おはようございます。
 今日から6月相場が始まります。投資家の皆様はどの様な相場をイメージしていますでしょうか?
 当初、6月はセル・イン・メイで低調な5月相場の後の反転タイミングを狙う月と考えられていましたが、その5月が予想に反して、4月末の1万9520円から5月末2万563円へ1000円もの上昇となりました。
 当初予想した反転エネルギーを使って2段上げとなるのか?5月が予想の逆だったので、6月も逆に下がるのか?

 カギは、やはり11連騰の5月の上昇を支えた需給のバランスが持続できるかどうかでしょう。
 売り方の主なところは、ファンドや個人の利益確定売りと、やれやれ売りです。やれやれ売りとは、近いところから言うと、リーマンショック(2008年)、ITバブル(2000年)、資産バブル(1989年)の高値を買って、長期のホールドを余儀なくされた投資家が、株価が戻る過程で、評価損が減ったり、利益が出た事で、やれやれと言う気持ちで手持ち株を売りに出す現象を言います。リーマンショックとITバブルは、指数ベースで見ればほぼ売り物は出たと思われます。資産バブルの水準はまだですが、上場来高値を取ってくる銘柄も多く、個別ではかなり進んでいると思われます。
 また、やれやれ売りが進むもう1つの要因は、投資家の高齢化です。資産バブルの壮年投資家も今は後期高齢者です。やれやれ売りのバーはかなり下がっています。(まだ、買値に届かないけれど、もう歳だからこの辺で売って、株の世界から引退しようと言う投資家もかなりいらっしゃいます)
 このように、売りは一定量は出ますが、次第に細って来ています。

 対して、買い方は、GPIF以外の公的ファンドはひとまず2017年まで買う予定で、ここは安定勢力です。
変動するのは、外国人投資家です。日本株に対する見直しで、持たざるリスクが発生し、5月第3週は現物・先物合計で1兆円近く買っています。
 カギの中のカギはここですね。今週は雇用統計、再来週はFOMCです。流動性で動く海外ファンドですから、米利上げは重要です。
今日の外国人動向を注目しましょう。12連騰なら盤石ですが、そうでなくても、スタンスが変わらなければ、しばらく大きな下げは無いと考えられます。
欧州も神経質な動きになっていますので、今日の日本株、世界の投資家が注目しています。

本日の予想レンジ 20400円―20600円。