が経営を一歩退いた事を含めて市場はどう評価するでしょうか。
 今日は米株安を受けて売り先行で始まる日経平均、エレベーター相場に突入するかもしれません。しっかり見極め、バタバタしないようにしましょう。今日は欧州と米国のPMI速報値が注目です。
 本日の日経平均予想レンジ 2万8700円~2万9000円
 予定
3月と20年度のCPI 8:30
3月百貨店売上高 14:30
決算 東京製鉄
3月英小売売上高 15:00
4月仏PMI速報値 16:15
4月独PMI速報値 16:30
4月ユーロ圏PMI速報値 17:00
4月英PMI速報値 17:30
4月米PMI速報値 22:45
3月米新築住宅販売件数 23:00
決算 アメリカン・エキスプレス、ハネウェル・インターナショナル
おはようございます。
 21日のNY株。
 ダウは316.01ドル高の3万4137.31ドル、ナスダックも163.95ポイント高の1万3950.22ポイントと反発。
 米国内のワクチン接種回数が2億回を超え、バイデン大統領が企業に対し従業員のワクチン接種有給休暇の奨励等、一段の普及を促す姿勢を示した為、このところ売られていた景気敏感株中心に買戻しが入りました。IBM等好決算銘柄にも買いなおしが入っています。
 日本株。
 変異株に置き換わりながら感染拡大を続けている新型コロナウィルスとの戦い、いったいどこまで続くのかと言う不透明感で、日経平均は2日で約1200円の下げになりました。
 前日のTOPIX前引けは1.25%の下げにも拘わらず、日銀ETF買いが入らなかた事も嫌気されたとの見方もありましたが、この日はTOPIX前引け2.17%の下げで、701億円の買いが入りました。ただ、日銀ETF買いに頼る市場構造は既に卒業していると思います。日銀の政策が全く変わっていない事を確認できたことは好材料ですが、これとても今の状況でテーパリングなど出来るわけはない事を考えると、当然の事と思います。
 国内の新規感染者が5000人を超え、今週にも緊急事態宣言が発令される時ですが、個別株の買戻しで2万8822円のポイントを回復する事を期待します。
 本日の日経平均予想レンジ 2万8700円~2万9000円
 予定
対外・対内証券売買契約 8:50
4月の月例経済報告
決算 日本電産、中外製薬
マザーズ上場 ステラファーマ、ビジョナル
ジャスダック上場 ネオマーケティング
ECB理事会結果発表 20:45
ラガルド総裁記者会見 21:30
米新規失業保険申請件数 21:30
3月米景気先行指数総合指数 23:00
3月米中古住宅販売件数 23:00
4月ユーロ圏消費者信頼感指数 23:00
決算 クレディ・スイス、ダウ、バイオジェン、AT&T、インテル
バイデン大統領が気候サミット開催 ~23日
米スペースXの宇宙船打ち上げ(船長は星出彰彦氏)
おはようございます。
 20日のNY株。
 ダウは256.33ドル安の3万3821.30ドル、ナスダックも128.50ポイント安の1万3786.27ポイントと続落。 
 米国務省は19日、新型コロナウイルスのパンデミックを受けて渡航情報を改定し、最も危険とされるレベル4の「渡航してはいけない」を世界の80%の国に拡大すると発表しました。すでにケニア、ブラジル、アルゼンチン、ロシアなど世界約200カ国のうち34カ国をレベル4としていますが、さらに130カ国を加えることになります。
 日本株。
 新型コロナウィルスの恐怖は、米国の1.9兆ドルに代表されるその支援対策の財政出動で、世の中はおカネジャブジャブになり、皮肉な事にコロナウィルスが株高を支える格好でこれまできました。従って、相場観にコロナの新規感染者の数字(何人だから買い、何人だから売り等)が直接入りませんでした。しかし、最近の動きは少し違ってきました。急速に高まりつつある変異型ウイルス拡大の怖さを、市場はダイレクトな材料として織り込み始めました。つまり、東京市場に「変異株」が上場されたと言えます。変異株の業績(新規感染者数)が直接日経平均に係わってきます。
 ただ、実際問題として企業業績予想に変異株の感染者数が係わって来るかも知れない、決算が出るまで待とうと言う相場感はかなり織り込まれ、このところの低迷相場になっていましたから、昨日の下げで、日経平均は25,75日移動平均線を一気に切り、テクニカル的には売りが始まるところですが、長引く調整が早く終わるとも言えます。
 CME日経平均先物が2万8600円前後で帰ってきましたので、筆者が最重要ポイントと考える2万8822円(1/25引け値)を割れそうですが、割れても上昇トレンドが変わるわけではありません。「超強気相場」が終わるだけで弱気相場が始まるわけではありません。
 「エレベーター相場、下の階で降りないように」と申し上げてきまいたが、中々下の階に降りて来ませんでしたので、意味のない言葉でしたが、今こそ有意義な言葉になると筆者は思っています。
 本日の日経平均予想レンジ 2万8600円~2万9000円
 予定
3月食品スーパー売上高 13:00
3月全国スーパー売上高 14:00
決算 ジャフコG
米20年債入札 
決算 ベライゾン、ラムリサーチ