2016.02.06 来週の相場。
おはようございます。
 週末5日のNY株。
 ダウは211.75ドル安の1万6204.83ドル、ナスダックは146.42ポイント安の4363.14ポイントと大幅反落です。
注目の1月の雇用統計の非農業部門の雇用者数は、前月比15万1千人増と発表されました。前月の26万2千人から急減速し、市場予測19万人を下回りました。この数字は利上げ観測を後退させるものですが、失業率が前月から0.1ポイント低下し4.9%となったので、米国としてはほぼ完全雇用状態で、それによって雇用者が増えにくくなっていると理解され、逆に追加利上げへの警戒感が高まりました。1月の雇用者数の増加幅は20万人を下回りましたが、12月は下方修正ですが、11月は28万人に上方修正され、直近3カ月の平均は23万1千人と目安の20万人を上回っています。
 製造業の不調が、ISM非製造業に波及し、今回の雇用統計が注目されていましたが、発表数字が微妙だった為、強弱意見が交錯しました。上記のような意見が多かったようですが、この数字に対して「雇用も低調で、利上げ先延ばし」と取る意見もあります。
とにかく、微妙な雇用統計の数字だった為、ここ2日上がっていた事もあり、ひとまず米投資家は株売りの判断をした様です。
 来週、イエレン議長の議会証言がありますが、今の様なマーケットセンチメントでは、強気を言っても弱気を言っても売られそうです。

 日本株。
 流動性を中心に考える筆者としては、将来の大相場の芽がどんどん太くなっていく感じを受けていますが、目先これだけ下がると、投資家はたまりません。原油、為替に加え、米国経済の不安まで出て、反発のきっかけすらつかめません。頼みの国内企業の業績も、日経平均予想EPSは昨年大納会の1223.16円から昨日現在1137.23円と増えるどころか大きく減少しています。東芝を始め主力企業の下方修正が響いています。
 来週は、木曜日が建国の日で休場で、翌日がSQと言う変則の週になります。最後の波乱があるかも知れませんが、環境に流されていては相場は儲かりません。信用取引の枠を考えている投資家は冒険できませんが、今年最後の買い場になるかも知れません。
 「原油を売っていた当たり屋筋が資金を引き揚げた」「中国国家外為管理局は適格外国機関投資家資本規制緩和」「ECBドラギ総裁はさらなる追加緩和の必要性を強調」等、変化の芽もありますよ。

 来週の日経平均予想レンジ 16300円―17300円。

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