2015.04.25 来週の相場。
おはようございます。
 週末24日のNY株。ダウは21.45ドル高の1万8080.14ドルと3日続伸、ナスダックは36.03ポイント高の5092.09ポイントと5日続伸し2日連続で史上最高値更新。NYSE出来高は7億6679万株。
 耐久財受注が前月比マイナス、ユーロ圏財務相会合も不調で売り物も出る場面もありましたが、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コム、グーグル等IT企業の決算が良く、ナスダック指数が上がった為、全体好調となりました。

 日本株。2万円を超えた高揚感はありませんが、今までは向こう側だった日経平均2万円台の相場は、今やまぎれもなくこちら側になりました。更にITバブルの高値2万833円21銭を越えて、本当の意味で15年振りの世界に戻っています。
 それなのに高揚感が無いのは、この2万円が、明確な強気弱気の相場観の対立の中で生まれたものではなく、巨大な買い手が粛々と買ったために出来た2万円であるからです。
 この巨大な買い手とは言うまでもなく、量的緩和で膨らんだ世界の投機資金と、GPIFや簡保、共済年金の公的ファンドに郵政グループのリスク資産購入計画まで加わった国内の鯨たちです。しかも国内の鯨たちは、先行したGPIF以外は、本格的な買い行動はこれからです。ゆうちょ銀行や、簡保の総資産対比の株式購入額の推定は、他の銀行(4.7%)や生保(5.6%)と同程度と考えると、他のメディアでも報道されているように、ゆうちょ銀行で7兆円、かんぽ生命で4兆円、計11兆円の買い入れ枠がある事になり、これを中期購入計画最終年の2017年度までに達成させるとしたら年4兆円弱の買いが入るわけで、市場インパクトはかなり大きいわけです。
 その買いエネルギーの強弱を決めるのが金融政策です。その意味で当然28、29日のFOMC、30日の日銀金融政策決定会合・黒田日銀総裁会見が注目される。内容次第では波乱もありましょうが、GPIFや簡保、共済年金等の公的ファンド、世界的金余りでだぶついた海外ファンドのリスクテイクニーズで、「買わなければならない買い方」と、ファンダメンタルズや上昇幅・日柄等の値ごろ感で「利確するだけの売り方」の戦いで、その勝敗は、考えるまでもなく明らかです。

 なかなか付いて行けませんね。目の前の木(個別株)を見ましょう。木は森の一部です。
来週の予想レンジ 19700円―20500円。

 私ごとですが、5月連休明けより日経CNBCのコメンテーターを拝命します。この年になって新しい事にチャレンジできるのはうれしい限りです。忙しくなりますが、このブログが更に充実できるように頑張ります。  

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