おはようございます。
 週末11日のNY株。
 ダウは102.69ドル高の1万6433.09ドル、ナスダックは26.09ポイント高の4822.34ポイント。NYSE出来高は8億3239万株。特に新しい材料は無く、FOMCを控えた警戒感の中で、日欧市場の軟調な展開を受けて売り先行でスタートしましたが、売り一巡すると割安株を買う動きが出て続伸となりました。FRBによる9月利上げの可能性については、直前に来ても、市場関係者の見方は大きく割れており、結果が出るまで全く動けないと言うファンドが多い中で、一部ファンドが、ひとまず割安株を買ったようです。

 日本株。
 注目していたSQでは、寄り付きにやはり幅広く予想より多い買い物が入りました。筆者が予想した空売り筋の買戻しの一部と考えられます。ところが、寄り間際に、コア30を中心とした主力株に大量の売り物が来て、SQ値は1万8119円49銭と大きくマイナスになりました。この売り物が、隠れ裁定の単なる清算の為か、現物ファンドの解約を、流動性のあるSQに出したのか分かりませんが、気になるところです。なにか分かりましたらご報告します。

 さて今週は、今世紀最大の上げ幅の日を含むメジャーSQの週でした。
 今回の波乱は、突出した経済規模の世界1位と2位の国が、片や景気減速でアクセルを踏まなければならない時に、片や景気過熱・インフレ警戒でブレーキを踏むタイミングを探っていると言う、なんともアンバランスな不安感が原因です。日経平均においては、2013年のバーナンキショックと言う同質の調整とほぼ同額な調整となった後の、今世紀最大の上げ幅、メジャーSQと考えると、一つの山は越えたと思います。そして、中国が政策の誤りを認め、その上で的確な対策と取ると言明し、アメリカの政策も来週大きなヤマ場を迎えます。

 安倍内閣の後3年の役がスタートしました。大きな相場が作られる時は安定政権の時です。平成バブル相場も、プラザ合意の外圧が原因と言われますが、中曽根内閣の安定5年間が大きく影響していると思います。
 
 「Sell in May, and go away; don’t come back until St Leger day.」
 5月に株を売れ、セントレジャーデーまで戻るなと言われますが、正に今日がそのセントレジャーデー(9月第2土曜日)です。

 今回のFOMCで利上げ確率は直前で5分5分です。しかも、利上げ=売り、見送り=買いが一般的な相場観ですが、これだけ長い間織り込まれて来た材料ですから、蓋をあけて中をのぞいて見たら、あれ?となっているかもわかりません。

 また、前日は日銀政策決定会合です。99%追加緩和は無いと言われていますが、その1%が出たら大きな材料です。直前の景気指標の低調さや、脅かすのが好きな黒田総裁の気質から、確率は1%より大きいと思います。
とにかく、とても面白いところに差し掛かりました。楽しみましょう。

 来週の日経平均予想レンジ 17500円―19500円。

スポンサーサイト