おはようございます。 
 1日のNY株。
 ダウは168.43ドル高の1万7888.35ドル、ナスダックは47.64ポイント高の5156.31ポイント。NYSE出来高は8億6791万株。
 注目のISM11月製造業景況指数は、50を3年ぶりに割り込みました。6月からの数字が、53.5、52.7、51.1、50.2、50.1と低下して来ていた為、今回は50を切るのではないかと心配していましたが、やはりと言った感じです。今月のFOMCでの利上げが確定的になっていますが、果たしてこの数字で利上げ出来るのかと、筆者は今でも思っています。11月の新車販売前年同月比1.4%増、建設支出も前月比1.0%増もあって、ダウは上昇しましたが、ISMの数字を見てマーケットは負の反応(利上げ遠のく)をしたのではないかと思っています。
 
 日本株。
 昨日は予想外の日経平均2万円乗せとなりました。寄り前に発表された法人企業統計で、設備投資が予想を大きく上回る11.2%増となった事が寄与しました。設備投資は今も今後も厳しいと言われていましたが、そうではないと筆者は主張してきました。この度発行されました共著NISA本3冊目の「NISAで賢い株式投資」でも、生産の国内回帰、老朽設備更新時期、労働力不足に対する省力化投資で、日本国内の設備投資は増えると、詳しく解説しています。
 さて、そうは言ってもまた2万円手前ではね返されると思われていた日経平均は、午前中リンク債関係と思われる値押さえで下押す場面もありましたが、マーケットラップの放送中、「抑えきれない感じがする」と解説した15分後に2万円を突破しました。2万円間違いなしと思われた11月27日には、アローズはカメラマンでいっぱいでしたが、昨日は誰もいませんでした。これが相場と言うものです。
 2万円は突破しましたが、超目先ではリンク債のノックアウトを狙った筋は目的を達成しましたので、もう買い上がる事はありません。空売り筋も分かっていますから、超困ってはいますが踏み上げ爆発という事もありません。粛々と2万円時点の需給をこなすと思います。ニューマネーの買い方は、今まで通り値を押さえながら、まだ買えていない分を買うでしょう。
 野村証券のインベストメントフォーラム2015が今週1週間開かれています。今まで最高の海外投資家が参加しています。彼らの関心は「自分達が知らない日本株」です。中小型株、はては地方銘柄まで関心が及んでいます。その為野村証券は個別ミーティングを設定しますが、ブルムバーグによるとその数なんと5500件に上ります。来年は個別株の出世競争が始まりそうです。ヒントは、コーポレートガバナンスコードを受け入れ実践できる企業です。

 本日の日経平均予想レンジ 1万9900円―2万100円。