おはようございます。
 今回の2月上旬からの、全く押しの無い上げ相場の原動力は、外国人投資家とGPIF等国内公的ファンドの買いである事は明白です。特に1月後半から外国人先物筋の6週連続2兆8000億円の買いがその中心であることも明白です。
 この先物筋の判断の理由は、色々あるかも知れませんが、簡単に言うと、世界のじゃぶじゃぶの投資資金が、有望投資先を買いつくし出遅れ日本に回りそうだ、もう日本株は下げないとして買戻しに動いたと言うところでしょう。それを見た外国人現物筋は3週間遅れの2月第2週から5週連続で9540億円の買いとなっています。この中の多くは先物で先行して買ったものを、現物に置き換えている買いも含まれているでしょう。
 しかし、これらの動きが外国人投資家の動きのすべてではありません。今まで日本株を売り買いして来た普通(?)の外国人投資家もこのほかにたくさんいます。彼らは今どうしているでしょうか?
 彼らは日本企業を個別で調査し、基本的に個別物色をしてきました。先日(2月)も大挙して調査に訪れました。彼らは、今まで通り、配当利回りの高い株主還元に積極的な企業をしっかり選んで買っています。単純にアベノミクスを買うのではなく、ROEの高い成長企業をしっかり調査して買っています。
 その彼らが、このところの上昇相場で、インデックスに大きく敗け、特に年金やオイルマネーの運用委託を受けている英国シティの投資顧問ファンド筋は、金主からかなりのプレッシャーを受けています。
 彼らは「ここは我慢の為所。今の相場は注目銘柄が無いので、中小型の良い銘柄がどんどん買える。これからそれらの銘柄の魅力が輝いてくる。」と言っています。
 やせ我慢とも取れる彼らの方針ですが、筆者の今までここで述べてきた考え方と同じで、とても心強く感じました。
 先行した先物筋はここ2週売り越しに転じています。