おはようございます。
 週末12日のNY株。
ダウは313.66ドル高の1万5973.84ドル、ナスダックは70.67ポイント高の4337.51ポイントと6日ぶりの大幅反発。NYSE出来高は11億5950万株。
 このところの世界株安の原因だった欧州金融不安の中、ドイツ銀行が、50億ドル相当の上位債を買い戻すと発表し、11.8%高。また、ECBも不良債権買い入れでイタリア政府と協議と、イタリア財務省が発表した為、欧州株価が軒並み反発しました。ロンドンのFTSE100の反発は5カ月ぶりの大きさで、イタリアも5%近い大反発でした。この流れを引き継ぎ、NY市場も銀行株を中心に買い戻しが入りました。
 原油先物もWTIは3.23ドル(12.3%)高の1バレル=29.44ドルと反発し、1月の小売売上高も市場予想を上回りました。前日の悪材料がすべて良い方向へ反転した一日でした。JPモルガンは8.3%も上がっています。

 日本株。
 昨日の日経平均1万5000円割れは、流動性を基準に相場を考える筆者としては、あほらしくて解説に力が入りませんでした。今週はSQ週でしかも前日が休場と言う、デリバティブ取引にとってやりにくい週なので、暴風雨に飛ばされないようにしましょうと申し上げて来ましたが、あまりの値動きに翻弄されてしまった方も多いと思います。特に最後の2日間は今まで頑張っていた有望個別株まで、追証の合わせ切りで下げた為、苦しかっでしょう。4875メディシノバ、7771日本精密は下げなかったので買えなかったかもしれませんが、2352エイジア、4304 Eストアーは買えましたか。
 さて、昨日の日経平均予想PERは12.97倍で、岩盤層13倍に到達しました。総合かい離は何とマイナス53%です。更に、年初からの下落率は21・4%と、2000年のITバブル崩壊時とほぼ並びました。また、1800円を超えた週間下げ幅は、リーマン・ショック直後の2008年10月以来の大きさです。
これだけ役者(ITバブル・リーマン・ショック)が揃って、セリングクライマックスと言わずになんというのでしょうか。しかも、SQの週が明け、欧米株も反転の兆しです。来週は戻りを試す事になるでしょう。展開次第では、昨年同様「買った者が勝つ」事になると思います。

 来週の日経平均予想レンジ 15300円―16300円。