2015.05.23 来週の相場。
おはようございます。
 週末22日のNY株。ダウは53.72ドル安の1万8232.02ドル、ナスダックは1.43ポイント安の5089.36ポイント。NYSE出来高も6億1759万株と、 25日(月)メモリアルデー3連休前で低調でした。
 4月のCPIが予想以上の前年同月比1.8%の上昇で、利上げの条件が整ったと評価され、イエレンFRB議長が講演で、年内の利上げに言明した為9月利上げ説が台頭し嫌気されました。NY株はまだまだ利上げタイミングを意識した神経質な展開が続きそうです。
 ただ、CPIの趨勢から景気の底割れは無いとの見方も増えていて、利上げと株高の共存もあり得ると言う意見も散見されます。

 日本株。とうとう6連騰です。まさに「強い!」です。CME日経平均先物が20355円と来週月曜日も100円高の様相ですので、7連騰もあるかもしれませんね。
 日銀政策決定会合の結果や黒田総裁の会見の中身に、出口論の気配はありませんでした。このQE政策を堅持する、場合によっては追加緩和も辞さないと、心強いお言葉でした。相場の支えは維持されました。

 但し、トレーディング的には売り場でしょう。
「セル・イン・メイ」はNY株式市場に古くからある格言で、「5月に株を売って相場から離れろ!そして9月まで戻って来るな」と言う意味です。決して「5月は安い」と言う意味ではありません。
 この格言は、アメリカ国民の生活様式から来たと言う説と、NY市場の統計で、5月に空売りして9月(または11月)に買い戻す方法が1番儲かったと言う説がありますが、私は後者だと思います。
 だとしたら、外国人にとってこの6連騰(7連騰かも)は美味しい売り場となるわけです。しかし、多くのファンドはこの相場に乗り切れておらず、売りたくても売る玉がありません。逆に、持たざるリスクで買わざるを得ない状態です。
 売り方は、「値ごろ感の利益確定売り(法人・個人)とヘッジファンドのカラ売り」、片や買い方は「国内公的ファンドと外国人、個人の潤沢な資金」。このバランスは大きく崩れそうもありません。

 ここでは、昨日も述べましたが、買いたい銘柄は買えば良し、利益確定出来ればそれも良し、保有株が中途半端で売りも買いも出来ない方は、1570日経レバETFでヘッジ売りも良しです。
 
 来週は国内では週末金曜日の消費者物価や4月鉱工業生産以外に大きなイベントはありません。アメリカの休み明け26日(火)に、3月の住宅価格指数(FHFAとケース・ソラー)、4月耐久財受注、新築住宅販売件数が出ます。ここがポイントです。
 
日経平均予想レンジは19800円―20500円。