2015.05.16 来週の相場。
おはようございます。
 週末15日のNY株。ダウは20.32ドル高の1万8272.56ドル、ナスダックは2.51ポイント安の5048.29ポイントとまちまちでしたが、NYSE出来高は8億2846万株とまずまずでした。
 前日のダウ大幅に対して、利益確定売りが出る中、発表された4月、5月の経済指標がいずれも低調で、方向感の乏しい売り買いが交錯しました。
 注目の4月鉱工業生産指数は、前月比0.3%の低下(市場予想0.1%上昇)で、5カ月連続のマイナス。NY州5月の製造業景況指数も市場予想に届きませんでした。ミシガン大消費者景況感指数も低下していました。
 これではいくら逆指数(弱い指数が利上げ後ずれとして買い材料になる事)だと言っても買う気になりませんね。
去年秋の講演会から、アメリカのマクロ指標を提示して、「アメリカの独り勝ちと言われるが、数字だけを見るとそんな姿はどこにもありません」と、利上げ時期の後ずれを訴えて来た私としては、見通し道理の展開ですが、昨日書いた様に、「だからこそ利上げは今しかできない。今後利下げするために利上げする」と言われると、否定はできません。6月17日利上げの「微妙なスタート」余地は残って居るかも知れません。

 日本株。来週は日銀政策決定会合がありますが、黒田総裁が何も無いと言明していますので、材料としては限定的です。
 今は株価が、25日移動平均線と5日移動平均線の間に挟まれて、どちらに離れるか重要な時です。
 決算も出そろい、事前数か月買われた銘柄の決算数字に対するマーケットの反応は良くなく、企業業績で買う雰囲気は見えないようですが、日経平均予想EPSは1215円まで上昇、これは史上最高値です。
 買い方の中心の海外勢の環境(低金利の金余り)が変わっていませんし、国内公的ファンドの買いも変わりません。個人投資家の資金は潤沢で、買いエネルギーの強さは持続しています。対して売り方の大きな主体は無く、所謂値ごろ感の売り物だけです。
 来週は、25日移動平均線19780円を本格突破して、目先の窓(4/28 20031円―4/30 19852円)を埋め、4/23高値20252円を目指す展開も可能です。

来週の予想レンジ 19500円―20300円 と広くとります。