2015.10.10 来週の相場。
おはようございます。
 週末9日のNY株。ダウは33.74ドル高の1万7084.49ドル、ナスダックは19.68ポイント高の4830.47ポイント。NYSE出来高は9億2134万株。引き続き、9月のFOMC議事要旨で、利上げが遠のいたことが、相場を支えているようです。原油価格の底入れ感、日本や中国、欧州のリバウンド的株高も影響していると思います。最も、世界的な株価の戻りは、アメリカ自身の利上げが遠のいた事が原因ですが。ダウはその結果、6連騰で800ドル高となりました。来週から本格的に7~9月期決算が発表になります。見通しはあまり良くありませんが、それも、「更に利上げ遠のく」で株高要因になるかも知れません。

 日本株。
 投資主体者別売買動向9月第5週分(9/28-10/2)が発表になりました。外国人投資家は現物先物合計で6798億円の売り越しで、9月月間の売り越し額は、なんと3兆4014億円と、現物・先物合計では、統計開始以来最高水準の一つです。これで、6月からの連続4か月間の売り越し額は、8兆2453億円になります。よくぞこれだけ売ったものだと感心します。しかし、もっと感心するのは、よくぞ売れたものだ、という事です。特に8月からの売り攻勢はすさまじく8週連続で7兆円近くも売りました。この9月第5週分にかかる9月29日に日経平均1万7000円を割れたところで、日銀はじめ公的資金が2400億円買ったこともありますが、このすさまじい売りをしのぎ切ったという事は、日本株の底力だと思います。日本株の底力という事は、日本経済の底力と言う意味ではりません。日本国内のカネ対株のバランスです。金融はグローバルなものですが、それでも国ごとの「溜まり」があります。日本の個人金融資産はついこの前まで「1000兆円」でしたが、今は「1500兆円」です。日本市場に自信を持ちましょう。
 来週は内外ともに大きなイベントはありません。8日(木)からブックビルディング期間に入った郵政3社の話題でいっぱいでしょう。ブックビルディング期間は実質的申込み期間でもありますし、代金を添えて申し込みますから、実質受け渡し期間でもあります。つまり、需給の悪化となる郵政上場問題は、実質終わっている事になります。後は、人気を煽るのみです。
多くの投資家がだんだんファイティングポーズを取ってくると思います。まずは、9月9日の1343円高の日の18770円51銭を抜けたら、やる気も出てくるのではないでしょうか。

 来週の日経平均予想レンジ 1万8000円―1万8800円。