おはようございます。
 15日のNY株。
 ダウは228.89ドル高の1万6599.85ドル、ナスダックは54.76ポイント高の4860.52ポイント。NYSE出来高は7億7800万株と低調。FOMCを控えて様子見の中、薄商いながらも値ごろ感の買いでジリジリ水準を上げて、ほぼ全面高で引けました。
明確な数字ではありませんでしたが、8月の小売売上高が前月比0.2%増で、市場予想を若干下回り、9月のNY州製造業景況指数や8月の鉱工業生産が低調だったので、「利上げ遠のく」と言う空気が次第に相場を押し上げたようです。NY株も煮詰まってきた感じがします。

 日本株。
 昨日は買い先行となり、よく分からない内に日経平均は朝方300円以上も値上がりしました。簡単に1万8000円を割れた前日の下げもよく分からなかったですが、日銀政策決定会合を前に買い戻しが入ったと理由づけましたが、この上げもよく分かりませんでした。事実、一部に期待されていたサプライズが不発に終わっても、それほど大きく売られる感じはありませんでした。
 今回の調整で、日経平均予想PERは14倍台前半、個別でも、増益銘柄が信じられないほどの低PER・低PBRになって、「絶対的株価水準」と考えられる銘柄も増えています。さすがに、先行していた空売りファンドは、この1万8000円どころで、利益確定に動いているようです。ただ、高水準の空売り比率は衰えず、引き続き攻撃するファンドも多数ある事と、株価への寄与率を高めるレバETFの、組成側(野村証券)のヘッジ売買で、ボラティリティーの高いマーケットはもう少し続きそうです。
 レバETF人気は個人投資家にも広まって、少ないエネルギーを更に偏ったものにし、個別株人気がなかなか戻りません。こういう時は焦らず、「絶対的株価水準」と思われる銘柄をコツコツ仕込む時と思います。利益をしっかり上げている企業のPBRが1倍を大きく割れているのは異常です。いずれ1倍を回復すると思います。なぜなら、日本は安倍政権3年間のデフレ脱却の本当の戦いに入ったからです。筆者は「後3年の役(戦い)」と名付けました。そしてこの戦いは、安倍、黒田の両大将に流れ弾でも当たらない限り、勝利の可能性は極めて高いと思います。但し、「絶対的株価水準」銘柄を信用でやるのはどうかと思います。「信用取引実践編」で検索して、「第1回信用取引と「時」、を読んでからにして下さい。平易な文章の面白い読み物でもあります。

 本日の日経平均予想レンジ 1万8000円―1万8300円。