2015.07.06 受け入れNO。
おはようございます。
 国民投票の結果は、昨日のブログの悪い方の2つ、NOでユーロ残留か離脱かのゾーンに入りました。
 これからどうすべきか?売りか買いか?
 これについては、東洋経済オンラインの方に原稿を先ほど送りましたが、寄り前か、より後か、午前中か、午後か、どこで使うか分かりませんので、文章は大幅に変わるかも知れませんが、とにかく本ブログと同じタイミングで書きましたので、以下の通りです。
 世界で最初に開く日本市場、参考にすべき欧米市場はまだ開いていない。先週と同じく日本の投資家は独自の判断をしなければならない。今日の市場で買うべきか?売るべきか?それが問題だが、筆者は、絶好の買い場と見る。
 先週は、あまりにも判断材料が不足し、しかも突然の国民投票決定と言う急変した材料の為、下げても値ごろ感がわからず、結果日経平均は600円もの下げになった。しかし、その後の欧米の反応や、今回は事前に十分考える時間があった国民投票と言う材料。結果についてもいくつかの条件で、投資家は事前対応していたと思う。今度は、下げたら買いが入ると見る。
 即、ユーロ離脱ではない事と、前回のギリシャ危機と違い、ECB(欧州中央銀行)による緊急流動性支援(ELA)を含むセーフティーネットが用意されている事で、ユーロ圏の大混乱は生じないと認識されているからだ。

 投機筋のシナリオは、前回までの本稿で述べたとおりで、「ユーロ離脱確実」で行動している投機筋の行動いかん(もう一発下値を狙うか、ここでまず第1弾の買い戻しをするか)だが、今日の安値を買って負けるとは思えない。
日曜日に筆者のコラムの通り、日本市場の環境は極めて良い。自信を持って、余裕を持って、「短期的には、ここは買いだ」。

しかし、これでギリシャ問題が終わったわけでは無い。

平成バブル後の姿を見て、ギリシャ問題の底を読み解く!

 そこで、日本の平成バブルと比較して、今回のギリシャ危機の、いったんの底がいつかを推理して見たい。
ギリシャの今は、アテネオリンピックバブル崩壊後の「失われる時」と言われる苦境の中にいると筆者は考えている。
 アテネオリンピックバブルのスタートが、2001年1月1日のユーロ導入承認だとしたら、ピークの2004年8月13日のオリンピック開会式に駆け上がるのに、4年8か月を要した。日本の平成バブルのスタート1985年9月22日のプラザ合意から、ピークの1989年12月29日まで要した期間4年3か月よりも若干長い、十分に熟成した後のバブル崩壊だった。
 崩壊後の平成バブルは、株価的には2009年の日経平均7054円が底だが、これはリーマンショックの特別要因の影響であり、実際のバブル後安値はそのずっと前の2003年の7607円だと言える。14年の「失われた時」を経て底に到達している。(この「時」を日本では、失われた10年とか20年と表現している)

 2004年のアテネオリンビックから、11年が立つが、その中間の2010年に粉飾決算が発覚して、ギリシャ危機が表面化した。バブルのピークから5年後である。
 日本の山一證券が飛ばしと言われる粉飾決算で自主廃業したのが1997年で、バブルのピークから7年後だが、おそらくその数年前に、この飛ばし行為は破たんしていたと思われる。ダウンバースト(急激下降)経済では、どんなに頑張っても飛ばし粉飾は、5年位だという事を両国が証明した形だ。


 ギリシャ問題は、筆者の前回の稿で書いたように、今後ユーロ離脱問題の後、EU(連合)離脱、EC(コミュニティ)離脱と、形を変え投機筋のおもちゃになって行くと思うが、ユーロ導入からオリンピックヘ繋がったバブルの後始末は、「失われた11年」を経てひとまず、もうか?まだか?の正念場にさしかかった。

 本日の日経平均予想レンジ 20200円―20500円。