おはようございます。
 4日のNY株。
 ダウは99.65ドル安の1万7651.26ドル、ナスダックは37.58ポイント安の4725.64ポイントと続落。NYSE出来高は10億1914万株。
 4月のADP雇用報告は、非農業部門の民間就業者数が前月比15万6000人増と、20万人の市場予想を大きく下回りました。ダウは売り先行でしたが、その後発表された3月の製造業受注は2カ月ぶりに前月比プラス、4月のISM非製造業景況指数も市場予想を上回った為、下げ幅を縮小しました。

 日本株。
 CME日経平均先物は1万5910円でした。

 「投資道場」4日目 企業と投資家の時間軸の違いを自覚する事。
 ここまで順調に株価を上げて来た日本精密ですが、2014年12月から半年ほどの揉みあい期間に入ります。投資家の収益期待の時間は、早ければ3週間、長くても3か月程度です。買ってから3か月さっぱり動かなかったらかなりの失望感に襲われます。しかし、企業は最低3年後を見据えて動いています。中期経営計画の最終年が3年後と言うのが、それを物語っています。期待した業績発表が意外に平凡だったりする事はしょっちゅうですね。企業の時間軸と、投資家の時間軸が、大きく違うという事を自覚していれば、投資家に「待つ]余裕が生まれ、それが強い投資家の1つの条件になります。
 また、日本の優秀なものつくり企業の多くは、OEM供給をしています。言い換えれば、一流企業でもほとんどが「下請け」です。自社の作っているスマホ部品を大々的に宣伝している企業を見た事ないでしょ。重要な秘密の部品ですから宣伝は出来ないのです。ですから皆地味な企業です。そこに光を当て、その企業の良さを紹介するのが筆者の使命と思っています。
 さて、日本精密の半年間の揉みあいに入るきっかけになった、高値を付けた時の過熱感(25日線との異常かい離)でしたが、大きなかぶせ陰線が出ていたことも、1部売却を許容すると申し上げた理由です。酒田五法によると急騰した直後の押しかぶせるような長い陰線を売りタイミングとしています。この場合もピタリで、株価は200円割れまで調整しました。しかし、200円を割れても当道場のロスカットポイント(後にじっくり解説)には触れておらず、持続です。従って、200円から290(ザラバを含む)円ほどの揉みあいゾーンがありましたので、相場巧者は結構おいしい期間だったそうです。
 当道場では株価の基準は終値を基にします。「すべての情報は終値に集約される」というダウ理論に基づきます。2015年1月4日と4月6日に高値を抜く値段がザラバで有りましたが、ここは買い乗せのタイミングではありません。4月22日の終値273円がそのタイミングでした。ここで、2度目の買い乗せです。ピラミッティング投資法により、1度目の買い乗せ株数(3000株)より少ない2000株とします。これで持ち株は1万株になりました。
しかし、ここから前回より長い、2016年2月までの大揉みあい期間に入ります。この間、強い投資家になる為の重要な局面が、数回登場します。順調に来ているが期待ほど伸びない数字の試練は、正に時間軸の相違です。強い投資家になる為の例として日本精密を選んだのは、色々な要素を含んでいるからです。その重要局面の解説は次回。

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