おはようございます。
 ギリシャの今は、アテネオリンピックバブル崩壊後の「失われる時」と言われる苦境の中にいると筆者は考えています。
 アテネオリンピックバブルのスタートが、2001年1月1日のユーロ導入承認だとしたら、ピークの2004年8月13日のオリンピック開会式に駆け上がるのに、4年8か月を要しています。日本の平成バブルが1985年9月22日のプラザ合意から1989年12月29日まで要した期間4年3か月よりも若干長い、十分に熟成した後のバブル崩壊でした。
 崩壊後の平成バブルは、株価的には2009年の日経平均7054円が底ですが、これはリーマンショックの特別要因で、実際のバブル後安値はその前の2003年の7607円です。14年の「失われた時」を経て底に到達しています。(この「時」を日本では、失われた10年とか20年と表現しています)
 アテネオリンビックから、11年が立ちます。ギリシャ問題は、今後ユーロ離脱問題の後、EU(連合)離脱、EC(コミュニティ)離脱と、形を変え投機筋のおもちゃになって行くと思いますが、ユーロ導入からオリンピックヘ繋がったバブルの後始末は、「失われた11年」を経てひとまず、もうか?まだか?の正念場にさしかかりました。
 今日のギリシャの国民投票ですが、事前予想は伯仲していてどんな結果が出るか不透明ですが、出た結果とその後の進展に対しての評価を、岡三証券の平川昇三氏がうまくまとめていますので紹介します。

「短期的な影響がプラスである順位は①Yesで政権交代、②Yesで政権交代なし、③Noでユーロ残留、④Noでユーロ離脱。
③、④の場合はECBが動く可能性があるので大きく懸念する必要はないのかも知れません。しかし、IMFが発表したレポートが示すように④以外は問題の先送りでありギリシャにとって根本的な解決ではありません。」

と、言うものです。明日の朝起きたら、どうなっているのか楽しみです。そして日本の株価がどう反応するか?パズルを楽しむ余裕で見てください。
 その心構えを、今日の東洋経済オンラインの筆者のコラムに書きました。そちらも是非見てください。

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