2015.08.29 来週の相場。
おはようございます。
 週末28日のNY株。
 ダウは11.76ドル安の1万6643.01ドル、ナスダック15.61ポイント高の4828.32ポイント。NYSE出来高は10億2881万株。
 波乱の週は、週末でようやく落ち着いたようです。ハト派と言われるFRBのフィッシャー副議長が、テレビのインタビューで、「9月利上げの判断は時期尚早だ」と発言し若干混乱しましたが、前日の9%以上の反発に続き、この日も1バレル=45ドル台まで上昇した原油先物が相場を支えました。

 日本株。
 200日移動平均線を割れた日経平均は、しばらくこれ(19040円前後)が上値抵抗線と思われましたが、5日目で突破しました。この200日線が下向きにならないうちに、ここを回復できたという事は、上昇トレンドが終わったわけでは無く、今回の下げが、長期上昇トレンドの中での一調整安という事を表しています。出来れば一気に2万円台に戻し、「あの下げはなんだったんだろう」と言えるようになってほしいところですが、30%台後半の空売り比率は続いていますので、まだ残念ながら、制空権は売り方にあります。
 今年前半ほぼやられてきましたので、それを取り返すべく今回乾坤一擲の勝負に出た彼らも必死です。来週末の米雇用統計から、2週後のFOMCで、9月利上げの結論が出ます。利上げになるかならないかは分かりませんが(筆者は無いと思っていますが)、ここで大きく動く感じです。ここでは売り方が腕力で相場を作る事は難しいと思います。とすればそれまでに利益確定をしたいところです。もう1度急降下爆撃で戦果を挙げるか、ひとまず基地に引き返すか。
 26日のブログと一部重複しますが、
① 空売りはいつか買い戻さなければなりません。
② 中国は成長減速ではありますが、まだ7%の高成長を維持しています。アメリカも利上げしたらリセッションになると言うわけではありません。
③ 4-6月期の日本企業業績は予想以上の増益でした。7-9月期も順調です。 9月に入ると増額修正が出て来ます。

 下値で鯨(GPIF)が久々に動きました。直後に発表になった第1四半期運用実績では国内株の組み入れ比率は6月末現在23.4%となっていますが、昨日日経CNBCのゲストで出て頂いた岡三証券の平川昇二さんの計算では、8月26日現在22%に低下しています。安くなったら鯨が買ってくれることがはっきりしました。この鯨たち(GPIF、共済年金、日銀等)の年度後半の買い入れ金額の推定値は13兆円です。これでもう18500円から下は無くなった感じです。これを見て、19000円で制空権を握る売り方がどう出るか。先は見えてきた感じはしますが。

 来週の日経平均予想レンジ 18800円―19800円。
 テクニカルポイントは 200日移動平均維持 19070円前後
            8月21-24日の窓うめ    19435円
            8月20-21日の窓突入   19737円 
            25日移動平均週央推定  19800円

スポンサーサイト