2015.04.04 来週の相場。
おはようございます。
 聖金曜日で株式市場休場の中で出た、注目の3月雇用統計は、非農業部門就業者数が前月比12万6000人増と、市場予想25万人から大幅に低下、就業者数が雇用の持続の目安とされる20万人増を大きく割り込みました。結果、3日NYの円相場は、1ドル=118台に入っています。
 もともと2月より悪くなると思っていましたが、20万人割れはサプライズです。これでイエレン議長は利上げタイミングが更に難しくなります。リッチモンド連銀のラッカー総裁に続き、カンザスシティー連銀のジョージ総裁、アトランタ連銀のロックハート総裁が6月の利上げを強く主張していますが、これで6月説はほぼなくなったと筆者は考えます。
 休み明けのNY株も、「利上げ時期遠のく」で買うにしては、20万人割れはかなり厳しく、イエレン議長同様難しい反応になると思います。ちょうど1-3月期決算発表が始まりますので、そちらを見ながらの個別対応になると思われます。しかし、ドル高や原油安の微妙な影響で、決算期待は盛り上がっていません。

これらを踏まえての、来週の日本株。
 新営業年度になって、利益確定売りも見られ、時々下げそうになるのですが、すかさず入る買いに引き続き強さを持続しています。25日移動平均を割れたのは1日だけでした。
 来週前半は、米雇用統計の影響と、日銀政策決定会合・黒田総裁会見が材料で、金融政策の行方に反応しながらの展開が予想されます。後半は、個々の決算を見ながら、全体需給はオプションSQに絡む若干の波乱と言ったところでしょうか。
 どちらにしても、日米とも方向感の出にくいタイミングだと思います。
 なかなか個別物色満開の個人投資家好みの相場が出ませんが、我慢のところとみます。
 来週の予想レンジは、元に戻した、25日移動(週央推定19250円)かい離マイナス1%-プラス3%で、19050円―19450円。