2017.07.29 下限の攻防。
おはようございます。
 週末28日のNY株。
 ダウは33.76ドル高の2万1830.31ドル、ナスダックは7.51ポイント安の6374.68ポイントとマチマチ。ダウは史上最高値へ続伸し、ナスダックは続落と若干チグハグな動きでした。NYSE出来高は7億7213万株。
 注目の4~6月期実質GDP速報値は、季節調整済み年率換算で前期比2.6%増と、前期(1.2%増)から増加しました。予想通りの数字でしたが、個人消費や設備投資が堅調で、買い材料となりました。引き続き好決算銘柄には買いが入りダウの下値を支えていましたが、スターバックスが9.2%安と売られ、ハイテク株も弱く、ナスダックはマイナスとなりました。
 日本株。
 前日まで、任天堂や日本電産など決算好調組に支えられて2万円を維持していた日経平均ですが、この日は簡単に割れてしまいました。米指標堅調にもかかわらず、ムニューシン財務長官が為替操作国に厳しい措置を取ると発言してからドル安となり、ドル円で110円台になった事が原因です。
 決算の前半のピークを迎えましたが、その決算数字に影響を与える為替に、円高不安が出ています。しかし、為替と企業収益の関係は、今やかなりフラットになっていて、日本企業の稼ぐ力は、110円前後ではまったく問題ありません。大半の社内レートが110円以下になっている事もありますが、ここ数年では、100円でも利益を積み上げています。
 来週の日経平均予想レンジ 19750円―2万300円。 
 引き続き揉み合い予想ですが、下限の19750円が出ると、七夕買いオペで維持された(7/7当日の安値19856円)ミニ上昇トレンドが崩れる事になります。25日移動平均線を5日間割れたままもあって、チャートの形はかなり悪くなります。しかし逆に、中小型新興市場株に資金が更に回ってくる事になると思います。
 週前半の予定
【31日(月)】
6月の鉱工業生産・出荷・在庫(午前8時50分、経産省)
07年1~6月開催の金融政策決定会合議事録公表(午前8時50分、日銀)
6月の住宅着工▽建設受注(午後2時、国交省)
決算=日本航空<9201>、ヤマトHD<9064>
7月の中国製造業PMI(午前10時、国家統計局)
7月のユーロ圏消費者物価(午後6時、EU統計局)
7月の米シカゴ景況指数(午後10時45分、MNIインディケーターズ)
【1日(火)】
7月の新車販売(午後2時、自販連)
東芝<6502>が東証1部から2部に指定替え
7月の財新・中国製造業PMI(午前10時45分、英マークイット)
7月の独雇用統計(午後5時、労働局)
4~6月期のユーロ圏GDP(午後6時、EU統計局)
6月の米個人所得・消費(午後9時半、商務省)
米レッドブック週間小売売上高(午後9時55分)
7月の米ISM製造業景況指数(午後11時)
6月の米建設支出(午後11時、商務省)
API米週間原油在庫(2日午前5時半)
7月の米新車販売(2日朝、オートデータ)
決算=BP