おはようございます。
 今日はIOSショックの日です。1970年の今日、国際的投資信託が破たんしてNY大暴落し、日経平均も8.7%の下げになった日です。筆者が入社して1か月で、その日は電車のストライキで、迂回しながら10時ごろ会社についたら黒板(株価表示は当時は黒板にハクボク書きでした)はヤ(売り気配の表示)の字で埋め尽くされていました。この日の光景は今でもはっきり憶えています。それから数えきれないほど大小のショック安がありましたが、紆余曲折はあるものの、そこは買い場でした。
 もう一つ、今日は1999年に東京証券取引所の立会場が閉鎖になった日です。広い立会場で場立が手を振る姿に学生時代から憧れたものでした。ここでは分かり易い相場過熱指標がありました。前場の売買伝票処理が後場寄りまでに間に合わ亡くなった時です。これは百発百中でした。立花証券ではその手前、売買が多くなって株式部員がだんだん疲れて来るとリポビタンデーを支給しました。そこで我々はその情報を基に売りの連絡をお客様にしたものでした。何か古き良き時代の様ですが、わずか18年前の事です。
 この18年間で取引システムは急変し複雑になりました。高速取引の進化やAIの導入で複雑さを増しています。こういう時こそ個人投資家はシンプルに且つ原点に帰った投資が必要と思います。ビッグデータを駆使したAIが勝つかと言えば100%ノーだと断言できます。確かに必勝法の発見はAIにかなわないかも知れませんが、必勝法は発見された瞬間に必勝法では無くなります。皆が同じことをやれば(一斉な売り買い)それは必敗法となります。従ってAIはおそらく発見した瞬間にその裏をかく方法の作業に入る(ディープラーニング)事になります。そしてそれは永遠に続きます。麻雀と同じように誰かが儲かり、その分誰かが沈みます。麻雀と違うのは、企業収益と言う黄金がマーケットに降り注いでいると言うことです。
 「安いところを買う」 どんなに複雑になったマーケットでもこれがシンプルな真理ではないかと思います。
 週後半の予定
【3日(水)】
ADB、米ペンシルベニア大共催のグローバル・シンクタンク・サミット(GTTS)最終日
FOMC最終日(声明発表は4日午前3時)
1~3月期のユーロ圏GDP(午後6時、EU統計局)
4月のADP全米雇用報告(午後9時15分)
4月の米ISM非製造業景況指数(午後11時)
EIA週間原油在庫(午後11時半)     決算=VW
休場=香港、韓国(以上釈迦生誕日)、
【4日(木)】
3月の米貿易収支(午後9時半、商務省)
米週間新規失業保険申請件数(午後9時半、労働省)
決算=シーメンス、ロイヤル・ダッチ・シェル
【5日(金)】
4月の米雇用統計(午後9時半、労働省)
3月の米消費者信用残高(6日午前4時、FRB)
休場=タイ(国王即位日)、韓国(こどもの日)
ASEANプラス3財務相・中央銀行総裁会議最終日(横浜市)