2015.08.15 来週の相場。
おはようございます。
 週末14日のNY株。
 ダウは69.15ドル高の1万7477.40ドル、ナスダックは14.68ポイント高の5048.24ポイント。NYSE出来高は6億7111万株。
 注目の7月鉱工業生産は予想を越える強い数字でした。また、卸売物価も予想以上で、米経済の堅調ぶりを印象付けました。9月利上げ説が更に高まりましたが、景気の先行きへの期待感が上回りました。ユーロ圏財務相会合で、ギリシャ支援が決定した事も買い材料となりました。

 日本株。
 今週は上値トライの週と思われていましたが、突然の人民元切り下げで波乱の週になってしまいました。ちょうどオプションSQの週と重なった事も、振れを大きくしました。売り方は、ここぞとばかりに攻勢を強め、荒れるSQ水曜日には、空売り比率39.2%という過去最高値を記録しました。その結果日経平均は、前週末7日の20,724.56円から今週末の20,519.45円まで209.11円の水準切り下げとなりました。
 しかし、かなりの不透明感を持ったサプライズ材料とそれに乗じた売り方の大攻勢にさらされた日経平均が、200円ちょっとしか下がらないという事は、今後、2万円割れ、あるいは1万8000円台までの調整を予測する筋が満足する為の材料はなんだろうかと考えます。何が起きるか分からないのが相場ですが、筆者には、安倍政権の突然の崩壊位しか思いつきません。
 70年談話が発表になりました。今後の政局の日程では、来月の自民党総裁選はともかく、来年の参議院選挙、再来年の消費税上げと続く試練に、落ちかけている支持率を上げて行かなければなりません。
 来週月曜日に、4-6月期GDPが発表になります。マイナス2%前後の数字が予想され、これは先日の日銀政策決定会合後の会見で、黒田総裁はほぼ認めています。安倍首相の思想は別にして、経済を良くしてくれるからと言う理由で支持する国民は多いと思います。景気が安倍首相の生命線である事はご本人も自覚していると思いますので、何らかのGDP対応政策が期待されます。
 また、爆買いのインバウンド関連の持続性を占う7月の訪日外国人客数が19日(水)に発表になります。7月も記録的な数字が出ると言われていますが。
 筆者は成田と羽田を往復する京成本線で通勤しています。日経CNBCの番組の関係で、行きは9時から11時の成田から羽田行き、帰りは3時から5時の羽田から成田行きと言う、外国人が動く時間帯で、途中浅草やスカイツリーがありますので、外国人の多さは実感しています。しかし、7月特に8月は、6月までの勢いは無い様な気がします。個人の肌感覚なので正確ではありませんが。

 来週の日経平均予想レンジ 20300円―20800円。