おはようございます。
 週明け6日のNY株。
 ダウは113.27ドル高の1万7920.33ドル、ナスダックは26.19ポイント高の4968.71ポイントと反発しました。NYSE出来高は8億8058万株と低調ですが。
 前週末の5月の米雇用統計を受けて、利上げ観測が後退した事と、午前中に発表された5月労働市場指数が7年ぶりの下げ幅だった事、原油価格がしっかりいていた事で買い先行の展開となりました。
 午後に、注目のFRBイエレン議長の講演がありましたが、雇用統計の内容に失望を示し、利上げ時期の見通しに言及しませんでした。しかし、経済の先行きには楽観的な見方だったため、マーケットフレンドリーな講演と受け取られ、ドルと株双方、堅調に推移しました。

 日本株。
 イエレン議長が失望を示した5月の雇用統計ですが、日本では短期的な数字と見なされました。4月からストライキに入っていたベライゾンの従業員に 給与が支払われていなかったため、統計上は失業者で、その数3万4000人。ストは妥結し、従業員は6月1日付で職場に復帰していますので、6月の雇用者数はそれがプラスされます。また、製造業で雇用減少が目立ちましたが、これは過剰在庫調整の為の生産減により雇用が抑えられたもので、これも調整は終わっています。昨日は、この様な冷静な見方が広がり、朝300円下げた日経平均は引けにかけで下げ幅を縮小しました。
 しかし、雇用統計の中で、時間当たり賃金は前月比0.2%(0.05ドル)増、前年同月比2.5%増となっていますが、米国のエコノミストは、インフレ率2%を達成するには時間当たり賃金が3─3.5%増加する必要があると見ています。この見方は、外国人投資家の日本株に対する見方にもつながっていて、日本の賃金上昇こそがデフレ脱却の条件と考えています。「日本の賃金が上昇したら日本株をもっと買う」とはっきり言っているファンドもあります。これからの日本の賃金状況により注目です。
 本日の日中のイベントはありません。欧米株価、原油の堅調をバックに強含みの展開でしょう。後は、波乱があると言われるメジャーSQ週の火曜日です。為替を見ながらのと言うところでしょうか。昨日は個別株も低調な動きでした。今日は少し買いが入るでしょう。

 本日の日経平均予想レンジ 16600円―16700円。 波乱があるかは為替次第、売り屋ファンドの仕掛け次第。どちらにしてもバタバタしない事です。

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