おはようございます。
 1980年代後半は日本全国バブルでしたが、やはりそれは不動産業界と金融業界に極めて強く表れていました。
バブル時代の狂乱接待で有名なのは「ノーパンしゃぶしゃぶ」事件です。大蔵省(当時)幹部を、銀行や証券会社が接待攻めで情報を得たり、有利な営業をしようと接待した場所が、新宿の従業員がノーパンのしゃぶしゃぶ店だったので、大変な話題になりましたが、接待はバブルの花でした。(ノーパン店は、当時喫茶店から大衆酒場までいろいろな所にありました)
 不動産関係者は接待と言うより、自分達が遊んでいる感じでした(偏見でごめんなさい)が、我々金融法人相手の部署に居るものとしては、注文を取るのに必死でした。予算のある大手証券さんのある幹部は、一晩で400万円使ったと言う都市伝説があるくらいです。
 筆者が今でも思い出すのは、ある都市銀行のファンドマネージャーを接待した時でした。新橋の小料理屋で1次会、これはこちらの予算内の店でしたが、2次会でそのファンドマネージャーの知ってる店があるからと、銀座に繰り出しました。入った瞬間黒服がずらりと並んでいて、これはやばいと思いました。清算は当然予算オーバーの、2人で15万円。金が無いので名刺でツケ。金融関係者は銀座で名刺1枚で酒が飲めた良き時代でしたが。
 翌朝、上司に報告する気の重さを抱えて出社したらなんと、机の上にファックス注文(当時は注文はファックスでした)のリストが載っていました。手数料にして300万円ほど。ファンドマネージャーの粋な計らいでした。
 そんな彼でもバブル崩壊して注文が出せなくなると、今までお世話になったお礼だからと言ってもいっさい接待に応じなくなりました。銀行員の堅さもあるけれど、粋な事が好きな彼としては、そんなお恵み接待は受けられなかったのでしょうね。今彼はどうしているかな。なつかしく思いだされます。