2015.03.07 来週の相場。
おはようございます。
 週末6日のNY。ダウは278.94ドル安の1万7856.78ドル(1カ月ぶり安値)、ナスダックは55.44ポイント安の4927.37ポイント。NYSE出来高は9億株乗せで最近では活況のレベル。
 月―水―金ライン最後で最大の注目、2月の雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月比29万5000人増、失業率が5.5%と、いずれも市場予想を上回りましたが株は売られました。
 これでアメリカ株の性格がはっきり判りましたね。
ISM製造業(月)と雇用報告(水)は予想より悪い数字でしたが、利上げ時期が伸びるとして売り材料になりませんでした。逆に今回の雇用統計(金)が予想以上の数字でしたが、利上げが早くなるとして株は大きく売られました。
「米国の利上げタイミング」が株価の最大の決定要因という事です。
 現在の環境は、過去に比べ大きく違っています。金融相場から業績相場に移る時、若干の調整はあっても、景気・業績が良いから金利が上がるのだとして、しばらく(1年-3年)は金利の上昇と株高が並走するのが過去の例でしたが、現在はじゃぶじゃぶに国債が発行されていて、金利上昇即国債売りとなり、その補填の為同時に株も売られる構造になっているからです。

日本株。NY株は大幅に下がりましたが、ドルは買われ、120円80銭まで円安になっていすので、CMEでは18800円台後半で下げ渋っています。
 今後の事ですが、今回の日本株上昇は、本国の資産効果でリバランス的に日本株を買って来た海外ファンドの先物中心の買い(6週連続で2兆8161億円)の影響が大きいわけですから、これが続くかどうかです。
 過熱指標はまだ続いています。日経平均予想PERも17倍を超えました。
 申し上げたように、利上げの方向へ動くと欧米株の値下がりで、日本株へのリバランス買いエネルギーが減少するので日本の独歩高は無理だと思います。
 ただ、更に円安が進むと思いますので、日本株が海外株に比べ優位に展開する事は十分に考えられます。
 利上げタイミングの予測は、要人発言や景気指標で猫の目のように変わります。我々もそれに振り回されないように冷静に対処しましょう。循環物色で買われたものは適当に利食い、出遅れ物は勇気を出して買う姿勢で行けば、攻める事になり、守る事になるでしょう。
 とりあえず、再来週17日、18日のFOMCまで大きな方向感は出ないと思いますので。
 来週のレンジ 今回も週後半に18400円前後になる25日移動平均に対して、0%-4%で、  18400円―19200円。
スポンサーサイト