2016.01.23 来週の相場。
おはようございます。
 週末22日のNY株。
 ダウは210.83ドル高の1万6093.51ドル、ナスダックは119.12ポイント高の4591.18ポイントと続伸です。NYSE出来高は11億9521万株。
 前日のECBの追加緩和の示唆を受けて、アジア・欧州株が急騰した為、買い先行で始まり、ダウは一時250ドル高になりました。原油にも買い戻しが入り、WTIは日本時間7時現在32.25ドルとなっています。

 日本株。
 前日の訳のわからない下げに続いて、昨日は訳のわからない上げ。どうなっているのかと言うところでしょうが、これこそファンドの市場占有率が80%を越している日本株の特徴です。取引所が外国人やファンドの使いやすい市場になるように努力してきた結果です。かって取引所の株主総会(その時は株主は証券会社だけ)の時、神戸のある証券会社の社長さんが、取引所の方針に対して「このままでは中小証券はつぶれてしまう」と言ったら、当時の斉藤社長は、「中小証券がつぶれても日本はつぶれないが、取引所がつぶれたら日本がつぶれてしまう」と答弁した事を、情報担当執行役員として出席していた筆者ははっきり覚えています。
 その後に斉藤社長はこう言いました。「文句があるならファンドより多くの注文を取ってこい」。中小証券のお客様は主に個人投資家です。つまり個人投資家がファンド以上の注文を出さなければ、取引所は益々ファンドに便利な改革をしていき、個人投資家には使い勝手の悪い取引所になって行きます。
 現実を嘆いてこんなことを言っているのではありません。筆者はいつも前向きです。この現実を逆手にとってなんでもできるのが個人投資家です。
 ファンドがヘッジをする時は、相場観や投資家としての感情を一切入れません。入れていたらファンドはすぐ破たんします。下げる時はひたすらヘッジ売り、上げる時はひたすらヘッジを解く。それだけです。その習性を余裕を持って利用すれば良いだけです。勿論、ヘッジ売りがどこで止まるか分かりません。この余裕は現物取引の世界です。信用取引をしている投資家は、筆者の「信用取引実践編」(一発で検索できます)をお読みください。
 さて、相場が大底を打ったかどうかはまだ分かりませんが、しばらくヘッジ解消の買いが入りますので、18000円位は有るかも知れません。継続して上がるかどうかは、上海総合指数がまず3000ポイントを回復して、3500ポイントに向って動く事が最低条件です。すべての道は中国に続くです。詳しくは明日。

 来週の日経平均予想レンジ 16800円―17800円。

 今日は水戸証券本店営業部主催の講演会が東京証券会館で開かれます。そこでじっくり説明します。