おはようございます。
 11日のNY株。
 ダウは42.21ドル高の2万2872.89ドル、ナスダックは16.30ポイント高の6603.55ポイントと続伸。ダウは史上最高値を連続的に更新、ナスダックも再び更新しています。FRBは9月19、20日のFOMC議事要旨を公表しましたが、「年内あと1回」の利上げに強い確信が得られていないことが判明し、一時ドルが売られましたがその後112円台半ばに戻っています。原油先物も51ドル台でしっかりです。
 日本株。
 日経平均はようやく2015年高値を抜き、21年ぶりの高値水準となりましたが、高揚感は見られませんでした。当面の高値を2万1000円と思っている投資家が多いからだと思います。連騰しているので、そろそろ下落と思っている方も多いでしょう。今日高いと8連騰です。ここで売らないファンドマネージャーは無能呼ばわりされるでしょう。
 行動経済学で今年のノーベル経済学賞を受賞したシカゴ大学のリチャード・セイラー教授は、ロイターのインタビューに答えてこう言っています。「わたしには謎だ。世界的に非常に大きな不確実性が存在する局面で信じられないほどボラティリティーが低い」。恐怖指数VIXが9.85と極めて低く、北朝鮮・総選挙とリスクを抱える日経VIも15.36と落ち着いています。ノーベル経済学博士から見ても不思議と思われる時にプロは売らなければなりません。しかし、上がります。
 それは世界経済の安定とそれを維持する金融当局に対する信頼だと思います。テーパリングの機をうかがうあのECBが、逆行するように日本円で3兆円近い資金供給オペを実施しました。スペイン・カタルーニャ自治州の独立に対応する処置です。昨日のスペイン株は急反発しています。きめ細かい当局の政策で米国も高値圏が成熟圏になりつつあります。日本もアベノミクス2段上げが確定しました。
 本日の日経平均予想レンジ 2万900円―2万1000円。
 予定
9月の企業物価(午前8時50分、日銀)
10日現在の日銀営業毎旬報告(午前10時)
8月の第3次産業活動指数(午後1時半、経産省)
決算=ファーストリテ<9983>、7&iHD<3382>
G20財務相・中央銀行総裁会議(13日まで、ワシントン)
IEA石油市場月報(午後5時)
8月のユーロ圏鉱工業生産(午後6時、EU統計局)
9月の米卸売物価(午後9時半、労働省)
米週間新規失業保険申請件数(午後9時半、労働省)
キム世銀総裁会見(午後9時45分)
ラガルドIMF専務理事会見(午後10時半)
パウエルFRB理事講演(午後11時半、ワシントン)
ブレイナードFRB理事講演(午後11時半、ワシントン)
ドラギECB総裁がパネル討論参加(午後11時半、ワシントン)
プラートECB専任理事講演(午後11時半、ワシントン)
クーレECB専任理事がパネル討論参加(13日午前4時45分、ワシントン)
ラウテンシュレーガーECB専任理事がパネル討論参加(13日午前5時10分、ワシントン)
EIA週間原油在庫(13日午前0時)
米30年債入札(13日午前2時、財務省)