2015.09.13 バブルの話。
おはようございます。
 社会へ出て10年と言えば、若手の中心で、最も元気で最も日本経済に貢献している年齢層です。でもこの年齢層に近い若者たちは、平成資産バブルはもちろんの事、2000年のITバブルも知りません。ですから、筆者がバブルの話をすると、目を輝かせて興味を示します。
 証券界の10年選手と言えば、2007年入社組です。2007年と言えば、小泉郵政内閣からバトンタッチした安倍首相が突然お腹を壊して辞意を表明した年です。その後、福田、麻生内閣の後、政権は民主党に移ったけれど、改革が進むどころか、鳩山、菅、野田と混乱が続き、サブプライムショック、リーマンショックと、夢も希望もない毎日を証券界で送っていたと思います。再びバブルが来て、証券界が活況を呈する事など想像もできなかったと思います。甘利大臣が言う様に、PERの水準から考えて今はバブルではありません。しかし、バブルになるかも知れない。あのクレージーな活況相場が再び来るかもしれないと言う、気配を感じるからこそ、バブルの話に興味を示し始めたのでなないかと筆者は感じます。
 異次元バブル相場を唱えてきた筆者には当然の社会現象だと思います。ただ、そんな筆者でも、所謂土地バブルは最後の最後で、場合によっては起きないかもしれないと思っています。バブルはお金と物とのバランスが崩れた時に起きます。物の方が供給過剰では起きません。例えばゴルフの会員権。ゴルフ人口が減り、企業接待も激減して供給過剰です。再び億カン乱立などイメージできません。
人口減少・高齢化で、空き家が増加し、こちらも供給過剰です。平成資産バブルの再現は、有っても、最後の最後です。無いかもしれません。
 しかし、お金の量は世界的に毎日毎日増えています。片や株の量は、コーポレートガバナンスコードやスチュワードシップ・コードに縛られて供給過剰にはなりません。まずバブルは、2000年のITバブル型から始まると考えています。