2015.08.31 9月相場は、
おはようございます。
 7月の上海ショックに続いて8月も上海株に振り回された1か月でしたが、月末に来てようやく落ち着きました。しかし、30%後半の空売りで構成されるマーケットの力関係が解決されたわけでは無く、来週のメジャーSQにかけて波乱が無いとは言い切れません。

 昭和57年(1982年)から手元にある、山岡荘八の徳川家康を読んでいます。4,5年に一回読みたくなるから不思議です。この33年間で、6,7回読んだことになりますが、読む度に発見があります。今関ヶ原の下りですが、天下分け目の東西対決と言われるこの戦いは、実は、西軍、東軍、中立軍の三つ巴戦だったと山岡氏は断じています。相場とまったく同じです。休むも相場と言われるように、相場を休むと言う選択肢を投資家は持っています。しかし、買い方、売り方に比べると弱い勢力のように見えるこの休んでいる勢力は、関ヶ原の戦いのように、売り方買い方と同じくらいの力を持っています。そしてその時の勝敗を決めるのもこの勢力です。
 9月相場は例年売り方有利の感じになります。日本の企業やファンドは上期末の決算をまとめる関係で動きが鈍くなるからです。ただ今回は、アメリカの利上げ論のヤマ場で、日本ではアベノミクスの後半への繋ぎの月で、非常に重要な月です。日米とも関ヶ原に入って来た感じがします。
 公的資金の今年度後半の推定買い余力13兆円(岡三証券平川ストラテジーレポート)、証券会社で休んでいるMRF総額12兆円の中立軍がどう動くか?面白くなって来ました。

 本日の日経平均予想レンジ 19050円―19200円。
ひとまず、200日移動平均線の攻防。7月の鉱工業生産注目。