おはようございます。
 12日のNY株。
 ダウは59.44ドル安の2万0591.86ドル、ナスダックは30.61ポイント安の5836.16ポイントと続落。NYSE出来高は7億6616万株。
 シリア・北朝鮮に対する地政学リスクの高まりから、債券買い、金利低下、ドル安、株安となっています。ただこれから、好調と言われる2017年1~3月期の決算発表が本格化するので積極的に売り込む動きもありませんでした。

 日本株。
 厳しい展開です。頼みの中小型個別株にロスカットの売りが出てセリングクライマックスの感じになっています。為替が200日移動平均の108円台後半になって来ました。原油先物が200日移動平均を割れてから反発しましたが、ここが為替の下値になるか正念場です。日経平均の方では200日移動平均は17850円どころに有りますが、しっかりとした上昇基調にあります。最悪、この200日移動平均を意識した押し目買いになると思われます。
 今回の地政学リスクは今までと違う不気味さがあります。外務省は11日に韓国への滞在・渡航を予定している邦人に対して海外安全情報(スポット情報)を出しています。スポット情報は短期的に危険が高まった地域への注意を促すもので、最近では、韓国の朴槿恵前大統領弾劾に伴うデモやロシア・サンクトペテルブルクでのテロに際して出していますが、今回の核・ミサイルを理由とした注意喚起は異例です。朝鮮半島に向っている米空母「カールビンソン」と海上自衛隊が共同訓練をすると1部報道に有りますが、これも日本が緊張の当事者になる事で、嫌な感じですね。なのに円が買われるのは、こんな心配をしているのは日本の投資家だけだからです。世界から見たら北朝鮮リスクはどこにでもある地政学リスクで、だから有事の円買いになるようです。また、投機筋は株と円をリンクさせているので、「日本売り円買い」という困った結果になっています。
 厳しい、嫌なところが買い場になるのが相場の常道です。流動性相場から業績相場にステージを変える相場循環の基本はまったく変わらないと思います。
 本日の日経平均予想レンジ 18400円―18600円。

 予定は、
3月のマネーストック(午前8時50分、日銀)
週間対外対内証券売買契約(午前8時50分、財務省)
30年利付債(4月債)入札(午前10時半、結果は午後0時45分、財務省)
3月の投信概況(午後2時、投信協)
OECD対日経済審査報告書発表=グリア事務総長会見(午後4時半、都内)
決算=ファーストリテ<9983>
3月の中国貿易統計(税関総署)
3月の米卸売物価(午後9時半、労働省)
米週間新規失業保険申請件数(午後9時半、労働省)
4月の米ミシガン大消費者景況感指数(午後11時)
韓国中銀が金融政策発表
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