おはようございます。
 12日のNY株。
ダウは117.65ドル高の1万6516.22ドル、ナスダックは47.93ポイント高の4685.92ポイント。

 日本株。
 さすがに昨日は、中小型個別株中心の投資で、この下げでも比較的余裕のあった投資家筋も震撼するようなマザーズの下げでした。セリングクライマックスは、出来高に現れますが、この様に強い銘柄で売る必要のないものまで売らされる現象も、セリングクライマックスの一つの形です。おそらく、追証による合わせ切りだと思われます。
 それにしても悪材料山積ですが、今の材料を列挙しますと①中国経済不安、②および元安・株価の混乱、③原油安、④それによる産油国のファンド売り、⑤円高、⑥中東および北朝鮮地政学的リスク⑦アメリカ経済・利上げの不透明感・減益企業業績、⑧移民が押し寄せる欧州経済、⑨ロシアの経済危機、まだありそうですがひとまずこれくらいにして、一つ一つ潰して行きたいと思います。
 まず①と②については、先は見えたと思います。共産資本主義の為遅々として進まなかった生産調整は、11日に李克強首相が「市場原理に任す。弱い企業は倒産させる」と言明しました。同じく金融当局は「元がさらに大幅に下がると言う想定はばかげている。透明で信頼できる通貨バスケットを確立する事で元は安定する」としています。③は日本にとっては大きな好材料です。昨年1年間で8兆円もの巨額資金を産油国から獲得しました。その事実が無視されていますが、無視され続ける事は考えられません。⑤は追加緩和期待材料とも言えます。⑦少なくとも利上げが出来る経済を持っているのはアメリカだけです。雇用統計の強い数字が物語っています。企業業績は4-10%の減益と予想されていますが、逆に日本は今の円高でも4-10%の増益予想です。⑧ユーロ圏総合PMIはずっと50を超えています。勿論今も安定しています。
 残りは④産油国ファンド売りと⑥地政学的リスクと⑨ロシア危機となります。つまりこれらを見ながら売られたところを買えば良いという事になります。
 昨日の騰落レシオ25日は57.8、日経平均は25日移動とのかい離が8.61%になっています。テクニカル的にはいつ反発してもおかしくない状況にあります。
 世界最大のSWF、ノルウェーの当局者が現在の株式組み入れ比率60%を見直すと報道されています。当然リスクオフで組み入れを下げると思っていましたが、逆に上げるとの情報もあります。マジ?と言う感じですが、本当だとしたら、さすがはバイキングの国、痛快ですね。

 本日の日経平均予想レンジ 17250円―17700円。
 昨日と同じです。昨日は下限が若干ブレイクされましたが、今日は上限がブレイクされることを期待します。ただし、80%の希望と20%の勘です(心細い?)。