おはようございます。
 週末12日のNY株。ダウは315.51ドル安の1万7280.83ドル、ナスダックも54.56ポイント安の4653.60ポイントと急落した。NYSEの出来高9億6277万株と量も伴う売られ方。原油安が原因。原油安は日本にとっては、プラスマイナスしたら明らかにプラスが勝るが、産油国アメリカとしては喜んでばかりいられない現状を示した急落。
 欧州や中国の経済不安をアメリカが支えているが、どこまで支えられるかと言う懸念を織り込み始めたかもしれない。来週17日のFOMCでアメリカがどう出るか?注目される。
 
 日本株。来週は選挙の結果を受けてマーケットが始まるが、自民圧勝は織り込み済み。記録的低投票率なら売り材料。そうでなくても、「国民の承認を受けたアベノミクスの成長戦略が、聖域なき規制緩和と言う突撃隊長を先頭に華々しく進軍を始める」と期待する投資家はどれだけいるだろうか?日銀にGPIF、簡保まで加わった防衛線を簡単に突破されるとも思えないが、「日経平均の死」がこれから来ると予想する。
 「日経平均の死」とは、また8000円以下に戻るという事ではない。ゾーン内の揉みあいが10年、20年と続くという事。ダウと日経平均のアノマリーは、東洋経済オンラインをはじめ、このブログでも述べてきた。アノマリーに理屈は無いが、その裏にあるPERの関係には理屈が存在する。世界の独り勝ちアメリカのPERを、借金だけが異常に多い普通の国日本のPERが抜くとは考えられないからだ。
 昨年5月22日にダウと日経平均が逆転して、23日に1143円安となった。それ以後の日経平均予想PERを見ると、今年5月19、21日の13.46倍が最低で、12月8日の16.82倍が最高となっている。現在の日経平均EPS1070円を当てはめると、最低14402円-最高17997円という事になる。当面は黒田バズーカ前日の15.17倍、当日の15.78倍あたりが底になる。15.17倍で16231円、15.78倍で16885円。計算は簡単だが、変数(アメリカのPER、日経平均EPS)によって、若干のゾーン変更がある。来年の相場解説はそのうち。
 さて来週は、月曜は選挙明けと同時に、日銀短観が出る。週末木金は日銀政策決定会合だ。間の火水はFOMC。これで年末年始の相場が決まる。
来週の予想レンジ 下はさっきの計算15.78倍の16885円-上は25日移動平均手前の17400円。