おはようございます。
 週明け1日のNY株。ダウは29.69ドル高の1万8040.37ドル、ナスダックは12.90ポイント高の5082.93ポイントと3日ぶりの反発でしたが、NYSE出来高は6億8232万株と低調でした。
 注目の5月のISM製造業景況指数は予想通り改善しました。幸い逆指数の反応(利上げ早まるとして売られる)とはなりませんでした。
 インテルが、同業のアルテラを167億ドル(2兆円)買収すると発表した事も全体への買い材料となりました。しかし、同日発表の4月の個人消費支出が市場予想を下回ったりして買いに勢いはなく、結果6億株台の取引になったようです。
利上げタイミングを見ながらの神経質なマーケットが続いていますが、イエレンFRB議長の、「静かな利上げ」政策も浸透してきて、益々判断が微妙になっています。

 日本株。為替が124円80銭前後(7時現在)、CME日経平均先物が2万595円で帰って来ました。今日も連騰記録を伸ばせるかが最大の注目点です。
 今ある売りエネルギーの主なものは、利益確定の売りと値ごろ感のやれやれ売りです。ヘッジファンドの売り屋さんは、自然体で相場が崩れた時には攻撃するでしょうが、自力で相場を崩す力はもうありません。円高に振れた時のリスクはありますが、逆に本日は124円後半です。
 やれやれ売りは昨日のブログで書いた通り、徐々に減って来ています。
外国人買いに変化は無い様ですが、さすがに昨日はワンティックでプラスかマイナスかと言う様に、微妙なバランスになっています。今日も怖いけど楽しみです。

予想レンジ 2万550円―2万650円。

 ところで、7771 日本精密が昨日すごい材料をリリースしています。
「大手国内時計メーカーへの新規時計関連部品の取引開始に関するお知らせ」と言うものです。ご存じの通り当社はカシオ計算機との取引量が50%を超す時計部品メーカーで、当社の技術はカシオにとってなくてはならないものですが、他の高級時計メーカーにとっても、その技術は垂涎の的です。
今回、大手国内時計メーカー(筆者推定セイコーHD)に対して、新規参入で時計関連部品の納品を開始することになったという事は大変な材料なのです。かって我々は、技術力の高い自動車部品メーカーが「ケイレツ」を越えて躍進していく姿を目の当たりにしています。
 リリースにある通り、インバウンド需要と、スイス・フランの高騰でスイス高級腕時計の値上げで、国内の高価格帯時計販売は好調に推移しています。日本精密のASEAN一貫生産体制の構築と生産技術開発力を評価したセイコー(筆者推定)が製造を依頼したのも当然のことかもしれません。とにかく、この取引開始が、今後の業容拡大につながる事は確実で、株価の位置も変わると考えます。昨日の株価の反応は、まだこの価値のすごさを分かっていないようです。