おはようございます。
 メンバーのやる気がプンプン感じられ、今回こそはまとまると思われたハワイTPP交渉は、合意先送りとなってしまいました。総論賛成・各論反対の典型的な交渉案件なので、筆者は当初から、アベノミクスの主な成功例は各論反対の無い電力改革だけになると予想していましたが、最近の気運では、もしかしたらTPPもと思われたので、残念でなりません。
 アベノミクスの成果はこれからとは言え、最近の支持率の低下に現れるように、日本経済も停滞気味です。

 従って黒田異次元政策に益々頼る事になります。
 「異次元緩和はエンドレス」と言うのは、6月4日の黒田発言のサプライズでしたが、言うまでもない最近の趨勢は、異次元バブルを唱える筆者にとって、その条件が着々と積み上がっているように感じられます。今日の東洋経済オンライにその辺のところを書いて見ました。

 株価におけるバブル発生は、「上がるから買う」という投資行動が連続して起こる時、実際は「買うから上がる」と言う事が含まれている事を市場参加者が忘れてしまった時に起きます。当然「上がるから・・」と言う理由の発生がそのスタートになります。
 今はまだ絶対上がると言うコンセンサスは出来上がっていませんが、下がらないと言うそれは定着しつつあります。日銀をはじめとする公的資金が買ってくれるからです。そして、それを裏付けるマネタリーベース(ハイパワードマネーとも言う日銀が供給する通貨)は確実に増えています。これこそが異次元緩和のそのものですが、今年1月からの月末残高を列挙すると、1月278.6兆円、2月278.9兆円、3月295.9兆円、4月305.9兆円、5月307.4兆円、6月325.0兆円と言った具合です。

 「上がる・・」と言うコンセンサスが出来上がる、バブル発生のスタートに、あとどれほどの時間が必要かはまだ分かりませんが、講演会ではご年配の投資家に、「皆さんがご健在の内に来ると思います」と申し上げています。