おはようございます。
 11日のNY株。
 ダウは23.69ドル安の2万0919.42ドル、ナスダックは13.18ポイント安の6115.96ポイントと反落。NYSE出来高は8億6284万株。
 百貨店大手の17年2-4月期決算が悪かった為、メーシーズ(17.0%安)、コールズ(7.8%安)、JCペニー(7.4%安)、ノードストロム(7.6%安)等軒並み売られ、全体相場を下押ししました。トランプ大統領がFBI長官を解任した政治的懸念も残っていてダウの下げ幅は一時140ドルを超えました。その後買い戻しが入り下げ幅を縮小しましたが、翌日(日本時間今晩9時半)発表される4月の小売売上高が注目されます。予想では前月比0.6%増と改善が見込まれていますが、この百貨店決算から考えて予想を下回るのではないかと懸念されています。
 
 日本株。
 連続の年初来高値で、東証1部売買代金も2兆8000億円と悪くは無いのですが、目の前の2万円が「近くて遠い2万円」になっています。
 当たり前の事ですが、株価は投資家の意見が違う事によって値段が付きます。「下がると思うから売る」投資家と、「上がると思うから買う」投資家が交差するところが市場です。今市場関係者を取材して感じるのですが、それほど明確ではないのが昨日2万円にあと10円ちょっとと迫ったのに一気に抜けなかった原因の様な気がします。特に買い方ファンド関係者の話では「この前買った銘柄、他に買うものないから売るに売れない」と、売り方の様な意見です。売り方も、株価の最近の急騰で動揺(時々損切買戻し)はしていますが、大きなリスクは感じていない様です。つまり先高観や先安観で市場が成立しているのではなく、売り方も買い方もバックミラーを見ながら運転している様でした。バックミラー投資家のせめぎ合いです
 今日は、114円台に乗ったドル円が113円台に戻っていますし、急騰後の週末でもあり、利益確定売りに押されそうです。
 本日の日経平均予想レンジ 19800円―19900円。
 予定は
4月のマネーストック(午前8時50分、日銀)
10日現在の日銀営業毎旬報告(午前10時)
原田日銀審議委員がシンポジウムに参加(午後3時45分、一橋講堂)
決算=鹿島<1812>、JXTG<5020>、三菱ケミHD<4188>、大成建<1801>、三井不<8801>、日立<6501>、いすゞ<7202>、スズキ<7269>、りそなHD<8308>、ヤマハ発<7272>、資生堂<4911>
G7財務相・中央銀行総裁会議開催中(伊バーリ)
1~3月期の独GDP(午後3時、統計局)
3月のユーロ圏鉱工業生産(午後6時、EU統計局)
コンスタンシオECB副総裁パネル討論参加(午後9時、フランクフルト)
4月の米小売売上高(午後9時半、商務省)
4月の米消費者物価(午後9時半、労働省)
3月の米企業在庫(午後11時、商務省)
5月の米ミシガン大消費者景況感指数(午後11時)
決算=アリアンツ