おはようございます。
 本日の日経新聞で報道されていますが、アメリカの主要企業500社の2015年1-3月期決算は、前年同期比2.8%の減益になりそうだとの事。つい最近までそれは、10%前後の増益と予想されていました。さすがに直近では、ドル高・原油安で3-5%増益位になるかも知れないとNYウォッチャーから聞いていたので、この数字を前提に昨日のブログでは、「ドル高や原油安の微妙な影響で、決算期待は盛り上がっていません」と書きました。しかし、3%近い減益とは思いませんでした。マーケットはどう評価するでしょうか?
 ますますイエレン議長は迷う事でしょう。それでも各連銀のタカ派総裁たちは、折に触れ早期利上げを主張するでしょう。それは、物価は物と金のバランスで決まり、今のような供給過剰の資金量を続けるといずれバブルになり、連銀財務が大きく傷つくと思っているからです。バブルになったら誰も止められない。バブルになる前しか手は打てないと思っているからです。
 ところで、バブルと言う表現は、筆者の目に初めて触れたのは1988年前後、まさにバブル崩壊直前の、女性研究者の証券論文(それをずっと取ってあったのですが、どこかに仕舞い込んだのか、探したのですが見つかりません)でした。
 大きな変化を実感したのは、30年ほど前になりますが、茅場町霊岸橋のたもとの20坪ほどの土地が2千万円で売りに出された話を聞いた時でした。運河に落ちそうな狭い土地が2千万円?あり得ない!と思っていましたが、それは大間違いで、その土地すべてが2千万円ではなく、坪2千万円、つまりその土地は4億円だったという事です。その後、そのような事は驚きではなく普通の事となりました。
 バブル崩壊してから25年になります。現役の金融マンでバブル真っただ中を経験した方はほとんどいなくなりました。
 今、バブルの方向に向けて動き出したと言う意見も見られます。
 バブルとはお金が泡のように沸騰する状態です。その中心である金融法人部に1980年代半ばから1990年代半ばまで在籍し、バブルのすべてを経験した筆者に「バブル時代」の事を新人記者たちが聞いてきます。話した事を含めて、時々この日曜日のブログで面白いエピソードを書いて行こうと思っています。