2015.11.28 来週の相場。
おはようございます。
 週末27日のNY株。
 ダウは14.90ドル安の1万7798.49ドル、ナスダックは11.38ポイント高の5127.52と、感謝祭明け短縮取引でまだ市場参加者は少なく、来週の雇用統計を控えている事もあり、方向感のないまちまちの動きでした。NYSE出来高も3億8839万株と超閑散でした。 ただ、ウォルト・ディズニーは、傘下のスポーツ専門チャンネルESPNの契約者が1年間で3.2%減少したことが嫌気されて3%安と売られていました。 
市場の注目は、本格スタートした年末商戦の行方です。今のところ前年より若干低調ではないかと言われています。

 日本株。
 少なくともタッチはすると思われた日経平均2万円は、あと5円ほどで届きませんでした。その理由については、昨日書いた、外国人投資家の都合がありますが、そのほかに、日経リンク債の攻防もあるようです。12月のメジャーSQまで2万円を付けたくない筋もあります。
 さて、2万円を付けるか付けないかと共に、その後どう動くかを決める重要な週が来週です。日本では30日(月)の10月鉱工業生産と12月1日7-9月法人企業統計が重要です。その日には中国の11月PMIも出ます。海外では12月1日11月米ISM製造業景況感、3日(木)にECBの定例理事会やFRBイエレン議長の議会証言、週末4日には11月の米雇用統計等重要イベントが盛り沢山です。雇用統計が最も重要ですが、その前のECB理事会での追加金融緩和があるかないかでマーケットは大きく動くかも知れません。年初1月22日のECB量的緩和スタートが、日経平均では1万7000円前後から4000円近い上昇の口火となった実績があるからです。マイナス金利実施で夢よ再びと考える投資家もいるでしょう。そうなる事を期待しますが、上海株の下げ、原油先物の動きは嫌なところです。
 短期的な無難な投資法としては、「ここは若干手をすかし、余裕を作ってマーケットを見る」でしょうか。昨日まで香港の投資家(日本株の)回りをしていた筆者の友人の話では、多くのヘッジファンドが、どっちに動いても良い様にしてあると言っていました。筆者の持論、今の日本株は長期で見たら「4合目」はまったく変わっていませんが。

 来週の日経平均予想レンジ 1万9700円―2万200円。