2015.10.24 来週の相場。
おはようございます。
 週末23日NY株。
 ダウは157.54ドル高の1万7646.70ドル、ナスダックは111.81ポイント高の5031.86ポイントと、前日の急騰に対する利確をこなして続伸。特にナスダックは2.27%の上昇で、約2カ月ぶりに5000ポイントの節目を上回って引けました。NYSE出来高は10億0485万株。
 中国人民銀行が23日、銀行金利の自由化と同時に政策金利を0.25%引下げました。ECBのドラギ総裁が12月の追加緩和を示唆している事と相まって、買い先行で始まりました。一時、利益確定の売りで上げ幅を縮小する局面もありましたが、午後に上昇基調を取り戻して引けました。決算好調で、マイクロソフトが約10%急騰したほか、アマゾンが6.2%高、アルファベットが5.6%高などで、ナスダックの上昇は100ポイント以上になりました。緩和継続が生なかのことでは変わらないと認識した市場は、業績や景気指標の強さをも好材料としてとらえる様になって、道に迷っていた市場は、株価上昇のメインストリートに戻って来ました。

 日本株。
 次々と重要なテクニカルポイントを抜いて来ました。18500円のところで、一部をヘッジしながら、あるいは有望銘柄を買う一方、そうでないものを空売りするロング・ショート型の一般的ヘッジファンドがプラスになりました。75日、200日移動平均線のある19100円台を突破すると、ロングオンリーのファンドもプラスになります。勿論個人投資家の皆さんもだと思います。その前に、昨日25日、75日、200日移動平均かい離率を足した「総合かい離」がプラスになりました。
 9月9日1343円高の18770円を抜くと景色が変わると申し上げて来ましたが、19100円台を抜くと、投資家の財布の中身が変わります。まさに陰から陽、売りも買いも出来る元気な相場に戻ります。当然、来週はこの75日、200日のある19100円台の攻防戦となります。
 欧州、中国と続いた金融政策は、サプライズ気味な好材料となって株価を押し上げました。来週は、アメリカと日本の番です。この流れに掉さして加速度がつくのか?それとも?
 筆者は、何も出ないと思っています。アメリカは既に利上げ無期延期のセンチメントです。これ以上の金融支援材料は出ようがありません。日銀も30日の政策決定会合の前日、9月鉱工業生産、当日朝CPIが出ますが、この数字が余程悪くない限り、株価がこれだけ戻ると、追加緩和の蓋然性が無くなります。11月16日のGDPが2期連続のマイナスになった時の、11月19日の政策決定会合の時ではないかと思っています。つまり、来週期待するイベントは期待外れに終わる可能性があります。しかし、株価上昇のメインストリートに戻った市場は、大きな下げは無いと思っています。期待外れなのに大きな下げが無かったら、空売り筋はアウトです。更なる買戻ししかありません。
 決算が佳境に入ります。アメリカ経済の実態が見える信越化学、同じように中国を見るファナック、アメリカ株に大きく影響するアップルが27日(火)です。
 原油が45ドルを下回って来ました。注意です。しかし、為替が121円台で円安シナリオがフリーズしてしまったボックス圏を抜けそうです。この辺の綱引きを見ながら、
 来週の日経平均予想レンジ 18500円―19400円。

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