おはようございます。
 8日のNY株。
 ダウは261.49ドル安の1万7515.42ドルと終値ベースでは約5カ月ぶりの安値、ナスダックは87.70ポイント安の4909.76ポイントと、中国株大幅下落を受けて急反落となりました。NYSE出来高は、システム障害で約3時間半の取引停止になった為、4億4405万株しかできませんでした。中国株の売買停止が混乱を呼んでいるのに、NYSEも売買停止ではシャレになりません。
注目のFOMC議事要旨は、利上げ時期に関する材料は見えませんでしたが、この日は発表後更に売りとなりました。

 日本株。
 ギリシャのあの混乱でも2万円を割れなかった日経平均。下げない日本株が、昨日、暴落しています。中国リスクは感じていましたが、日本株がこれだけの影響を受けるとは・・。甘かった!反省しています。
 中国の取引所は、企業の方から売買停止を申請出来ます。昨日のロイター報道では500社以上が申請して、それまでの800社と合わせ1300社以上になったそうです。上場2808社の実に46%です。これにより、今回の下げで、中国人がどれ位損失を出すのか計算できなくなりました。それが不安を呼び、当初日本円で数千億円と言われていた損失額が、数兆円とも言われ、不安の火に、油を注いでいます。
 商品(非鉄金属)の下げで、商品ファンドの投げが出ています。商品・株を買って、円を売っていたCTA(商品投資顧問業者)や、マクロ系ヘッジファンドは、手仕舞い売りで忙しいと思います。
 コモディティの最大の買い手は中国です。中国株の下落が、商品の下げを呼び、円高・日本株安と言う、今までの好調状況の逆回転です。為替も一気に120円台です。

 SQの週の水曜日だった事も影響していると思います。

 そして、指数ベースの主力株だけで無く、個人好みの個別株の下げもきついです。恐怖を感じた個人投資家の売りも出ています。
反省!反省!です。

 さて、反省はこれくらいにして、これからの事です。
 ここで強く言いたいのは、投資家の皆さんが売買しているのは、中国株ではなく日本株だという事です。逆回転売りが一巡したら、日本の評価に移ります。
 日経平均予想EPSは過去最高です。公的ファンド中心の需給は良好です。これから始まる4-6月期決算も期待が持てます。昨日の下げで日経平均予想PERは15.59倍、EPSは1266円4銭と過去最高更新です。
 日本は、日経平均で昨日3.14%も下げましたが、欧州はイタリアの2.6%は例外で、英独仏は1%も下げていません。システム障害のアメリカですら1.47%です。
 CMEが19280円で帰って来ましたが、SQに絡むヘッジ売りの異常値の感じです。25日移動平均と3.04%、75日と1.4%の下方かい離で、今日19300円となるとそれは、それぞれ約5%、3%半ばのかい離になります。
 ここは、余裕筋や、上昇相場で参加できなかった投資家の再エントリーのタイミングと考えます。
 筆者紹介銘柄でも美味しい値段が出ている感じです。

 本日の日経平均予想レンジ 19300円―19600円。