おはようございます。
 台風の被害に遭われた皆さまに心より御見舞い申し上げますと共に、まだ危険が去っていないところの皆様がご無事で有りますように願っております。昨夜は家が歪むような雨と風でしたが、周りは大きな被害も無く、雨も上がりすっきりした今朝の空です。さっそくいつもの散歩に出ようとしたら、時々風が大きく吹いて怖いのでやめました。
 本日は休場で、国内の予定やイベントはありません。海外の予定を見て見ますと、
 8月の中国70都市住宅価格(午前10時半、国家統計局)
 8月のユーロ圏消費者物価改定値(午後6時、EU統計局)
 7月の対米証券投資・国際資本統計(19日午前5時、財務省) となっていますが、特に大きくマーケットが動くとも思えません。
ところで、先週の土曜日は、2008年にリーマン・ブラザーズが破たんした日でした。所謂リーマンショックですが、それまでの相場の高値が日経平均18261円(2007年7/9)で、その後の安値が7054円(2009年3/10)でしたので大変な下げ相場だったと言えます。
 この高値の時の東証1部時価総額が約568兆円で、名目GDP532兆円を超えていた為、リーマンショック前をあえてリーマンバブルとも言います。それは1989年の資産バブルと同じ現象を見せていたからです。東証1部時価総額がGDPを越える現象をバブルと呼ぶと、過去にはこの1989年と2007年の2回しかありません。あの2000年のITバブルの時も時価総額はGDPを越える事は出来ませんでした。
 しかし、今現在時価総額は611兆円で、GDP546兆円を、デフレ下にもかかわれず大きく上回っています。と言う事は、既に今は株だけが高い「株バブル」と言う事も出来ます。従って、バブル崩壊で株は大きく下がると見る投資家もいるわけです。ただ考えて見ますと、リーマンショック前の名目GDP532兆円から今の546兆円までの10年で14兆円しか増えていません。この間企業の利益剰余金(企業の蓄え)総額は、264兆円から388兆円までなんと124兆円も増えています。つまり、企業はGDPの増加額の10倍も稼いでいるのです。この辺になると富の偏在の弊害とか、難しい話になるのでやめますが、とにかくGDPを大きく上回る現在の時価総額は、決してバブルではないと言えます。2016末の海外にある日本の純資産は349兆円で、26年連続世界最大です。見た目より日本は稼げる国で、株価はまだ評価され尽くしていないと思っています。