2015.12.05 来週の相場。
おはようございます。
 週末4日の NY株。
 ダウは369.96ドル高の1万7847.63ドル、ナスダックは104.74ポイント高の5142.27ポイント。NYSE 出来高は10億0252万株。
 朝方発表された11月雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月比21万1000人増と市場予想の20万人を上回り、失業率も5.0%を維持しました。これで、15、16日のFOMCでの利上げ確率が更に高まり、買い先行で始まった市場は、経済が利上げに耐えられるとの自信と、直前の400ドル安の買い戻しで大幅高となりました。また、失望を与えていたドラギECB総裁ですが、この日NY講演で、一歩進んだハト派的な発言をしたことで安心感が広がり、後半急激に買いが入り、全面高の終了でした。
 ただ、注目のOPEC総会ですが、減産に至らない見通しで、原油先物が急落し、一時40ドルを割れました。おそらく減産しても、減産額に見合う価格上昇がない減収になると予測していると思われます。中国中心の世界景気減速は根深いと思われます。この辺は要注意です。

 日本株。
 ユーロ圏PMIが堅調な状態なのに、追加緩和の喫緊性があるのかという反対意見で中途半端な結果になり、ECBは市場の失望を買ってしまいました。昨日の日本株はそのあおりを食ってECBショック的な動きとなりました。週末でしかももう一つのイベント米雇用統計を控えて押し目買いを入れにくい事が、余分な下げになったと思われます。
 しかし、最近買いに出ている指導的・指標的なファンド筋は喜んで買った様です。聞くところによると、2万円以下で買う予定額の3割ほどしか買えなくて若干焦っているとの事。昨日の下げで2万円以下滞在時間が少し長くなりそうですので、どれ位買えるでしょうか。ここで十分買える事を期待します。因みに彼らのひとまずの売り目標は2万5000円の様です。筆者の来年の高値目標と同値で、さもあろうと言ったところです。今年許された日経平均採用銘柄の平均PERは4月28日の18.19倍でした。現在の日経平均EPSは1270円位ですが、125円以上の円安を条件に来年10%の増益で1397円。18.19倍で2万5411円となります。来年も、デフレ脱却(CPI恒常的に2%)の努力が続くので、前向きに株を楽しみましょう。
 さて目の前ですが、日本を離れた週末の世界の株は、NYでUターンです。来週も2万円挑戦が続くでしょう。ここはあせる必要はありません。ゆっくり個別株を選んで行きましょう。8日(火)に高田の馬場の2749JPHDを訪問します。
 来週のイベントは、7日(月)10月の景気動向指数、黒田日銀総裁講演(午後0時45分以降、東京・虎ノ門ヒルズ森タワー)、10月の景気動向指数(午後2時)、8日(火)7~9月期のGDP改定値、11月の景気ウオッチャー調査、9日(水)10月の機械受注、11月のマネーストック、10日(木)10~12月期の法人企業景気予測調査、11日(金)メジャーSQと意外にいろいろあります。海外は、8日(火)11月の中国貿易統計、米レッドブック週間小売売上高、9日(水)11月の中国消費者物価・卸売物価、10日(木)米週間新規失業保険申請件数、11日(金)11月の米小売売上高、12月のミシガン大消費者景況感指数、12日(土)11月の中国鉱工業生産、小売売上高、都市部固定資産投資と言ったところです。

 来週の日経平均予想レンジ 1万9500円―2万300円。