2015.09.26 来週の相場。
おはようございます。
 週末25日のNY株。
ダウは113.35ドル高の1万6314.67ドル、ナスダックは47.98ポイント安の4686.50ポイント。NYSE出来高は9億7607万株。
 イエレンFRB議長は24日引け後の講演で「年内利上げは適切」とし、海外経済の減速については「現時点で金融政策の方向性に大きな変更を与えるほどではない」と発言しました。先週のFOMC後の会見では、利上げ見送りの理由として、海外経済の減速を強調し株価下落の原因となりましたが、今回の講演と、同日発表された4~6月期の実質GDP確定値が前期比3.9%増と上方修正されたこともあって買いが入り、ナイキの急騰(9%高)もあってダウは一時263ドル高までありました。しかし、午後に入ると、22日に発表されていたヒラリー・クリントン前国務長官の薬価高騰の規制案や、バイオ関連株はバリュエーションが高いので、利上げの影響を受けるとして、バイオジェンなどのバイオ株が軒並み下げてナスダックがマイナスに落ち込んだ為、ダウも急速に伸び悩みました。
 
 日本株。
 昨日番組で、大和証券の木野内栄治氏が出演して、今回の安保騒動と日本の趨勢について次のような事をおっしゃっていました。「60年安保を仕上げた岸内閣が退陣した後、池田内閣の所得倍増計画が登場し、70年安保の佐藤内閣の後、田中内閣の列島改造論が発表された。今回の安保の後が、GDP600兆円だ」との事でした。
 ただ、所得倍増計画や列島改造論と比較したら、GDP600兆円はいかにも弱いですね。600兆円でも実現不可能とエコノミストが言っていますので、現実的ではありませんが、やはりここはGDP1000兆円でしょう。その位ないと所得倍増計画や列島改造論と対比出来ない感じですが、この流れには期待したいですね。氏のレポートを見ても、安保が終わり、「政治の季節から経済の季節に」と述べています。
 2749 JPHDが昨日急騰しました。筆者が1か月以上前ですが8ページの大作(?)レポートを書いた銘柄です。アベノミクス「新3本の矢」の中の子育て支援策に反応した為です。「新」ではないとの批判もありますが、「旧3本の矢」が考えられるすべての範囲を網羅していましたから、「新3本の矢」は、「旧」の実践と、現実に即した更に細かい対応という事になります。これで良いと思います。
 ともかく、先日のブログでも書きましたが、選挙の季節に既に入っています。これから色々な政策が出て来ます。株式市場にとって悪いわけはありません。と言うよりも、今の市場を救うのは、政策しかないと言っても良いでしょう。昨日の市場が、この子育て支援だけでなく、不動産や建設等内需系が強かったのはその表れでしょう。
 
 さて、来週の日本株ですが、引き続き海外次第の展開はやむを得ないところです。
注目のイベントは、週末金曜日のアメリカ9月雇用統計と、国内では10月1日(木)の日銀短観です。アメリカの雇用は良好ですが、短観は前回より1-2ポイント低下するかもしれません。

 来週の日経平均予想レンジ 17450円―18450円。
 昨日の安値17483円が2番底になる為には、まず9月17日の高値18468円を抜かなければなりません。2番底どころか、9月8日の現在の1番底17415円を切れたらまた考えましょう。(このリスクがまだ残っているのが、買い場が来たと感じている投資家でも今一手を出せない理由ですが)

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