おはようございます。
 マーケットのリスクは当然経済リスクです。しかし北朝鮮リスクはそれとは次元の違うリスクです。
 ご存じの通りグアム島は、米国領であるだけでなく、近年米国の世界戦略上最も重要度が増している軍事基地です。米軍は、自軍の機動力向上と北朝鮮地上軍の侵攻に備えた現実路線として、既に韓国駐留軍を朝鮮半島南部へ移動し、その一部を更にグアム島へ退避させています。それを承知の上での北朝鮮の挑発です。従って、今回の北朝鮮の挑発は米国にとっても今までとは違う地政学的リスクです。米国の軍事関連株は常に世界の紛争に関連してきたので、冷静に業績と共に動く習性があります。しかし、最近のS&P航空宇宙・防衛株指数の急上昇は今までとは異質の動きです。
 米朝戦争になり、日本にもミサイルが飛んできた場合、株式市場がどうなるか想像もつきません。ただ、あり得ない事が起きたとしても短期間で終わる事は確実です。明日は日本では「終戦記念日」ですが、北朝鮮では「祖国解放記念日」で、緊張が高まる日の一つとされています。しかし、現実の相場は下げたら買いで変わらないと思います。
 本日の日経平均予想レンジ 19300円―19400円。
 予定
4~6月期のGDP(午前8時50分、内閣府)
決算=富士フイルム<4901>、出光興産<5019>
7月の中国鉱工業生産▽小売売上高▽1~7月の都市部固定資産投資(午前11時、国家統計局)
6月のユーロ圏鉱工業生産(午後6時、EU統計局)