2015.04.11 来週の相場。
おはようございます。
 週末10日のNY株。ダウは98.92ドル高の1万8057.65ドルと、1万8000ドル回復、ナスダックは21.41ポイント高の4995.98ポイント。しかし、NYSE出来高は6億6940万株と閑散です。
 特に大きな材料無く、日経平均株価の2万円乗せや、自社株買いで10.8%も上げたGEが全体買いを誘いました。

 日本株。
 「今までは向こう側だった日経平均2万円を超えた世界に入ってきた。更にITバブルの高値2万833円21銭を抜くと、真に15年振りの高値となる。投資歴15年未満の投資家にとっては未踏の地であり、ベテラン投資家にとっても遠い思い出になりかけていたITバブル当時にフィードバックして、両社とも胸わくわくの高揚感に浸っている」
 良い文章でしょ。明日の東洋経済オンラインの筆者のコラムに使ってみようかなと思っています。
しかし、投資の現場では、この2万円相場について行けなかった個人投資家はおろおろし、持たざるリスクに直面しているファンドマネージャー達は、「強制」買い入れでファンドの形を「矯正」するのに必死です。
 なぜそうなっているかと言うと、この2万円は、相場観と相場観のぶつかり合いで出来たものではないからです。もともと金融相場と言うのは「不景気の株高」と言う言葉に代表されるように人工的な相場です。
 最近は、買い方の主体が、海外年金やオイルマネーの現物買いと、国内公的ファンドで、両者とも日中のトレードでは、売り物薄を買い上がる事は絶対にありません。しかし、ある程度売り物が出たところを一網ですくうので下げない相場となります。
日々の動きは派手ではないのに、いつのまにか水準を上げている、売り方にとっては真綿で首を絞められているようでしょう。
 2万円は通過点なのか、目標達成点なのかは、この買い方の出方次第ですから、今の段階で両者が買い終わったとも思えませんので、「通過点」と考えるのが順当でしょう。
 ただ、この上げ過程の所々で踏み上げが起こり、ガス抜きも適度に進んでいますので、2万円を超えたら爆発的に上昇するという事も無いでしょう。マスコミの派手な報道とは裏腹に、地味な展開が続くと思います。
 ジャスダック指数も9年ぶりの高値となり、相対的に出遅れていた中小型株も動き出しました。冴えないNY株の決算とは違い、日本の決算は好調です。もちろん勝ち組負け組がありますから、選別物色が重要ですが。

来週の予想レンジ 引き続き25日移動平均(週央予測19500円)かい離マイナス1%-プラス4%で、19300円―20300円。